しぃずま@CFTM > 「はァ~~~ッ、喉を使うのは成れてますけど結構荒げちゃいましたねえ…(迎えた所でそうぼやく。)ま、あっちは皆さんにお任せして、帰りましょ。見たところあなた…いやま、もはや一目でわかるというまでに、でしょうか。お疲れみたいですし。近くに止めといた車引っ張り出してきたんで、乗せますよ。(その車は大きめの、いわゆるカーゴである。居酒屋前の歩道に片方のタイヤを掛けて脇に寄せ、迎えに来たのは君のようだ。…降りて運転席の扉を閉じる音は大袈裟で、どうやらちょっとおんぼろらしい。)荷台にします?それとも後部座席?複数人の長期遠征見越して改装してありますんで、どっちでも快適に寝転べますよ。助手席でも背もたれ後ろに倒れるんでそこそこ快適ですけど。(…おんぼろに乗せるには、キザったらしい誘い文句だが。)なあんて、これは冗談…あでも、後ろが酔うとかだったら冗談にならないですね。すいません。(シルクハットのつばを指で挟んで、ちらっと片方上げる様子はさらにキザである。)」 (1/10 01:38:17)
しぃずま@CFTM > 「とにかく…任務お疲れさまでした。後ろの方で控えて見てたんで、こういうことくらいはさせてくださいね。めちゃくちゃ健常ですからね僕今。そうしなきゃ罪悪感で押し潰されそうです。(…その割には、まだ微笑んでいるが。『癖』もなく、冗談っぽい。)目的地は第8支部で構いませんね、ミス………ああそう。私のはコールフロムザメトロデッド、今の本名です。一応、元はしがない奇術師やってました、あなたは?(倒れ込んだあなたを運びながら、問い掛けた。)」 (1/10 01:38:22)
敗北:円 澪 > 『……ふ。ギリギリ……最後まで話くらいはできました。あれが、負け犬やかませ犬のパンチですか。』効いていた。これ以上ないくらいに。口に鉄錆の味が広がり、ぽた、と見たくないものが垂れて。くぇ、と腹の底の方から嫌な音を揺らされた内臓が立てる。生半可な鍛え方はしていたつもりはないが、あれは鍛えるとは少し違う次元だ。リングでは、彼はより輝くのだろう。いや、輝いていたのだろう。ただ___負けたのだ。誰に負けたのだろう、対戦相手か、社会情勢か、周りの人々か……自分か。だが、負けてよかったのではないかと思わないこともない。妄念のように求めている勝ちを一度手放したところに、きっと……。何かしら暖かいものが待っているだろうから。『ミスター・コール。私は円 澪。荷台には慣れているので、そちらに載せていただけたら____痛、た。わざわざ一発思いっきり貰うなんて……馬鹿みたい、でしたかね。』 (1/10 01:44:09)
しぃずま@CFTM > 「ミス円。ん~~~…よいしょ。普通に円さん、の方が似合いますかね?(荷台の扉を引き、下から持ち上げ開ききる。)…いや、そんなことはどうでもいいですか。とにかく僕は円さん、と呼ばせていただきま、すっ…(両腕の上に抱き抱える。…重たい、とつい声に出してしまいそうだ…彼の細く肉であるかさえもわからない体にはかなり力がない。対して、鍛えた体にはそれなりの重量が伴うだろう。レディには禁句だと、一度だけ怒られた事がある。忘れてはならない記憶だ。)―――いい、『試合』でした、よ…(だから175cmの一般的な身長に込められたか弱い力で精一杯抱えよう。根性には自信がある。)格闘技っていうのは、相手の全力の一撃を受け止めてからが本題です…僕は絶対食らいたくないですけどねぇ…バラバラになりそう…だっ、と。(そして運びきり、畳んである分厚めの敷き布団を広げつつ、その上に君の体を滑り込ませていく。)それと~…(そのまま君の体越しに後部座席にある救急箱を開き、)湿布どうぞ。…ちょっと酷かもしれませんが、さすがに僕が貼るわけにもいけませんので…(それを取り出し手渡した。)」 (1/10 02:26:00)
しぃずま@CFTM > 「元とはいえ、8年もヘビー王者を守ってきたチャンプのパンチ受け止めて意識保ってられるのも、結構理解不能なレベルですよ。(…荷台の扉が閉まる音も、そこそこに轟音である。しばらくして、運転席の方にも似たように鳴った。)…さ、ちょっと揺れますよ。(流れるようにそのサウンド・エフェクトは移り変わっていく。…エンジンが駆動すると共に車体は揺れ始め、すぐにガスの排気される音となった。)行きましょうか。(道路にはでかでかと、40と書いてある。)」 (1/10 02:26:02)
敗北:円 澪 > 『……彼が殴り合いのプロなら、私は "殴られても生き延びる" プロだ。防弾チョッキがなかったら、流石に元気にお話は……できませんよ。いや、あってもアドレナリンが切れてきてからは散々な気分ではありますけれども。とにかく生き残るだけなら____……私もチャンプを目指せそうです。』ある程度の応急手当なら、そのまま自分でやれる。荷台なものだからいちいちかなり体をせばめてやらねばならないのが玉に瑕だけれど、患部もやるべきことも目に見えている中でならそう難しくない。『私、ある方にとても酷いことを言いました。貴方は機械で、そう人間のように振舞っても仕方ないと。機械、いや兵器というカテゴリに属するということは、それはそれなりの距離感や、接触に様々な義務が伴う。間違っても、戦車くらい強い人間が居たにしろそれと戦車は大いに違う。もし何かあった時……その差はあまりにも遠いと、折れてしまうだろうと。割り切れない生き方は……辛いだろうと。逃げるだけの生き方だった私にいえたものでは無いのですが。』 (1/10 02:52:34)
敗北:円 澪 > 家族から逃げた、仲間から逃げた、夢から逃げた、仕事から逃げた、そして今は、価値を持って死ぬことに逃げようとしている。『ただ____彼にはそんな酷いことを、言ってやれればよかった。お前はチャンピオンじやゃない、負けたんだ。現役のチャンプと今の貴方は全然遠い。遠いから____ヒーローにでも逃げ込めばいい。誰かが似たようなことを言ってくださるのを……ふ、ふ、祈りますが。』負け犬にはやりたいことはないのか。負け犬にはやりたいことを見いだせないのか。それはきっと____そんなことはなくて。ただ、生活する場所が変わるだけで。立ち直れないことは、罪なんかではないと。だから逃げていいし、理解しようとしなくてもいい。だが___燻ったものがあるなら、来てくれ。と。あの時そんな風に言えたらと激痛に脂汗をかきながら思う。『時に、ミスター・コール。ひとつわがままをいいでしょうか。病人らしく……少しだけの。』それから、要件を荒い呼吸をぐ、と胸元に力を入れて飲み下してから述べる。 (1/10 02:52:46)
敗北:円 澪 > 『優しい曲を。貴方が知っている中で、いちばん優しい曲を。___選手の入場にばかり目がいきですけれど、選手の退場にだって……音楽(ものがたり)はあっていい。』 (1/10 02:53:06)
しぃずま@CFTM > 「はァ~~~ッ、喉を使うのは成れてますけど結構荒げちゃいましたねえ…(迎えた所でそうぼやく。)ま、あっちは皆さんにお任せして、帰りましょ。見たところあなた…いやま、もはや一目でわかるというまでに、でしょうか。お疲れみたいですし。近くに止めといた車引っ張り出してきたんで、乗せますよ。(その車は大きめの、いわゆるカーゴである。居酒屋前の歩道に片方のタイヤを掛けて脇に寄せ、迎えに来たのは君のようだ。…降りて運転席の扉を閉じる音は大袈裟で、どうやらちょっとおんぼろらしい。)荷台にします?それとも後部座席?複数人の長期遠征見越して改装してありますんで、どっちでも快適に寝転べますよ。助手席でも背もたれ後ろに倒れるんでそこそこ快適ですけど。(…おんぼろに乗せるには、キザったらしい誘い文句だが。)なあんて、これは冗談…あでも、後ろが酔うとかだったら冗談にならないですね。すいません。(シルクハットのつばを指で挟んで、ちらっと片方上げる様子はさらにキザである。)」 (1/10 01:38:17)
しぃずま@CFTM > 「とにかく…任務お疲れさまでした。後ろの方で控えて見てたんで、こういうことくらいはさせてくださいね。めちゃくちゃ健常ですからね僕今。そうしなきゃ罪悪感で押し潰されそうです。(…その割には、まだ微笑んでいるが。『癖』もなく、冗談っぽい。)目的地は第8支部で構いませんね、ミス………ああそう。私のはコールフロムザメトロデッド、今の本名です。一応、元はしがない奇術師やってました、あなたは?(倒れ込んだあなたを運びながら、問い掛けた。)」 (1/10 01:38:22)
敗北:円 澪 > 『……ふ。ギリギリ……最後まで話くらいはできました。あれが、負け犬やかませ犬のパンチですか。』効いていた。これ以上ないくらいに。口に鉄錆の味が広がり、ぽた、と見たくないものが垂れて。くぇ、と腹の底の方から嫌な音を揺らされた内臓が立てる。生半可な鍛え方はしていたつもりはないが、あれは鍛えるとは少し違う次元だ。リングでは、彼はより輝くのだろう。いや、輝いていたのだろう。ただ___負けたのだ。誰に負けたのだろう、対戦相手か、社会情勢か、周りの人々か……自分か。だが、負けてよかったのではないかと思わないこともない。妄念のように求めている勝ちを一度手放したところに、きっと……。何かしら暖かいものが待っているだろうから。『ミスター・コール。私は円 澪。荷台には慣れているので、そちらに載せていただけたら____痛、た。わざわざ一発思いっきり貰うなんて……馬鹿みたい、でしたかね。』 (1/10 01:44:09)
しぃずま@CFTM > 「ミス円。ん~~~…よいしょ。普通に円さん、の方が似合いますかね?(荷台の扉を引き、下から持ち上げ開ききる。)…いや、そんなことはどうでもいいですか。とにかく僕は円さん、と呼ばせていただきま、すっ…(両腕の上に抱き抱える。…重たい、とつい声に出してしまいそうだ…彼の細く肉であるかさえもわからない体にはかなり力がない。対して、鍛えた体にはそれなりの重量が伴うだろう。レディには禁句だと、一度だけ怒られた事がある。忘れてはならない記憶だ。)―――いい、『試合』でした、よ…(だから175cmの一般的な身長に込められたか弱い力で精一杯抱えよう。根性には自信がある。)格闘技っていうのは、相手の全力の一撃を受け止めてからが本題です…僕は絶対食らいたくないですけどねぇ…バラバラになりそう…だっ、と。(そして運びきり、畳んである分厚めの敷き布団を広げつつ、その上に君の体を滑り込ませていく。)それと~…(そのまま君の体越しに後部座席にある救急箱を開き、)湿布どうぞ。…ちょっと酷かもしれませんが、さすがに僕が貼るわけにもいけませんので…(それを取り出し手渡した。)」 (1/10 02:26:00)
しぃずま@CFTM > 「元とはいえ、8年もヘビー王者を守ってきたチャンプのパンチ受け止めて意識保ってられるのも、結構理解不能なレベルですよ。(…荷台の扉が閉まる音も、そこそこに轟音である。しばらくして、運転席の方にも似たように鳴った。)…さ、ちょっと揺れますよ。(流れるようにそのサウンド・エフェクトは移り変わっていく。…エンジンが駆動すると共に車体は揺れ始め、すぐにガスの排気される音となった。)行きましょうか。(道路にはでかでかと、40と書いてある。)」 (1/10 02:26:02)
敗北:円 澪 > 『……彼が殴り合いのプロなら、私は "殴られても生き延びる" プロだ。防弾チョッキがなかったら、流石に元気にお話は……できませんよ。いや、あってもアドレナリンが切れてきてからは散々な気分ではありますけれども。とにかく生き残るだけなら____……私もチャンプを目指せそうです。』ある程度の応急手当なら、そのまま自分でやれる。荷台なものだからいちいちかなり体をせばめてやらねばならないのが玉に瑕だけれど、患部もやるべきことも目に見えている中でならそう難しくない。『私、ある方にとても酷いことを言いました。貴方は機械で、そう人間のように振舞っても仕方ないと。機械、いや兵器というカテゴリに属するということは、それはそれなりの距離感や、接触に様々な義務が伴う。間違っても、戦車くらい強い人間が居たにしろそれと戦車は大いに違う。もし何かあった時……その差はあまりにも遠いと、折れてしまうだろうと。割り切れない生き方は……辛いだろうと。逃げるだけの生き方だった私にいえたものでは無いのですが。』 (1/10 02:52:34)
敗北:円 澪 > 家族から逃げた、仲間から逃げた、夢から逃げた、仕事から逃げた、そして今は、価値を持って死ぬことに逃げようとしている。『ただ____彼にはそんな酷いことを、言ってやれればよかった。お前はチャンピオンじやゃない、負けたんだ。現役のチャンプと今の貴方は全然遠い。遠いから____ヒーローにでも逃げ込めばいい。誰かが似たようなことを言ってくださるのを……ふ、ふ、祈りますが。』負け犬にはやりたいことはないのか。負け犬にはやりたいことを見いだせないのか。それはきっと____そんなことはなくて。ただ、生活する場所が変わるだけで。立ち直れないことは、罪なんかではないと。だから逃げていいし、理解しようとしなくてもいい。だが___燻ったものがあるなら、来てくれ。と。あの時そんな風に言えたらと激痛に脂汗をかきながら思う。『時に、ミスター・コール。ひとつわがままをいいでしょうか。病人らしく……少しだけの。』それから、要件を荒い呼吸をぐ、と胸元に力を入れて飲み下してから述べる。 (1/10 02:52:46)
敗北:円 澪 > 『優しい曲を。貴方が知っている中で、いちばん優しい曲を。___選手の入場にばかり目がいきですけれど、選手の退場にだって……音楽(ものがたり)はあっていい。』 (1/10 02:53:06)
しぃずま@CFTM > 「いいですねえ。そういうガッツと闘志、すごくいい。食らいつかんとする姿勢って大事だと思いますよ。チャンプの素質ってヤツ、あるんじゃないですかね?生き残るのもその1つだと思いますし。(オーディオの音量を上げ、ハザードを出し、バックミラーを確認してから車を公道に戻す。)It's September…(なんて静かに少し歌いながら。10km、20kmとぐんぐん上がり、速度は40ギリギリ切るくらい。)…しかし人間のように感情を持つ機械ですか。確かに、その方の持つべき責任は人間とは少し違うでしょうね。何しろ扱い上は兵器ですし…知ってます?ペットの事、法律では『道具』として扱うらしいんですよ。人のペットを殺しても、器物損壊罪にしかならないそうです。痛々しい話だ。(赤信号に止まれば、シルクハットで表情を隠す。こぼれる口元は笑っているように見えるだろう。…鉄の頭に、表情はない。)…その方の命はおそらく、支部からすれば軽いものでしょう。その上体は重く、金属製だ。感情を持っても人間のようにはいかない…誰かが言うべき現実だったんだと思います。そう気負わないで。(信号が変わり、アクセルに足をかける。)」 (1/11 01:49:21)
しぃずま@CFTM > 「『振るべき場所を知ってるなら、諦めるな』、って僕も言ったんですけどね~。言葉を弄するというのはなかなか難しいものです。誰かが言うべき事を、僕は選べなかったらしい。…僕は人前に出れませんし…あの方が何を選ぶかは、僕も祈るしかありません。(遠目から見て、駅に歩いていく巨体は見当たらない。あるいはちっぽけに、なってしまっているのかもしれないが。…曲を変える。イントロで変える。繰り返す。古い洋楽を大量に揃えているようだ。)正直、祈るだけはあまりしたくないのですが…この姿では対話すらできない。あなたは傷がひどいですし…この場は誰かに任せないとね。(だが彼にとっても今、こちらがちっぽけに見えるだろう。こちとら有象無象の一般車両でしかない。まだ、イントロ選曲を続ける。Killer queenや21th century schizoid man、Take on meなど。)祈るだけ、にはトラウマがありましてね~…極力避けてるんですけど、今回ばっかりはですね。(そして進む車両は、駅からぐんぐん離れていく。彼がこちらに来ない限りは…互いに小さく成り行く記憶なのではなかろうか。)そのわがまま、ありがたいですね。それじゃ定番ですが…」 (1/11 01:49:50)
しぃずま@CFTM > 「(選曲が終わり、流れるのはStand by meだ。)」 (1/11 01:49:59)
円 澪 > 『……ふふ、それは……いい曲だ。たしかに、いつかは向き合わなければならないことで、私はそうしたものに嘘をつけないし。挙句、結構根性だけの人間なので____ね。』痛みが少しずつ引いていき、微かにゆとりが生まれて、話す気力が湧いた。気を紛らわすために話し続けているというような形から………ちゃんと会話になり始めた。『確かに祈るだけ、なんてものはきっと虚しいように見える……場合によっては、残酷で、その通り貴方がトラウマを抱くこともあるようなことなんでしょう。お言葉ながら同じくらい、本当はとても幸福なものなのかもしれませんね。だって今____お互いに嫌な気、しています?』 (1/11 02:10:52)
円 澪 > タバコを胸ポケットから取りだし、火をつける。それからゆっくりと思い出すように息を軽く吸ってから、ふぅ……っ、と細長く煙を吐き出してはフルーツに似た甘い芳香が胸を焦がす。断りなく車内でいきなり吸いだすほど無礼なことも無いのだけれども、荷台だから、風が外に吹いていく今この時だから____いいかな、とぼんやり微笑んだ。『ああそうだ、時に、貴方は手品ができるんでしょう。人を楽しませる方法は____私には無縁だ。今度、見せてあげて欲しい方がいるのですが。対価は……何がよろしいでしょうか。』 (1/11 02:11:02)
しぃずま@CFTM > 「奇跡というものは人の手なくしてはありえませんが…それは祈りの手という意味ではない。誰かの想いが繋がることはあっても、それは誰かが、何かが起こさなければ存在しえないものだと思います。(会話が続けば、さらに饒舌だ。返す言葉数が多く、バックに流れるDarlingDarlingをbgmにする。)でも、ヒト…そしてその他の、知を持つ生命体その全てはとても難しい生き物ですから…救うのにだって相応の能力が必要で、祈るしかできないことはいつでもどこでも誰にでも、あるんです。(ウィンカーを出し、バックミラーで背後を確認、ゆっくりと脇道に車を曲げよう。『帰り道』である。…バック確認のついでに、たばこの煙を視界に入れた。)お体に障りますよ?僕も吸うのでいいんですけど、肺痛めてたら大変ですし。血吐いたらちゃんと拭いてくださいよ。(それ自体に文句はないが、傷ついた体で吸う姿には、驚いたものである。)…まあでも…この祈りは、悪くないですね。(いろいろと少し、失礼は感じるが…正直者なのだろう。そう思えば、受け止めるのも礼儀だ。)不安から来るものとは、少し違いますからね。(それに、これは本心だ。)」 (1/11 03:23:12)
しぃずま@CFTM > 「そうそう。私に出来るのは本当にそのくらいです。(車が減速したタイミングで、彼はシルクハットを外す。そして後ろに向けて中を確認してもらう。…その間に、開けた窓から白鳩は彼の膝の上に隠れたようだ。…そして、『3』と指を付きだし、視線を誘導させてから、白鳩はもうすでに背の高いハットの中へ。2、)対価なんていりませんよ。もしどうしてもと言うなら、僕が望むのは、その方とあわせていただきたい、ってくらいです。(1。…君には、白い鳩が突然帽子から現れたように、見えるだろう。)なぁんて。」 (1/11 03:23:14)
円 澪 > 『ああ……___失礼いたしました。頑丈さには多少心得がありますので、大丈夫!とはいいませんけれど、大丈夫じゃなくなる範囲くらいは自分で世話いたしますので。』はは、と冗談でも言うように軽く笑う。無茶や無茶苦茶は色んな時にあった。それで色々肉体的には麻痺することがよくある業界だが、自分などそれに輪をかけて、だ。ただ、酒豪が案外キリよく酒を飲むように、限界値は知っているから気にしないでくれと延べ。『……娘のような、子が居るのです。その子はとても聡い子で、とても愛らしい子で……きっと綺麗に育つ子です。ただ、甘えん坊なのでよく私の部屋に遊びに来るから……。遺したい言葉を、上手く残す暇がない。』残す言葉。彼女は多分、生きるも死ぬも一緒に、と言うだろう。けれども円 澪は、死ぬことが目標だ。寿命による死や幸せなゴールではなく、誰かのために死ぬこと。誰かに何かを残すこと。それらが最大の目標だ。 (1/11 03:49:50)
円 澪 > だから、その辺りが根本的に食い違っている。あまりに遠回しだけれども、最終的には自殺志願者に過ぎない女は、何度もバトンを渡す機会を願ってきた。それでいてその度____優しさや責任感という逃げを打ってきた。誰かにヒーローになれと叫び、しかしその実……特権階級に座り、ヒーローであることを放棄している。生きること死ぬことに自分の問題を摩り替えて都合よく逃げ道を探してきただけの、山落ち、弱い女に過ぎない。『お互いにそう長生きしない身分ではあるでしょうけれど、もし、私に先に何かあれば___……代わりに、その子に色々楽しいことを。他人と楽しめる、他人を楽しませることを教えてくださりませんか。』だからこんなことを語るのも____本当は嘘。逃げるための道を新たに拓いただけ。だけな、はずなのだ。なのに、なのにどうして。『名前をダウノット・リーグリッド。少しだけ複雑ながら、間違いなく私の……誰よりも愛しい娘です。』こんなに優しい顔になるのかは、きっと彼女の心にさえも分からない。 (1/11 03:50:18)
しぃずま@CFTM > 「そうですか。まあ、問題ないようでしたらもう何も言いませんが。………ああでも、ちょっっっとだけ言うとしたら、これからはできれば怪我しないのが一番かもしれませんね。今回は殴られてなんぼの名試合でしたから仕方ないですけど。(ハンドルを握る片手を離し、背もたれの肩の部分に腕を乗せる。車通りが少なくなってきたので、リラックスしているらしい。口数が少し増える。)今回相手したのは、あくまで人間です。わかっているかもしれませんが、手合いによっちゃ一撃もらうだけでも命取りでしょう。…まあそういう意味では、吸える時に吸っといた方がいいのかもですね。(彼とて喫煙者だ。吸わなきゃやってられない世の中なのも、わかる。体がどうとかなんて話でないのも。)…まというわけで…(しかし。無責任にゃ言葉もあまり選ばない。)ふざけんなこのアマ。(丁寧かつ砕けた話し方も、今の一瞬だけ崩れる。)って、言いたいところですよ今。(表情こそないが。また、シルクハットで笑顔を隠していた。)」 (1/11 16:28:26)
しぃずま@CFTM > 「…そんな言葉を聞いた限りは、僕はあんたの娘の家庭教師役なんかやるつもりはありません。(しかし運転中に前が見えないのは致命的で、彼の笑顔はまた姿を取り戻す。だが、そこに怒りはまだあった。)どうせ死ぬと思っているなら、やりたいことをやってあげたらどうなんです。それは僕の仕事じゃない。(残される方が、あんまりにも哀れだ。代わりなんか用意されても、代わりは代わりで、母親は母親だ。彼にとっては、そういうもの。)だから…あなたが何かある前に、伝えたいことを、できることを、その子にすると約束するなら。…あいにく、僕は同じ小隊にいてね。(手放しにするほど冷酷にはなれないが、君が残酷でいるままなら、彼は依頼を受けることはできない。彼は、劇を選り好みする。)そうするなら、僕がその子を見守ることは容易いでしょう。」 (1/11 16:28:28)
しぃずま@CFTM > 「僕は『悲劇は嫌い』なんですよ。」 (1/11 16:28:43)