外@ヴィオレッタ > 「……、うふふ、ねえ?ところでジェンヌさん。」「──────今〝 好きな方〟ってえ、いらっしゃるんですかあ?」(それは酒が程よく回ってきた頃合だったか。会話が弾んできた頃合だったか。彼女はバーのカウンター隣に腰掛ける貴方にたいし、不意に、今日という日にはそんなことを問うていたと思う。時刻は【20時30分】。研究員たちは仕事を終えて、寮に戻るなりなんなりとそれぞれの時間を過ごしているに違いはないでひょう。仕事を終えた彼女達はたまたま廊下ですれ違ったのか、或いはエレベーターで一緒になったのか。兎にも角にも仕事終わりに2人で『バーに行く』そんな『イベント』が発生する自体になったのは言うまでもない。) (1/8 17:44:01)
外@ヴィオレッタ > (カラン。)(やや溶けた氷が崩れて鳴り響く。〝お酒が回ってきた 〟と言っても彼女自身は酒に手をつけることなく、アイスティーにストローをさして貴方と席を共にするぐらい。柔らかな微笑みを浮かべながら、小さく首を傾げて彼女は呟いた。)「私、誰かの『恋バナ』って、とぉ〜〜〜〜〜っても好きなんですう…♡」「聞いているだけで胸がキュンキュンしちゃうというかあ、にやけちゃってえ。」「……私の隊って女性は勿論…こうして仲良くお話をしてくれる方もいないんですよう。………プライベートなお話は勿論なし。」「 ジェンヌさんって男性からも女性からもとぉーーーっても〝 好かれていらっしゃる〟でしょう?」「今の〝 若い子〟って、やっぱりどんな感じなのかなあ〜〜っ、なあんてえ。……、思っちゃったりい……………」(薄く目を開ける彼女は、ノイズの走るその視線で貴方をやんわりと見つめていた。ストローを軽く回し、底に溜まった濃度の高い烏龍茶を上へとまた浮かせる。) (1/8 17:44:04)
Pinky@Jenne > 「おやおやァァァ........................」(彼女がカクテルが入ったガラスを呷っては、テーブルに置いた、その瞬間の事だった。貴方が胸踊らせながら、色恋沙汰の話を始めたのは。)(彼女は表情一つ変えることなく、いつもよりほぉんの少しピンク色に染まった頬で、貴方の問いに答えるの。)「そうだなァァァ.............................私は今、君の瞳に夢中だよ?そのノイズ混じりのとろんとしたパープルの、宝石のような瞳が愛しくて愛しくてたまらないさ。」(『誰か好きな人はいるんですか』なんて質問には、いつものようにほんのちょっぴり口説いて、あとは濁してお仕舞。) (1/8 18:15:53)
Pinky@Jenne > 「恋バナなんて言葉、久しく聞いていなかったけれど。」「私はそんな恋愛なんて呼べるようなもの、一つもしていやしないよ。ただ、みんなのそばにいてあげて、その代わりにみんなにも私のそばにいてもらうだけさァァァ............」「あれだよ、人肌が恋しくなるときがあれば、寄り添って、寄り添われて、それだけでじゅーーーーぶんに。」「"シアワセ"だろう?」(彼女にも、恋愛なんてのが何かなんてよく分かっていないみたい。彼女ははぁぁ、と熱い息を溢しながら、いつもよりちょっぴり饒舌に恋愛観を語ってみたりしてさ。それから、じぃぃって君を黙って見つめてみたあと、ようやく口を開いて。)「ヴィオレッタちゃんは、今は好きな人はいないのかい?」「私も、わくわくするようなぁ。」「君のお話が、聞きたいなぁ。」 (1/8 18:16:03)
外@ヴィオレッタ > 「ま、…うふふっ。もぉ〜〜〜〜っ。お口がお上手なんだから。」「〝寝る前に口説き文句の練習 〟でも毎日してらっしゃるんでしょう。」 (愛おしいだなんててれちゃうわ、と言わんばかりに頬に手を添えた彼女はクスクスと笑いながら、まるで映画のワンシーンを切り取ったような台詞を掻い摘んで貴方に返すことでしょう。いつもこんな具合。褒め言葉を投げかけられればそれなりに嬉しそうに微笑んでおちゃらける。貴方は〝好きな人 〟はいるか。そんな言葉を優しく交わすことにしたらしい。話を聞いてみればふらりふらりと誰かに付かず、蝶のように舞っていると来たもんだ。ストローを口元に。ゆるりと咥えていた彼女は ゆっくりと顔を離し、粘着質な貴方の声色に返すよう、緩ゆかな、まるで陽の光を沢山浴びたタオルケットのような声色で、…最後まで貴方の話を聞いた後に返すに違いはない。) (1/8 18:35:50)
外@ヴィオレッタ > 「……………」「…………ジェンヌさんって。」「ジェンヌさんって、案外〝 寂しがり屋〟さんなんですねえ。」「…うふふ、ほらあ…………かっこいいイメージが強くついていて、あまり身近には感じなかったのだけれど…………」「〝 いてあげている〟と言うより、〝 居させて欲しい〟のかなあ、………………なんて。」(それは率直な感想だった。そこが何とも〝 表面的にはそう見えない〟からこそ〝 愛らしい〟んだって。気を悪くしたらごめんなさい、でもつい…と困ったように笑う彼女は、自らの事は濁すことなく単純明快に。)「………嗚呼、私ですか?」」「そうですねえ、どの方も魅力的で私には勿体ないと言いますか、遠目から見ているだけでも充分と言いますか………………」「──────なんだかんだ〝独り 〟が落ち着くと言いますかあ…………………」「ってえ、ふふっ。私ったら。聞いててもつまらないことばかりですようっ。恋多き乙女の時代なんて何年前のことですかねえ、…………」「もう、〝 忘れちゃって〟。」(ノイズの走った、あまり色のないことを返すだけだった。) (1/8 18:35:52)
Pinky@Jenne > 『〝寝る前に口説き文句の練習 〟でも毎日してらっしゃるんでしょう。』「嫌だなぁ..................」「あたり前だろう?」「"今晩君にお見せようか?"」(どこかで聞き覚えのある台詞に、口説き文句で返してみたりしてね。ゆるりゆるり、からんからん、手元で氷を鳴らしながら、微小を溢してみたりして。)「──────────おや。」「おや、まァァァァ。」「君、なかなか"おもしろい"ね。」(彼女は君の瞳にノイズが入っては消え入る様をじいっと観察しては、にぁぁっって。嗤ってみたりしちゃって。)「..........................................................そうだよ。寂しいのさ。」 (1/8 19:16:09)
Pinky@Jenne > 「私には両親が居なくてねぇ....................家族がいないと、人肌恋しくなって、寂しくなってしまったりしてね.............................」「友達なんてこの方、できたことなんて無いからさぁ。」「........................ちょっとばかり、君とのこの【踏み込みすぎない】関係に。」「心地よさを感じてはいるけどね。」「気を悪くしてなんてないよ、安心しな。いつだって私は君のことが『ダイスキ』だよ。」(彼女は目をそうっと細めれば、貴方のノイズ混じりの瞳を舐めるように見つめてさ。)「いやいや、分かるよその気持ち。自分にはもったいない、とまでは思わないけれども....................................」「独りが落ち着くというのは、すごぉぉぉく分かるさ。孤独でいることが、時にはなによりの心の薬になるとも言うしねぇ。」(彼女はふわふわと笑いながら、カクテルをもう一口、呷ってみたりしちゃって。ハァァァ、と熱いため息を溢しては、カランカラン、と、氷がなる音がした。) (1/8 19:16:21)
外@ヴィオレッタ > 「あら。」(また冗談ばっかりって。彼女はまたクスクスと笑う。先程から2人で静か、恋バナと言うにはほんの少しばかり甘さの足りない苦いお話。それでも彼女は朗らかに笑うだけ。)(そして、やや彼女の踏み込んだ〝 会話 〟に。)(深い深い、間を開けた後。)『........................................................〝 そうだよ。寂しいのさ 〟。』(貴方は答えた。〝寂しい 〟と。〝 両親がいなかったから〟。貴方にどんな背景があったかは分からない。けれど、きっと家に家に帰って『おかえり』と言われないのは、幼心にどんな影響を与えるのか。〝 友人〟がいない、だなんていうのもそう。もしかしたら貴方の悪い冗談かもしれないけれど、氷を鳴らしながら呟く様子は憐憫を纏っていたか、それともアルコールによる火照りからの憂いだったか。それは分かりやしないけれど、それでも貴方が必ず伝えるのは。) (1/8 19:54:42)
外@ヴィオレッタ > 『気を悪くしてなんてないよ、安心しな。いつだって私は君のことが『ダイスキ』だよ。』「まあ。」(〝愛 〟である。貴方は誰にでも〝 愛〟を囁く。そう、誰にでも、だ。その対象に例外は無く、無論自らにもそれは向けられた。)「…………それじゃあ……………」「〝ジェンヌ 〟さん。」「………………………〝 ダイスキ〟なら、私のお話(お願い)、………………聞いてくださいますか?」 (だから彼女は、貴方が先程から1度も『目が離せない』ノイズ混じりの瞳を向け、ゆぅぅぅぅ……………っっくり顔を近付け、目を細める。)(そして、密やかに。〝 秘密事〟を囁くよう。貴方の耳元で。)「私ねえ。」 「欲しくて、欲しくて欲しくて欲しくて、〝 欲しくてたまらない〟んです。」「……夜も誰かのことを想いながら口説き文句を練習するぐらい、『淋しい』なら。」 (1/8 19:55:00)
外@ヴィオレッタ > 「……………私と取りに行きませんか。」 (1/8 19:55:12)
外@ヴィオレッタ > 「カジノにあった、〝ぬいぐるみ 〟。」 (1/8 19:55:21)
外@ヴィオレッタ > 「──────もうすぅっごぉーーーーーーくっ。〝欲しい 〟んですうぅぅうぅ〜〜〜〜〜〜っっ!!」(カラーン。)(貴方の乾いた氷の音が、鳴る。)「聞いてください聞いてくださいようっ、あのねあのねっ、あのあの、これぐらいなんですっ、これぐらいのがこの間クレーンゲームにぎゅむぎゅむぎゅむーーーーーーって、あってえっ。」(これぐらいっ!って、彼女はあなたの目の前で両腕を広げてアピールすることでしょう。説明は続く。何とも稚拙な語彙力だけれど、カジノに良く行く貴方ならば彼女が何を指しているのか分かるはずだ。)「私クレーンゲーム苦手なんです。だから買おうとしたら売ってなくてえ……………で、…この間同じ小隊の方に〝 お金払うから取ってください〟って頼んだんですようっ。」 (1/8 19:55:33)
外@ヴィオレッタ > 「そしたら『お前歳いくつだ』って言われちゃってぇっ。」「…私、知ってるんです。ジェンヌさんよくカジノによく入店なさってますよね。なら、得意かなあって、…〝 ゲーム〟。」「でも、ジェンヌさんってかっこいいでしょう?だから今恋人とかいらっしゃったら、私が貴方を誘って2人でお出かけなんて出来ないなあ〜〜〜って、ちょっぴり探り、………入れちゃったり。」「素直に言えばよかったですねえ。でも今日一緒にこうしてお話してて、楽しくて。」(彼女が今日貴方と出会ってからどこか口数が少なかったのはこの『話題の切り出し方』を探っていたからだったのか。或いは貴方の特徴を聞いて思い立った発言だったのか、あるいはその両方か。最後に彼女が言う言葉は。)「お揃いで買ったら、まるで〝 お友達〟みたいじゃないですか?夜も抱き枕には困らなくなる………………」「………今度の休みの日。…もしも〝生きてたら 〟御一緒に、どうです?」 (〝 これっきりじゃ勿体ないから次も遊びましょ〟なんて言う、誘いだったのかもしれない。) (1/8 19:55:36)
Pinky@Jenne > (コン。)(置かれたグラスは、店内のミラーボールを乱反射しながら、彼女の表情を陰に隠す。)「おや。」(彼女は闇の中から目を細めて、近づいてくる貴方の顔をじっと見つめながら。)『私ねえ。』『欲しくて、欲しくて欲しくて欲しくて、〝 欲しくてたまらない〟んです。』「────────────...............................。」『……………私と取りに行きませんか』「....................ん?」『カジノにあった、〝ぬいぐるみ 〟。』「───────────────............................ふむ。」 (1/8 20:34:27)
Pinky@Jenne > (からかわれたのだろうか、と俊考したものの、表情を見る限りどうやら貴方は本気らしい。微笑していた彼女は、急にニマニマと悪巧みをするような顔で微笑みだして。貴方が話し終えれば、彼女は面白そうに言うのさ。)「ヴィオレッタちゃん、意外とというかなんというか、ゲーム苦手そうだものなぁ。」「................構わないよ。こうして誘ってくれたお礼だァ、あのぬいぐるみは今度取って君にプレゼントしてあげようじゃないか。」「恋人?..........................ああ。"気にすることはない"。次の休み。」「"死んでいなければ"また、逢いましょう。」(カラン。)【〆】 (1/8 20:34:37)