しぃずま@CFTM > 「(しゃっ、しゃっ、すす、ばしゃん。例えば、モップの動きを簡単な動きの音で表すなら。しゃっ、しゃっ、すす、ばしゃん。…同じような動きの連続だろう。訓練場のフロア…強力な能力や聖遺物、あるいは兵器を持ちより、その鍛練のためにある施設のフロアだ。保護サイトと比べれば断然マシだが、制御に問題のある力の暴走は、起こりうる。)…レイくん。(つまり。それは危険な雑務、である。)と、呼ばせていただきますけども便宜上。くんとかさんとか躊躇ってるのも面倒ですし、ああもちろん嫌なら言ってくださいね。好きな方で呼びますよ。(しかしどこにいようと、彼の口先はぺちゃくちゃと劇的に回る。何度も何度も繰り返し、ついに鏡面になった床は滑らかだ。)入隊式以来じゃないです?ここ最近は雑務が多くてあんまり顔を合わせれてませんでしたね。時期的に仕方ないですけど。(…そして、簡単な動きの音の1つは、消えた。)カップケーキはお好き?(そう、君との親睦を深めることを目的に。いわゆる『サボり』に誘いたいのだ。)手を出して。」 (1/6 18:45:10)
しぃずま@CFTM > 「僕は奇術が得意なんですよ。巷で有名…だなんてほどではありませんでしたけど、磨いて磨いて磨き抜いてきた技術です。(シルクハットを外して、君の目の前に持っていく。カップケーキは彼の左手の内に、2つある。しかし君はその空洞を注視するだろう。カップケーキの存在には『気づけない』。奇術には、『視線を誘導する技術』が大切になり、そして彼はその技術において卓越している。)ここにはハットの空間が広がってるだけですね?種も仕掛けもございません。ついでに、カップケーキも…食堂に行けば売っているでしょうが、この中にはそんなものだってございません。(そして、気づかない内に君の出した手の上には、甘いお菓子はもう既に『乗っている』のだ。…さあて、ふっと、真っ黒で軽く、背の高い帽子も手のひらの上に。)でもね、君の手のひらに魔法を掛ければ…(細い指先が、こつんと帽子の角をつつき。)」 (1/6 18:45:13)
しぃずま@CFTM > 「ほうら、小さなケーキの出来上がり。(フレンチ皿の蓋を開けるように。…それは彼の頭の上に戻り、君の視線の先には、『突然カップケーキが現れた』ように見えるだろう。いものケーキだ。彼が頭の上のおしゃれな帽子に入れて、持ち出してきたものである。)せっかくですし、『休憩』にしましょ。ほら、もう『こんな時間』です。(そうやって見せた腕時計は、1時間だけずれて現在12時だ。本当の時刻は11時で、それもフロアの時計を見ればわかるだろう。)…『こんな時間』の甘味っていうのは、本当、ほんと~~~うに美味しいんですよ。(そして彼の笑顔は『あくど』かった。)」 (1/6 18:45:24)
F@レイ・ラベット > (モップ一本持つ事でさえどこかあぶなげな足取りになってしまうのは、アンバランスな小さなからだのせいだろうか。いっそ雑巾に持ちかえたほうが良いんじゃないかと思うくらい、長い棒に振り回されていたレイ。そしてそんな彼とはうらはらに、コール・フロム・ザ・メトロデットさんのモップさばきはスキャットみたいにリズミカルで、なんだか見ていて楽しかった。「..........」ぽぉ、とうすぼんやりとしたミルクガラスみたいなフォスフォフィライトの眸をむけてコールさんを見る。しゃっ、しゃっ、すす、というモップの動きといっしょに、桃色の髪もふわふわ揺れた。「....」コールでも、メトロでも。好きなように呼んでいいと、同じ小隊に入った時に言っていたおぼえがある。「......」でも、コールさんは......「…レイくん。」「.......んぁっ?!」突然なまえを呼ばれて、レイはぴくんと反応する。長い睫毛をぱちぱちっとしばたたかせて、両の手でモップの柄をきゅうっと握った。「....あっ、うん。....なんでもだいじょうぶ。コールさん。」お掃除をさぼってコールさんにみとれていたから、すこしだけ恥ずかしそうにうつむいて。 (1/6 19:31:26)
F@レイ・ラベット > 「はい。おおそうじも、あったから...」雑用を任される事が多い二人のことだから、共通の話題は絶えなかった。さて、おそうじに戻らなくっちゃと、床へ目を落とすと。「カップケーキはお好き?手を出して。」ふいに差し伸べられた、その言葉。「....?」コールさんの演説を聞くのにいっしょうけんめいになっていて、レイは帽子の中で何が起きてるのかなんてわからなかった。くるり、ひらりと惑わすような奇術的なしぐさを追う目は、蝶を目の前にした野良猫みたいに忙しく動いて。合図みたいに、コールさんが帽子の角をつつくと。「...わぁ...!!」ようやく、レイは手のひらの上にちょこんとおすわりした小さなケーキに気がついた。「やったー。へへっ...」休憩と言われようが、サボりだと言われようが、レイにとってはたいして変わりはしなかった。レイの中に入ってくる情報は、なんとなく空漠としたものとして受け取られ決して屈折することはない。そんなふうに、あるものをあるものとして、時には要領を得ないまま、ふわふわと生きているのは____ひとえに、彼が『アポリア』だからなのかもしれない。 (1/6 19:31:38)
F@レイ・ラベット > 「コールさんも、いっしょに?どこでたべますか?」無垢な少女といたずらな少年の、ちょうど境目に立つようなにこぉとした笑みを見せ、まるで父親に甘えるように。コールさんの服を少しつまんで、レイは上を見上げるのでした。 (1/6 19:31:56)
しぃずま@CFTM > 「(見とれられるのは嬉しいものだ。それはパフォーマーとしての性である。いかなる動作も美しく、異常なまでのプロ意識!…なんてのはないが、積み重ねてきたリズムとダンスビートの刻みを見とれられるのは、そう嬉しいものだ。)そう、僕も一緒に食べたいなってですね。僕にとっては1人より2人の方が断然楽しいので!すけど…(しかしそのまま有頂天になって刻みが崩れては元も子もない。言葉ではなく技で術で伝えるのが、彼にとっての『パフォーマンス』。『奇術』『ダンス』に、そう、『スキャット』だ。彼の口はよく回る。)ふーむ場所ですね…。ええまあ、血と汗が滲んだ戦闘系の方々による努力の結晶の中で、あま~~~いケーキを食べるっていうのは罪ですかねえ。そもそもお茶所にするには似合いませんし。茶はないですけ、ど…(そして一度回転を止めんとしたとき。甘えるようなアプローチに気付いた。…彼は『父親には』なったことがない。けれど幼いままの君を見て、微笑みは崩せまい。愚者なる彼にいたずらな笑顔は崩せない。)」 (1/6 20:36:08)
しぃずま@CFTM > 「この近くだと、水棲棟か植物棟ですかね。悠々と泳ぐ魚たちを見ながらでも、どっしり構えた木々たちを見ながらでも…カップケーキはたったひとつですけど、そこでなら美味しく食べられそうじゃないですか?(いたずらな君の手を取る。…掌の大きさや指の長さは君のそれよりとてもとても大きく長いものだろう。その手は導く、不器用ながら。)ああけどもう少し多く持ってくればよかったですね。また機会があったら、お兄さん頑張っちゃおうかな!なんて。(小間使に金が多く入ってしまえば商売あがったりといったところだ。だがケーキは、甘さを優しく口の中に漂わせるから。)…さ、どっちにしましょ。それとももっと別のところ?僕がどこへだって連れていきますよ、特段早いって訳じゃないですけどね。(今彼は、君の小間使い。)」 (1/6 20:36:11)
レイ・ラベット > 「コールさんといっしょなら、ぼく、どこでもいいです。ここでもだいじょうぶ。おしごとまだあるし。」(落ちないよう、眠った小鳥を包むみたいにして、片手でカップケーキをそうっと持った。もう片方の手がコールさんと繋がれる。大きくて、長くて節っぽい*異形*の手。_____コールさん、コール・フロム・ザ・メトロデットさんは、イーコールの影響を強く受けている。レイはその大きな大きな手を、*もう二度と*離さないよう、きゅううっと握りしめて、委ねた。「いいの、はんぶんこしよう、はんぶんこしたいんだ。」____かたや、奴隷階級のルクレルク人。そんな彼の小間使いになるだなんて、少しおかしな話。けれどもし、今は主人と従者ごっこをしてくれるって言うのなら、どうか*どこへ*なんて、*なにを*だなんて、これからも聞かないで。ひとりじゃなあんにも決められない、あんまりにも幼稚な彼は、あなたのリードを待っているの。 (1/6 22:01:10)
レイ・ラベット > 「ね、ね...コールさん、こんどはぼくが、おかし、もってきてあげるね。たくさんはむりかもだけど、またさ、なんかいでも、はんぶんこしようよ。....だめかな、ね....コールさん。」ほくほくとほころんだようなおいものカップケーキは、とっても悲劇なんて似合いそうにない。カップケーキを食べながら、何の話をしようかな。レイはもう、とっくに決めていた。 (1/6 22:01:19)
レイ・ラベット > ____________*からから、からから......* 廻りはじめるものは。機関砲(Autocanon)のチェーンでしょうか、それとも、Auto(全自動の)Canon(追走曲)を奏でる、オルゴールのぜんまいでしょうか。 (1/6 22:01:24)
しぃずま@CFTM > 「…それはすごく魅力的なお誘いだこと。(鉄の頭がぽっかりと口を開ける。)そうですね、じゃ僕の行きたいところに向かいましょう。せっかくの機会ですしせっかくのお言葉ですし、『踊ってみたい』、ですし。(ここでもいい、だけは彼には通じない。残念ながら、踊らせるより踊る方が、彼の好みなのだ。ワルツの上で足音を描くように、カノンのように追いかけて。彼は、ぜんまいをまくその律動だ。ピアノは弾けないが、チェインガンは"ジャム"が少ないそうだ。)でもね。(ジャムる。)」 (1/8 20:18:02)
しぃずま@CFTM > 「…それは、私なんかに言うものじゃありませんよ。(止まらない口先はまるで。…しかし彼はその時だけ、シルクハットで顔を隠した。)」 (1/8 20:18:04)
しぃずま@CFTM > 「(口端は見えず、悲しげだ。)…いえ、(だが、隠した顔が現れたなら、そこに笑顔はあるだろう。鉄の仮面じゃ、表情なんて作れない。)断るって訳じゃないですよええもちろん!そもそも僕から持ちかけたことですし。…ただ『魅力的すぎる』かな~なんて!(口は回るが、表情は少し物足りない。)たくさん、たくさんはんぶんこしましょ。それが、嫌な訳じゃないんです。ただ私には、その言葉がちょっと重たいだけ。(悲しい顔を隠す癖があった。それは、笑顔の絶えない今でも消えず。悲劇は、嫌いだ。)…(…からから、からから。詰まったチェーンを直す音だろうか。止まったぜんまいを巻き直す音だろうか。それともただ、暗幕の落ちる音だろうか。いずれにせよ、彼の口は、場面は、かきん。切り替わった。)さあ!(そして開幕のブザーを鳴らす。悲劇は嫌いだ、だから彼は喜劇に隠そうとする。)ゆっくりのんびりするならやっぱり生き物見ながらかな~って思うんですよ、優雅で自由で、あてもない。まるでそれが華麗な『踊り』みたいに見えて、ね。(何も変わりはなかったかのように振る舞って、そして君の手を引こう。)水棲棟に、行きましょう。(矢面の旋律となろう。)」 (1/8 20:18:41)
レイ・ラベット > [シルクハットでかくれたコールさんのお顔は、かなしいのでしょうか、うれしいのでしょうか。彼にその繊細な機微が理解できるのは、まだちょっぴり先の話みたい。笑顔を見せてもらえばほっとするけれど、またすぐにお顔をそらしてしまって。奇術のとくいなコールさんは、だれよりもだれよりも、ミステリアスでした。]「......コールさん....」(ねぇ、コールさんも、もしかしたら....)[そんな言葉は口に出せないまま、二人はふわり、ひらり。踊るみたいにしておさんぽをしながら、水槽棟へたどりついたのでした。]「....あそこにしよっ、コールさん!」[色とりどりのおさかなが游ぐ水槽をバッグダンスに、レイはコールさんの手をとります。無邪気なステップで誘うのは、二人が座ることのできそうな階段のふちでした。]「.....えへへ、ぼく、もうまちきれない。はやく、はんぶんこしよ、ね。」[おいものカップケーキを小さな手でわこっと割って、ちょっとだけ大きい方をコールさんにあげた。]「いただきまぁ、.....ん。」「....へへ。」 (1/8 20:39:13)
レイ・ラベット > [青くひかる水槽が、逆光になってレイの髪をふわりと照らしていた。レイのほうときたら、せっかく水槽棟に来たのに、コールさんのほうばっかり見ていて。でもね、そのぱあっと弾けるような顔をみれば、彼はなによりそうしたいからそうしてるんだってことが、わかるでしょう。]「.....おいしいね。」「.............パパ。」[思わず、声に出してしまった。]「.....あっ.....」「ごめんなさい、ぼく。」「............ごめん、なさい。」[レイは今にも泣きそうな顔になって、コールさんから顔をそらします。けれどすぐ、飛びつくように大きな腕にきゅうぅっっとしがみついて。]「.....コールさん、ごめんなさい、ちがうんです。....きらいにならないで、きらいに......」[必死に許しを、乞うのでした。] (1/8 20:39:30)
しぃずま@CFTM > 「元気ですねえ楽しんでくれてるみたいでなにより、連れていったかいがあるってものですよ。(どこでもいいと言うけれど、それでも無邪気さや好奇心が残っているのには安心する。自分を運んでくれるのには安心する。…と、言う風に、彼は『鈍い』。それこそ、直接的な言葉がなければ。カップケーキを受け取って、)…え。(最初に出たのは言葉のない。たぶん、父親のような眼差しでいた。だが『パパ』だなんてそう呼ばれるために、ではなかった。夢にまで見た、ようなことではない。夢に見るまでもなく潰えたそれが、今そこに現実としてある。そして、恐れを抱く君も。)…大丈夫。(彼にないのは、何なのか。君にないのは、何なのか。それも今は、解き明かすこともないままに。…背の高いハットは良い道具だ。隠すには最適。カップケーキに笑顔、果てにきっと誰かが解き明かすべき秘密だって。彼は『奇術師』。まるで消え去ったかのように見せるのは得意である。…タネ明かしはご法度だ。)大丈夫。大丈夫だから、ね。(しがみつく腕を優しくほどいて、なにも問わない。)」 (1/9 15:28:13)
しぃずま@CFTM > 「『レイ』。(君が手を抱いたように、彼は君にぎゅっとハグをする。)」 (1/9 15:28:26)
しぃずま@CFTM > 「(はんぶんこのケーキを片手に。)…なんて少し大胆不敵積極的すぎましたかね、呼び捨てはまだ早いって自分で言ったところなのにすいません。ハグ、もし嫌じゃなければ…(冷たい体に、確かに血液が流れているのを感じるだろう。心臓も動いている。)君が大丈夫になるまで、このままでいいですよ。(できれば、熱を失くした身だけれど、暖かさを君に送れたら。…そのくらいきっと、許してくれるだろう。)」 (1/9 15:28:28)
レイ・ラベット > ふわりと手をほどかれたとき、はじめに感じたのは、その優しさがかえってつらいということでした。コールさんは、子供相手につらくするようなひとじゃない。だけど、悲劇はきらいと言ったのに、自分勝手にあまえるレイのこと、ほんとうは、やっぱり、受け止めづらくて、重いんじゃないか、って。「....ぁ...」胸がきゅぅぅ、と締め付けられたような気がしました。だけど__おやすみ前のテノールみたいにやさしい声が、なまえを呼んでくれたのです。「___コール、さ...」おおきな腕は、レイの身勝手な涙のとうめいを、抱き止めてくれたのです。二つにわかれたはんぶんこのケーキは、決してひとつにはなりません。ひとつには、なりません。けれど。二人の手の中にまだ大切そうに包まれていて、はんぶんこは、はんぶんこのまま。ほくほくと、ほころんでいました。 (1/10 11:26:59)
レイ・ラベット > 「.....っぅ゛、...コールさ...ごめ、なさ.......ひ、ぅっ........」パパの代わりにするつもりなんて、なかったのです。でも、コールさんがパパになってくれたらいいのにと思っていたことには、変わりはありませんでした。そんな気持ちを隠していられるほど、レイは器用ではなかったのでしょうか。「....ぼく、.....パパがいなく、て。....ううんっ、ほんとは、いたんです。........でもっ、わすれちゃ、た、っく、....んくっ、わすれ、ちゃったの。」「パパは、」「__カミサマに、なったんです。」コールさんに抱きしめられながら、ぐじぐじと、空いている方の手で涙をぬぐいました。 (1/10 11:27:04)
しぃずま@CFTM > 「関係性に名前なんていらない。と、今だから思い付いたような継ぎ接ぎの文言ですけどね。(この世にはびこる知的生命体たちは、たった1人では生きていけない『社会的生物』だ。)迷いなさい。僕をどう呼びたいのか僕にどうしてほしいのか僕とどうなりたいのか、いろいろありますけど、できる限りは受け止めたい。(彼はずっと1人だ。あの日からずっと1人だ。だから自分の『たった1人』が保たれる関係性なら。『シルクハットをくれた人』と、同じでないならば。君が涙を拭うとき、彼は君の頭を撫でている。頭頂から頭と首の境目まで、ゆっくり。)『僕にも助けられなかった人がいます』。…これが僕の罪。饒舌ながら結構頑張ってましてね、これが君以外には話してなくて。(…『容量消費1』。)言いたいことを言ってみて。全部聞かせてください。『はんぶんこ』、ですよ。(細く短い糸のようなものが君の心臓と彼の携帯の間を、揺蕩う。そして、『コール』がかかった。そう。prrrr、prrrr。)聞き逃しはしません。全部。」 (1/10 12:18:46)
しぃずま@CFTM > 「私は、『電話番』のようだ。」 (1/10 12:18:48)
しぃずま@CFTM > 「(彼の能力は。ただ、『誰かに電話をかける能力』。誰にだっていつだって、どんな状況にあろうとも。たとえ電話を持っていなくても。着信に応えるなら、その『コール』は『人に繋がる』。)…君はレイくんと呼んでほしい?それとも…『レイ』と?僕は受け入れるまでです。どんな罪もどんな想いも、『恋心でさえなければ全て』、なんてね。(その包容は、君を抱き締める柔らかな冷たさに込められている。)パパの代わりにはなれません。それでも、こうして君と共にいることはできます。君のお話しを聞くことはできます。(君が離れたいときまで、離さないつもりでいる。…不器用な君は愛しい。)僕は、悲劇で終わる物語が嫌いなんです。吐き出してみて。僕も一緒に悩みます。(僕も不器用だ。…けれど、その先駆者なら、導くことがその責務、だろう。)」 (1/10 12:19:00)
レイ・ラベット > 「ぼくが、コールさんに.....どうして、ほしいのか?」[ひっくひっくとしゃくりあげ、呼吸を整えながら、あつくなったまぶたをとろりと薄く閉じかけました。頭を撫でられるのは本当に心地よくって、ミルクガラスの心の箱の中に、ぽかぽかした光が差し込みます。コールさんも、助ける事ができなかった人がいるんだと、罪を打ち明けてくれました。](ぼくたちは)[レイと、コールさんは](ちょっぴり、にてる。)[二人はどこか似ている。この罪をはんぶんこしたのが、コールさんでよかったと、心からそう思うのです。][*ぷるるるる、ぷるるるる.....*]「……でん、わ?」[.......その音と、心臓にくっついた糸に気づきます。コールさんが教えてくれた能力は、誰かをきずつけるためには決して存在することのできない、とってもやさしいものでした。その電話は、レイが望めばパパにもつながるのでしょうか。コールさんはそのつもりで、電話番をしてくれたのでしょうか。……けれど、カミサマになってしまったパパにも、その電話は届くのか、レイにはわかりませんでした。電話はつうじても、お話が届くかどうかは、まだ、わかりませんでした。] (1/10 12:55:40)
レイ・ラベット > 「……コールさん。」「コールさんの能力は、とっても、やさしいんだね。」「....ぼくの能力は、大切な思い出を二度と忘れないように、武器にしてとっておく能力です。.....コールさん、コールさんに、たたかうための力がもしないんだったら。いつか、ぼくと、コールさんの思い出をちからにします。ぼくとの思い出が、コールさんをまもってあげられるように。......うけとって、くれるかな。」「コールさんのこと、ぜったいに、ぼくがまもります。」[それが、コールさんにどうしてほしいのかということへの、答えでした。コールさんはやさしい人です。だから、いつか誰かを傷つける事になるかもしれない罪も、せめてはんぶんくらい、レイが背負おうとおもったのでしょうか。レイは、コールさんをパパの代わりにするような、ひきょうな子です。けれど、それが唯一の罪をつぐなう方法なのかもしれませんでした。] (1/10 12:55:49)
レイ・ラベット > 「コールさん....................」[『恋心でさえなければ全て』.....コールさんは、そう言いました。]「コールさんにも、だいすきなひとがいたんですね。」[レイのはんぶんこが終わったら、次は、コールさんのばん。]「ぼくにも、はんぶんこしてください。」[レイは、心臓からのびる糸にねがいました。届きますように。ねがう相手は_______]「.......ひとつだけ。」「......おねがいです。」「コールさん、ぼくのこと、レイって呼んでください。そうして、ぼくだけに聞こえるように、この電話で。」「コールさんのほんとうのなまえ、おしえてください。」[コール・フロム・ザ・メトロデット。あなたへ。.....コールさんのだいすきな人をよぶのなら、きっと、レイがいないところでも、できるはずです。だから、いまはもうすこし、あなたと話していたかった。あなたの口から、ききたかったのです。] (1/10 12:55:59)
しぃずま@CFTM> 「本当なら僕が守ると言うべきなのかもしれませんが、どうもそうはいかないらしいですからねえ~…器用じゃないですし、僕も、この能力も。(電話をかけるだけの能力。)どうやら、死者を呼ぶ、なんてのもできそうにないようで…『鍵』が掛かっているんですよ。開けない限りはどうにも。(誰にでもと、範囲は広いが、動作自体はひどく簡単で、刃のひとつもついていない。それこそ、コードで武装する位でしか。)でも、君が僕を守りたいのなら、お言葉に甘えさせていただきます。その時は武器、もらいますね。(だから扱えるかはわからないが、君の申し出は嬉しいものだ。)ああとはいえ、『守らない』訳じゃないですからね。大人の男として、そこは矜持を守らせてくださいな。…というわけで、実は君からも僕に『電話』を繋げれるようです。だから是非、ピンチのときはお電話ください。必ず"3コール"以内に出ます。(しかし甘えすぎては形無しである。)守りつ守られつの関係。というのも、少し『家族』の形に似ているのではないですかね。(どうだろう。そういう、関係性は。)」 (1/10 20:44:42)
しぃずま@CFTM> 「(その関係性を望むのは。)…僕の大切な人は、お付き合いさせていただいていた方です。彼女から告白してきてくれましてね、僕はそれまで恋愛経験など皆無だったものですから…ついつい受け取っちゃって。もちろん嬉しかったから、ですよ。(人を守れなかったから。人を傷つけたくなかったから。守れるでもなく、傷つけるでなく、ただいつだってそばにいれるように。)そのあと、すぐ事故に遭ったそうです。…報われないじゃないですか。せっかく、勇気を出してくれたのに。(可哀想だと思った。今は、その感情も混じっていると理解している。)僕のできることは、あの人を、あの子を大好きだと想い続けることで。できれば、守ってあげられればよかったのですけれど。家族になってあげられれば。(饒舌なのは欠点だ。語りすぎる。…だが、饒舌だからそうして語ることができる。そばにいることを感じさせることができる。取り出した少し古めのスマート・フォンに語りかけた。)『僕は古海 命路(コウミ メイジ)。…芸名って大抵本名から取るでしょう、僕もそのパターンです。路はロと読みますからね。』」 (1/10 20:44:59)
しぃずま@CFTM> 「今思えば積極的でしたねえ、名前から呼ぶんですよ。…二人きりのときとか、呼ぶのは構いませんが…できれば名字で呼んでいただければ。理由は、言わなくてもわかりますね。レイ。(大切な人のために。重んじる心は、君にだってわかるだろう?)『受け入れ』る準備はできていますが、ね。(それでも、きっと許してはくれるだろうから、どうしてもには何も言わないけれど。)…さ、湿っぽいのはこれまでにして、ゆっくり時間を過ごしましょう。まだ時間はたっぷりあります。」 (1/10 20:45:01)