リアン&ジェード

KING ver.1

照焼@リアン > ─────御初目にかかります。09小隊戦闘班所属、Jade・Sanchez様。( 叩頭。位の高い貴方様へ、敬意を表わすため深々と頭を下げる。微笑。微笑む。敵意。戦う意思、反抗の気がないと伝えるように。友好的。貴方に対し好意的な気持ちがあるのだから。アルマデル第8支部内、出撃ゲート前。気の遠くなるような技術と広さを兼ね備えた、外部調査の要の場で。届くように、声に芯を真っ直ぐに通して。初めて、貴方と出会う。『 ──07小隊記録班所属、Lianと申します。 』本日の任務。アルマデル第8支部の一員として与えられ、果たさなくてはならない務めは2つ。1つ、防壁外、イーコールに侵食され、カミサマの生きる世界へと赴き、それらカミサマの調査を進めること。2つ、上位者である貴方を、我が身に変えても護ること。背負うエルド=SRC、対カミサマ用エネルギースナイパーライフルはその為のもの。武器を戴けるせめてもの恩情。『 ─────本日は、宜しくお願い致します。』 任務開始、30分前の事。出撃ゲートが起動し、唸りを上げていた。)   (1/8 22:46:44)

翠緑@ジェード > 「うん〜♪ヨロシク、ね〜!!リンちゃん!!いやー!!!良かったなぁ、こんなかあいいこと一緒なんて、オレちゃんもしかして実はもうあの世にいるのかな〜...?」男は飄々としていた。まっすぐな相手とは対照に頭だって下げやしなかった。「今日はラクだといいんだけどね〜...。少なくとも日帰りがいいや、もっといえば早く帰ってお風呂入りたいよ〜。もう。極力動きたくなんてないや...!!!!汗臭いオレちゃんなんてゼッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッたァァァァいに、やだもんね〜!!!!リンちゃんだって女の子なんだから、ムリはしないよーにね!!!怪我とかしたらオレちゃんの顔が立たないから!!!まっ!オレちゃんてば、イケメンだから顔なんていくらでも立つんだけど!!!」そんなことをひとしきり喚くように言いながら、自分の武器である大斧、『ガイア=ノヴァ』をトン、と指先で音を鳴らしながら挨拶をしてきた彼女に近づき、「緩く行こうぜ、緩く。終わったらご飯いこ!!オレちゃんとのデート♡!!!」なんて言ってはニッと笑って見せた。   (1/8 23:11:03)

照焼@リアン > り、りんちゃん、ですか………っ? ( 驚愕。りんちゃん、親しげな愛称であるその呼び方に、とても、とても、驚いてしまう。遊園地のパレードや、まるでクリスマスのイルミネーションのような貴方。それは、着ているものだけではなく、感情・意志などの傾向すらも。瞳は丸く、驚愕によって見開かれ、ぽかり、口は開き、思考に空白地帯が生まれてしまう。『 ………っふふ、承りました。緩く、ですね? 』宜しいのでしょうか? 立場の違いから、迷ったのは一瞬のこと。気が変わり、貴方様が気を引き締めろと申されるまでは、くふりと笑んで、肩の力を抜きましょう。ゴウン。音を立て、ゲートが口を開く。目の痛くなるような、紫の光。肩にかかる重み、エルド=SRCに繋がる紐を、きつく握り締める。タラップ、ゲートへ繋がる階段に足をかけた。外へと、1歩、踏み出してしまう。『 デートは断らせていただきます。───参りましょうか。 』   (1/8 23:35:23)

翠緑@ジェード > 「そそ、リンちゃん!!かわいーでしょ!!いや、リアンちゃんでもジューーーーブンに可愛いよ!?でも、こっちの方がなんかいいじゃん!!」彼は相変わらずに笑っていた。緊張も、不安もなさそうな彼の態度とうっすらと彼から香る花のような石鹸のような淡い香り。斧を方に引っさげてもまだなお、その顔つきは軽やか。「そう!緩く!!どーせ死ぬ時は死ぬし、生きる時は生きるんだからさ。不安になる方がしんどいさ。」重々しく、そしてなんとも簡単に開く、魔境への扉。だが、彼にとっては。彼にだけは。少なくとも彼には「んじゃ、これでおデート♡ってことで!!!全く、オレちゃんとのデートなんて滅多にできないんだぞう!?こんの、幸せ者めッ!!!んじゃあ、お先にぃ〜!!!」なんて言いながら彼女の隣を飄々と抜け出して、先に飛び込んでしまえるようなものでしか無かった。   (1/8 23:53:54)

照焼@リアン > ……………森の香りが致しますね、( 深呼吸。深く、深く、息を吸い込む。風が木々が纏った木の葉を揺らし、はらりと一片、落ちていく。虫の鳴き声、それは本当に虫であるのかも不明瞭、はっきりとはしていない。__ゲートの先、ワープポイントが1つ、大森林の中心部。1歩踏み出す。枯れ葉、秋にその身をとした葉の1枚が、潰れる感触、ぱきりと割れる音が足元から響いた。『 ……………周囲にカミサマの気配はありません。ですが、………少し奥から、僅かな音がします。近付きますか?Sanchez様 』耳をそばだてる。静かな森の中。虫の声。貴方の呼吸音。それから____私達以外の、枯れ葉を割る音。物音に呼応して、長い耳の先がぴくりと震えた。細く息を吐き、目配せと共にエルド=SRCを構える。前衛と後衛。斧遣いと銃遣い。敵勢個体との戦闘における相性は恐らく悪くはない。それでも、殺されてしまう職員は数多と居た。)   (1/9 00:15:26)

翠緑@ジェード > 「そ〜だねぇ...。とりあえずそっち行こっか。オレちゃん森の中なら迷彩とかにしたのにな〜...。にしてもリンちゃんといい姫といい...よく聞こえるよね〜。僕にはさぁっぱり。なんにもだよ〜。」ただそう零しては歩を進めた。パキリパキリと、乾いた音が足元から鳴っている。森というものは静かであって、その中身は無数の音で満たされている。小枝が踏まれる音や、動物の鳴き声や生活音。植物の吐息、風の揺らぎ。全てが全て、音として混ざりながらもそこにあって、そしてそれらが決して完全に溶けることはなく分離されている。風の冷たさやどこまでも続くような枯れた木々が彼らから判断力と方向感覚を奪いにかかることは容易に想像出来る。彼はそれこそが最も危険であり、天敵だと考え「ちょっと急ごうか。リンちゃん。今回の子だけがオレらを殺すとは限らないみたいだし...。リンちゃん。体重いくつ?」だなんて女性に聞いてはいけない言葉としてはもう、使い古される所か、一周まわって誰も見向きもしなかった質問を投げるのであった。なぜ体重を...?それはもちろん「オレちゃん宅急便がリンちゃんを、カミサマの所までお届けってことよ。」...こういうことだったのだ。   (1/9 01:02:16)

照焼@リアン > 、恐縮です。狙撃手にとって、耳は大切な器官ですので。( また驚愕。驚いてしまう。今度はほんの少し、1つまみだけ。奴隷階級のルクレルク人を褒める方などそう多くはない。それだけに嬉しく、瞳は大層和らいだ。長い耳がぴくりと跳ねる。足を踏み出し、歩く度に周囲がざわめく。夜露の落ちるその一瞬さえ、聞き逃してしまわぬように。小さな眠る子供の吐息までもが聞こえるように。冬の気配は服に隠された肌を蝕むことはない。けれど、露出された肌、耳や指先は仄かに赤らむ。雪が降れば、ワープポイントは真っ白に隠されてしまいかねない。冬が厳しいのは一昔前。蓄え、明日の為の食事や薪を保管していた頃と形を変えて今尚続く。   (1/9 01:36:56)
照焼@リアン > 『 へ、ぇ………っ!? ぇ、えぇ…………っと、……ぁっ、あーー………なるほど………、 』本日も冷えますね、なんて。緊張。筋肉が固まり、行動に影響の出る身体状況を防ぐための他愛のない雑談。それは体重を問う貴方の問いに塞がれて。またまた、驚愕。耳がぴんを上を向く。羞恥心。恥ずかしがる気持ちは、一般女性並みにはあって、答え難い。訳を明かされた後もそれは変わらず。口ごもってしまったのは、寒さのせいではない。身に籠る熱で溶かせるだけで言えるものならば、何れ程楽だろう。『 ………………ょ、49キロ、です、…すみません、重たければお届けしていただかずとも構いませんから……っ、足には自信がありますので、はい…っ 』   (1/9 01:36:58)

翠緑@ジェード > 「軽ッ!?!?ちゃんと食べなよ!?!?ほんとに後でデートしよ!?なんでも奢るからさ!?」奴隷階級だとか、身分だとか。彼にはいい意味でも悪い意味でも関係なかった。彼女がどんな身分であろうとも彼は彼女に対してもっと食べるように勧めただろう。一見すればそれは紛れもない善意だ。だがしかし、彼の発言は〝食べたくて食べれない〟人間にとってはあまり耳障りの良いものでは無い。彼は諸々の事柄から束縛されない。全て彼にとっては守る必要にない項目なのだ。だからこそ、物理的に拘束され、暗黙の了解にさえもがんじがらめにされる相手とはどうしても分かり合えないようであった。そんなことも気づかないままに彼は言葉を続ける。   (1/9 02:10:43)
翠緑@ジェード > 「オレちゃん、アイドルだから箸より重いものとか持てないんだよね...。だから、リンちゃんが軽くて助かったのもあるよ...。49キロが50キロだったらさぁ...。四捨五入したら100じゃん!?それはさすがに無理だよ!?でもね!!!49キロならムキムキなオレちゃんにとっては箸と同じ!!!四捨五入すればなぁんと!!!0〜ッ!!!軽い軽い!!」とひとしきりに喚けば、すぐさまに斧を自分の肩に預けつつ、右手で持ち手を握って支えた。そして左腕を横に伸ばして片膝立ちになれば「右腕の上に足乗せて〜。左腕でリンちゃんの背中支えるから!!!」なんてなんの躊躇いもないままに、彼女を運ぼうとするだろう。その間にも日は少しずつ少しずつ、傾き山風は熱気を失う。どれだけの防寒具でも露出がある時点で人間の活動限界は狭まっているのだ。故に彼は躊躇もしないし、迷いもない。たとえ少々無理でも、彼に辞めるという選択はなかった。   (1/9 02:10:53)