外@時計師 > (【12時30分】)(「…──────I want to practice Japanese.………Do you know anyone good? Someone who is quiet, calm, and yet has a lot to say.(日本語の練習がしたいんですケド。アンタ出歩いてるんでしょ?普段。いい人知りません?穏やかで、静かで、煩くない方。)」)(『You don't need me for that.(そんなの貴方(私)に必要ないだろ。)』)(「Tell me or I'll break the base of your right foot. I won't have to go out and do my job, but you will.(教えねェと右足の付け根ぶち壊して仕事増やしますからね。私は出歩かなくても仕事が出来ますが世界を股に掛ける貴方となればそりゃあもうクソほど困りますよねェ?んん???」)(『...one in the lab. People of the MOON…location: ────── 』というのが、文面でのやり取りだった。)(名を〝陽炎比売命 〟。夜が教えたその人物は、嫌がらせか、はたまた……)(チクタクチクタクチクタクチクタクチクタクチクタク) (1/13 03:14:17)
外@時計師 > (リリリリリリRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)(けたたましく、室内に【アラーム】が鳴り響いた。と、同時にガコーーーーンッ!!!!!!と勢いよく開く扉。瞬間。) (1/13 03:14:44)
外@時計師 > 「Heyッ!!!!!!こんにちはァ、本日はタいへんお日柄もヨくゥ~~~…外出たら浮気現場ノ声、赤子の声、車の音、ソして小鳥たちがピーチクピーチククソうるせッ………──────いえ♡とてもォッ、…賑やかで御座いまシタ♡」 (1/13 03:14:54)
外@時計師 > (やってきたのは、〝赤の男 〟だった。カツカツカツカツ、ズカズカと無造作に秒針を刻むよう入ってきたかと思えば、煩わしいタイプライターに変わって、〝 カタコトとどこかぎこちない日本語〟が彼から鳴り響く。)「ふむふむふむそうでスねェ、アナたが噂の〝 女性〟でしょうカ?」「名を、カギロギ、………??…ンン、かひこぎ、………………………Fuck you... what a hard name to say…(クソッタレ…なんて言い難い名前だ…)……マ、良いでショ!ならば名は愛称でアる〝 カグヤヒメ 〟で差し支えは?ナい?ナいね。」 (1/13 03:15:08)
外@時計師 > 「よろしいッッ!!!!!!!!!!!!」「あ、お土産イるカシラ?ケーキとか紅茶とかあるのだけれど。」「ダージリンはお好キ?」「というかアナタデカくないです?ティーカップに指入ります???」「あっ!ゼンゼン!動かないでくださいそのままで結構お構いなくゥ!ワタシもちゃんとネ、折りたたみ式の椅子を持ってきてるノデッ!!!!!!」(…そう、別に日本語が出来ないわけじゃ、理解できないわけじゃない。じゃなけりゃ普段貴方たちとの会話は〝成り立たない 〟筈だろう?出来ないのは〝発音 〟だけ。) (1/13 03:15:22)
外@時計師 > 口内および諸々の機能が〝 英語〟を刷り込まれている故に、上手く発声が出来ない。人の話なんて昼間は聞かないし他人になんて興味が無い。元より傾聴を心得ていればもっと早くに習得できていたでしょうが、生憎の彼。〝きっかけ 〟がなけりゃ動かないのだ。それこそ時計の針のようにね。今だって〝 あなたの反応ガン無視〟で四角い革性の作業鞄を展開し、紅茶とケーキとエトセトラ…高い位置から紅茶を注ぎ貴方に差し出しそして予告通り少し小さめの〝椅子 〟に形成する始末。ドカりと座ったのならば足を高らかに上げて左に組み、杖をことりと置いて、──────深呼吸…)(………そして。漸く。)「…サ、ドウゾ!!!!ナんでもいいから話してください?ワタシのために。」「今日ワタシ、貴方の話を聞きに来たノですから!好きな食べ物でも何でも!」(?????)(…まあ、正しくは貴方の〝日本らしい発音 〟を聞きに来たのだろうけれど。全てはむちゃくちゃ、貴方を置いていっているとも知らずにね。) (1/13 03:15:25)
ヒメサマ > (太陽が登頂を達成した頃。)(それはあの和時計の長い針も登頂したことと同じくして。)(収容所の密室は、現在時間というのが、彼の置いていってくれた時計のみが示すところ。)(チクタクチクタク。)(刻んで刻んで、いつまでも経っても止まらないのだ。)(〝彼〟は決まって夜の来人だった。)(別に、ヒメサマは歓迎する訳でもないのに、茶菓子のひとつも出してやれないというのに、彼は調律をしに来たとだけ告げて、通い詰め。)(はてさて、一体彼の感性の何が私に引っかかったのでしょう。)「不可思議ねぇ〜〜…………………、いとおもしろきかな─────」(ころころと、その巨姫は思い出すように、唇の隙間から空気を漏らす微笑みを零した。)(座して待とうぞ、今宵も。)(時計の針が、あともう一周。)(それだけできっと夜の紳士が、規則正しくやってくる。) (1/13 03:28:56)
ヒメサマ > (…………………………………その、はずだった。)(昼は嫌いじゃない。)(だが、今は、〝昼〟に困っている。)(同日、某時)「…………………あらあら、まぁまぁ」「双子さんかしらぁ〜〜〜〜〜………………」(現れたのは、米国の黒人DJのような調子で喋り続ける、うつけ者───────)「こほん」(失敬……………………愉快な紳士。)(太陽というのはギラつきすぎ、夕日と言うには眼に痛過ぎる。)(月とそっくりだと言うのに、在り方その物が〝ひっくり返った〟存在。)「うふふふふぅ〜〜〜、そうねぇ」「貴方は随分勉強熱心なのねぇ〜〜〜…………」「とっても」「日本語が…………………………」「えーーーっと、こういうのはなんて言ったかしらぁ〜〜〜〜〜」(悠久の時を生きる存在は、その一刻一刻が〝悠長〟過ぎやしないかい。 (1/13 03:29:26)
ヒメサマ > これじゃあまるで、あなた風に言うならば引き伸ばされたパスタのようだ。)(あるいは、茹ですぎて下手くそにブヨついたパスタ。)(ジャパニーズ風に言うならばお焦げしかない米。)(あいにく、〝この時代の日本語はあんたと同じ〟異国のものともいう。)(それに、彼女は〝12〟)(考えが纏まるまで通常の12倍の時間をかけて─────)(ああ、もうそうこうしているうちに紅茶の温度が0.5K下がったぞ!!)(そんで姫はコロコロ、頬に手を当てて何処吹く風と微笑んでいた。)「好きな食べ物……………………」「うぅん………………………」「あれは、今から2000年くらい前の頃かしらぁ〜〜〜…………」(だから、こうして突拍子の無い数字も、平気で出してくんのだろう。) (1/13 03:29:45)
外@時計師 > 『双子さんかしらぁ〜〜〜〜〜………………』「twinnnn(双子ォ)~~~~~~~~~ッ??????No、…イやいヤいやいヤ双子ってアナたァ…………………このワタシが、──────…」「………………マ、良いでしょ。そうだ今はアナタの話を聞きに来たンですシィィィ…………誠に〝フホンイ 〟ではアりますが。」「…聞きましょ。」(貴方の発言一つ一つに反応していちゃ日が暮れる。〝我らは同一人物である 〟この事情を説明すりゃもぉーーーっと長くなることは容易に想像できるでしょう。そして何よりも、……)『うふふふふぅ〜〜〜、そうねぇ。』「………………………」『貴方は随分勉強熱心なのねぇ〜〜〜…………』「……ッ、…え゛ェ、………………まァ、ちょっと〝 事情〟が、アりましてェェェェ……いやまあそれはソうとワタシ耳が良いのでもう少し早く喋って貰っテも一向に構わナ」『とっても』「…ン゛ン゛ンンンンンン……………………嗚゛呼…………はいィ、………」『日本語が…………………………』「………………………ハイ。」『えーーーっと、こういうのはなんて言ったかしらぁ〜〜〜〜〜』 (1/13 04:13:10)
外@時計師 > 「……………ッ゛……………」(遅いッ!!!!!!遅すぎる。もうこの男が忙しない云々じゃあなくて貴方が〝 遅い〟のだ。カツカツカツカツカツ、と鳴り止まない貧乏ゆすりは彼のいらだちを顕著に表しているに違いはない。麗らかな春を思わせるかこのユトリの持ち方はまるで縁側にて過ごす昼下がり。貴方の美しさや寛容さに心を癒され、挙句文を認(したた)めプロポーズをする輩だっていたろうに。しかし生憎の〝 彼〟だ。この男、金を盗むより食べ物を盗むより。〝 時間を盗む者〟を最も嫌う。)(しかしッ!!!!)(こちら愉快な道化ならぬ〝 紳士〟である。聞くと決めた、今、今日ここでッ!日本古来より存在する、言うなれば誰よりも〝日本語を正しく扱っている 〟であろう、貴方に、直々にッ!!!!!!まさか夜はいつもこんな奴の話をゆぅーーーーったり聞いてるのか???気が狂うんじゃないか??いや失礼、〝狂っていた 〟。だからあんな性格なんだ。けれど夜にできて自分に出来ないことなんてまず、ありえない。) (1/13 04:13:22)
外@時計師 > (ここは一先ず。)「………、…………」(無言で、話を〝 聞くこと〟を決めた。そうさ紳士はそう簡単に腹を立てたりなんてしない。これぐらい待ててこその〝 調律師〟。大丈夫大丈夫、彼は震えながら結んでいた膝上の握りこぶしを緩め、カツカツカツカツ、と貧乏ゆすりしていた足を止めたのならば、ニッコリ笑ってウンウン、と頷く。)『好きな食べ物……………………』「…………ええ、………………」(…頷く。)『うぅん…………………』「いやほんと、何でもイいンで…………………………」『あれは、今から…』「…………ッ、……ハイ!」(よ、ようやく来るか…………???)『今から『2000年』くらい前の頃かしらぁ〜〜〜…………』 (1/13 04:13:31)
外@時計師 > 「はッ!!!!!!?????ににニ、2000年ッ!!!!!!??????Year 2000ッ!!!!!!??????」 (1/13 04:13:41)
外@時計師 > (来なかった。)「ッッ゛~~~ッ!!!!!!!!!!!I CAN'T TAKE ITTTTTッ! ANYMOREッ!!!!!!!???? Are you mocking me? !!!!? What's thatッ゛ッッ ......『 "What's ~~♡your ~~………favorite food~~~~?♡』 (もぉーーーーー我慢でキないッ!!!!!!ちょっとッアナタワタシの事馬鹿にしてらっしゃるンですかねッ!!!!!!???!!!なンなんですそのッッ……『わぁ~~♡好きな食べ物ぉ~?えぇ~~っとぉ~~♡』)」(ガタンッ!!!!!!椅子がひっくり返ることも厭わず、彼は立ち上がったのならば貴方にガミガミと怒鳴りつけてしまうことだろう。苛立ちを隠すのはやめだ。) (1/13 04:13:51)
外@時計師 > 「そもそもアナタ、ひょっとして〝 馬鹿〟でイラッシャルッ!!!!!!????」(彼は止まることを知らない。日本語に戻ってもこのザマである。)「このワタシに次の初日の出拝ませたいンデスカッ?!?!?」「それとも嫌がらせヲッ?!?!」「あのねェ沸くのは〝 お湯〟だけでイいんですよォッ!頭まで沸かしてどうスンですかこのッッ………!!!!!!」「とニかくッ!!!!!!もっと〝 早く〟〝 キビキビ〟喋ってくだサいませんカ…………????ワタシは日が暮れたらッ……………」「………………………………」「…………あ゛ーーーーーーッ!!!!!!??????」「Tea's getting coldッ!!!!!!???(紅茶が冷めてるッ!!!!!!) It's your faultッ!!!!!!(貴方のせいだぞッ!!!!????)」 (1/13 04:14:07)
外@時計師 > (今度は何かと思えば紅茶の話。彼は傾聴には向いていない。気が動転しているのか注いだ紅茶をジャバーーーー!ってその場に捨ててまたいれなおす愚行。彼は貴方の方を向き治らずに口にした。)「ッ……トにかく、……………ワタシ日本語を練習しないといけないんです〝ショジジョウ 〟でッ…だから日本語に長けているアナタの発音ヲ元に真似ようかと思っていましたがッ、………」「これでは日が暮れテしまいますよォ………好きな食べ物に「2000年」………アナタ何年生きてらっしゃるンです?………………全く………」 (1/13 04:14:48)
ヒメサマ > 「………………わぁ。」「弟さんは若くて元気なのねぇ………………。」「いいわぁ、とっても。」「私も若返りそう。」(何だか彼は1人でお祭り騒ぎ。それを見てもなおおほほほほと、優雅に奥義を扇いでいる(それこそ、〝煽り〟にしか見えないかもしれないが)。)(こんなにかんかんだと言うのに、貴方の体からなる秒針はこれっぽっちも乱れがないのが少々不気味。)(動は時を狭める。)(だがそれが通じるのは、どうやら本当に人間のみのようで。)(まぁ、つまるところ。)(彼は冷静さを欠けたような言動をしつつも、本質の所じゃ、彼には漣すら立て得て居ないのだろうかと、心の中で察してしまう。)『ッ……トにかく、……………ワタシ日本語を練習しないといけないんです〝ショジジョウ 〟でッ…だから日本語に長けているアナタの発音ヲ元に真似ようかと思っていましたがッ、………』 (1/13 04:41:22)
ヒメサマ > 『これでは日が暮れテしまいますよォ………好きな食べ物に「2000年」………アナタ何年生きてらっしゃるンです?………………全く………』「おかしな事を言うのねぇ〜〜〜〜」(それに対して、ヒメサマは手をヒラヒラとさせて、まるで教科書に載っている事でも言うかのように教えようと────────・・・)「私はまだ産まれてから…………………」(教え─────────…………)「あ、ちょっとお待ちくださるかしらぁ」(その大きな指先は、まるでミニチュアのカップでも摘むようにして持ち上げ、1滴(1杯分)をその口に落としてから)「まぁ………………!」(教え──────)「唐の茶とも違うのねぇ。とても芳醇な…………果実のような……………冷えてても美味しいわぁ。」(教………………………)「あっ、ごめんなさいねぇ〜〜〜〜〜」 (1/13 04:41:48)
ヒメサマ > 「えっとぉ……………何の話だったかしらぁ〜〜〜〜〜〜〜…………………」(随分遠回りして戻ってきた。)「ああ、そうだったわ!!」「〝蘇〟って言うのだけど、わかるかしらぁ?お豆腐ともチーズとも違うのよ〜〜〜〜〜〜」(…………………………話がすっ飛んでいる。今進行していた話の膝を自分でぶっ壊しておいて、苦節数十秒、ようやく話を取り戻したと思えば一旦終わっていたはずの話題に様変わり。種も仕掛けもない変身ショーだ。拍手の代わりに盛大な〝歓声〟を。さあ、どうぞ。) (1/13 04:42:06)
外@時計師 > 『〝 弟 〟さんは若くて元気なのねぇ………………。』『いいわぁ、とっても。』『私も若返りそう。』「はァァァァァァッッ……………??????弟ォォォォ……………………?????」(キリリリリ、カッチャーーーーンッッ………)(Brother=弟。)「ぬ゛ァァァァァァんでッッ!!!!!このッッ!!!ワタシが弟なンですかネェ~~ッッ!!!!!?????東カら上り西に沈む、太陽と共にアるコのワタシがッッ…〝弟 〟ォォォォ……………………………」「へェ゛ェェェ~~~~~~~⤴︎ ⤴︎⤴︎ッッ!!!!!!!!!!!!!!面白いこと(嘗めたこと)を仰いマスことォォォォッッ!!!!!!」(どうやらその呼び方、かなり〝気に食わない 〟らしい。嗚呼、双子は分かるさ。よく言われる。その度にいちいち訂正するのは面倒だからと流してやることもあったさ。だがしかし、しかしだ。〝 弟〟は気に入らない。何故自分が???こんッッなにも、こんなにも優れているのに?!喋らないからかッッ?!) (1/13 13:59:56)
外@時計師 > (チキチキチキ、カチャコーーーン…………)(歯車は回る回る、廻る。打って変わった貴方は春は曙、宜しく朗らかな桃源郷のよう。まるで〝 時間〟を気にしちゃいない。)「第1可笑しいノはアナタですッッ!!!!なにをソんなに悠長なッッ…………ヒトでないことは確かデスがね、なんです?やはり有り余る寿命故の〝余裕 〟デス?????居ますヨネそういうお花畑(愚か)な方々ッてッ!時間が無限であると錯覚してイるようn」 (1/13 14:00:04)
外@時計師 > 『あ、ちょっとお待ちくださるかしらぁ。』「What nowッ!!!!!!??????(今度はなんだよッ!!!??????)」(ほォォォォらな??もう。)(まるでこちらの時間なんざ気にしちゃいない違う惑星にでも来たかのよう。降り立つ場所が月だったとして、時間や言葉までかふわふわと6分の1重量にされて溜まるか。マイペースに静止を掛ける貴方にたいし、〝 お次はなんだ〟と手先をワキワキ。)(そして見ている矢先……)(カチン、…)(僅かながらに陶器の音を鳴らし、ティーカップが持ち上がった。次の瞬間……)『まぁ………………!』『唐の茶とも違うのねぇ。とても芳醇な…………果実のような……………冷えてても美味しいわぁ。』『あっ、ごめんなさいねぇ〜〜〜〜〜』 (1/13 14:00:17)
外@時計師 > 「キイィ゛ーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」(お湯を沸かすような高音。いやもう、地団駄を踏むしかないのである。何が貴方をそうさせているんだ?そして何より先程から聞こえる〝 狂った秒針共〟は一体なんなんだ??水面に水滴を垂らすような声色だってのに、絹衣が風になびくような雰囲気だってのに貴方の存在が遅く、酷く穏やかで、そして、その上で〝 何かが酷く煩わしくて仕方がない〟のだ。絹衣、ヴェールが12本ほどの束になってフワフワ擽るような感覚が堪らなく、〝 ウザったい〟。)『えっとぉ……………何の話だったかしらぁ〜〜〜〜〜〜〜…………………』「好きナ食べ物でショうがこのお馬鹿ッ!!!!!!!!!!」 (1/13 14:00:25)
外@時計師 > 『ああ、そうだったわ!』「ッ゛………!」『〝蘇〟って言うのだけど、わかるかしらぁ?お豆腐ともチーズとも違うのよ〜〜〜〜〜〜』「〝 ソ 〟ォ~~~~?????」「ナんですソノ、〝ソ 〟ってェェェェェ………〝 おトフ 〟も、……ん?おトーフ……おトーフも、……ン゛ン゛ッ……〝お豆腐 〟も、おマメもキライなのでぜってェ美味しくないことだけは分かりますケド。」「マ、食べたコトもないし、食べることもナいですが……」「〝 ソ〟が好きナンですね?逆にアります?嫌いな食べ物、……ほらセロリとか、……」「そもそも、『嫌いなもの』アるんです?アナタ。」(漸く進展した話題にドッと疲れたようにドカりと椅子に腰掛け、深い深い溜息。嗚呼これならもっと手短な人に頼めばよかったかな…とは思ったけれど〝 収穫なし〟なんざそれこそ時間の無駄だった。この時間になるべく多くを聞きだして記憶しなければ。故に、彼は貴方の嫌いなものを問いかけることにした。)(無論、あなたのような存在に、『嫌いなもの』があればの話だが。) (1/13 14:00:27)
ヒメサマ > (いかにも自己愛が高そうなアンタの事だから、〝弟〟だなんて、いかにも〝下〟の呼び名に癇癪玉が大爆発しているのだろう。)(一日の始まりは朝日から始まる。)(故に人は太陽をありがたむ。昼の恩恵に合掌する。)(春は曙とはよく言うものだ。)(始まりとは、太陽なのだ。)(彼はそう豪語してやまない故の、そう、さっきからじりじりじりじり時計のベルが鳴り止まない有様なのでしょう?)『ぬ゛ァァァァァァんでッッ!!!!!このッッ!!!ワタシが弟なンですかネェ~~ッッ!!!!!?????東カら上り西に沈む、太陽と共にアるコのワタシがッッ…〝弟 〟ォォォォ……………………………』『へェ゛ェェェ~~~~~~~⤴︎ ⤴︎⤴︎ッッ!!!!!!!!!!!!!!面白いこと(嘗めたこと)を仰いマスことォォォォッッ!!!!!!』(ほうら、この通り。全力で異議を唱えているんだ。)(だと言うのに──────) (1/13 14:36:27)
ヒメサマ > 「あらあらぁ………………そんなに面白かったかしらぁ。」「褒めてくれて嬉しいわぁ〜〜〜…………………」「言葉にするのは大切よね。優しい人─────────。」(天然なのか、寧ろわざとなのか。悪気があるのか無いのか。もうそれくらいのにぶちんを発揮することでしょう。こんの馬鹿っ!)(ここで失礼)(───────────茶時間~teatime~)(散々昼の紳士の、格好だけ紳士の化け皮を剥がしに剥がした後。やっとの思いで進んだ話題に、どこか項垂れたようにどっかりと腰を下ろす彼は、問うた。)【Question2.あなたの嫌いな物はなんですか?】「そうねぇ。」(その姫は、目を閉じ)「もちろん私だって、嫌いな物のひいふうみい、あると思うわぁ。」(静かに告げ、)「…………………………〝好き〟があるのだから、当然でしょうに。この世は陰と陽。光あれば翳りあり。両者あってこそ、天秤は平衡を保つ。」(カチリ、)(和時計の針が一つ進む。) (1/13 14:36:50)
ヒメサマ > 「…………………………………」「そう………………………」「だけど、私は、〝嫌い〟と言う感情が未だによく分からないの。」(カチッ。)「そなたは、己が時の代弁者と信じてやまない。」「そなた〝達〟は、自分の中で流れている時間が、〝正しいと信じてやまない〟。」「でも、時間なんてものは、人間が決めたのよ。」「その〝歴史〟は、ヒトのもの。」「〝蟲〟、〝獣〟、〝魚〟、彼等は時計の針の意味を知らない。彼等は、あるがままに──────」「〝ただそこにあるだけ〟の涅槃の至り。」(そこにある。ただそれだけの存在。)「ねぇ、時の代弁者さま。」「何故、あなたは〝時間が乱される〟事を悪であると、嫌悪できるのかしら。」「それは、必ず、〝絶対悪〟と言えるのかしら。」「何故あなたは、そこまで〝憤慨〟できるのかしら。」「私に、教えてくださらない?」「それが知れたのならば………………………」「きっと、私は嫌いな物を答えられそうよ。」 (1/13 14:37:08)
外@時計師 > 『言葉にするのは大切よね。優しい人─────────。』「A゛h~~~~~ッッ…………………fuckYouッ…………If you talk too much nonsense, I'm going to have each and every one of your bones built into the hands of a clockkkkkkkkkkkkkkkkkk……………………(ア゛ーーーーー……………クソッタレが………………あまり嘗めたこと抜かしてるとその骨1本1本くべて時計の針にくべちまいそうだ……………………………)」(低い低い声だった。きっと貴方にゃ届きやしないがその忌々しげな声色から〝 相当怒っている〟ことは容易に想像、…できる、はずなのに。肝心の貴方と言えば奥義を仰いで〝 何処吹く風〟である。) (1/13 15:46:01)
外@時計師 > (ふざけているのはここまでだ。いいや、無論貴方の口調はふわりふわりと少しばかり刺激を与えりゃ飛んでいきそうなことに変わりはないが、〝 針は進み出したようで〟安心したよ。)『そうねぇ。』『もちろん私だって、嫌いな物のひいふうみい、あると思うわぁ。』『…………………………〝好き〟があるのだから、当然でしょうに。この世は陰と陽。光あれば翳りあり。両者あってこそ、天秤は平衡を保つ。』「……………………………はァ、して。その〝 嫌いなもの〟とはナんなのカシラ。」『…………………………、………………』「………………………………」『そう………………………』『そなたは、己が時の代弁者と信じてやまない。』「……エエ、勿論。事実でしょう?」『でも、時間なんてものは、人間が決めたのよ。』 (1/13 15:46:23)
外@時計師 > 『〝蟲〟、〝獣〟、〝魚〟、彼等は時計の針の意味を知らない。彼等は、あるがままに──────』『〝ただそこにあるだけ〟の涅槃の至り。』「…………………………、…」『何故、あなたは〝時間が乱される〟事を悪であると、嫌悪できるのかしら。』『何故あなたは、そこまで〝憤慨〟できるのかしら。』『それが知れたのならば………………………』『私に、教えてくださらない?』『──────きっと、私は嫌いな物を答えられそうよ。』(キチリ、カキリ。)(…………………カキン。) (1/13 15:46:36)
外@時計師 > 「──────【⠀0分00秒。】」 (1/13 15:46:46)
外@時計師 > 「〝 ジョン・ケージ〟による演奏が〝 開始〟されました。」(序章。)「【1分】」「 とある生き物は細胞が分裂します。」(彼は、ゆっくりと立ち上がり、杖を手に取った。)「【2分】」「マリーアントワネットの首は切り落とされるまで彼女が思考したこととは。」「【3分】」「………………〝 紅茶〟が非常に美味しく煮出される時間だ。」「【4分】」「死にゆく飛行機達に敬礼をし、欲しがりません〝勝つまでは 〟。」「………………………【5分】全てにおいて 〝 仮説〟を立てルには十分過ぎる。」「【6分】」「シャブリエのブーレ・ファンタスク。」」「【7分】」「向かいのパン屋がラスクを包む。」「【8分】」「ミサイルの着弾まで。」「【9分】」「救急車の平均到達時間。」「【10分】」「【11分】」 (1/13 15:47:16)
外@時計師 > 「【12 ─────……………】」(カツ、カツ、カツ、カツ、カツ、カツ、カツ、カツ、カツ、)(淡々と並べる〝60 〟までの言葉。)(彼の心臓は脈打つことを知らないが、彼の心臓は秒針を刻むことはやめやしない。口から出る言葉の数々は全てがバラバラのパズルのようでアナタにとっちゃあ急な道化もいい所だろう。)(しかし、彼は紡いだ。)(カツ。カツ、──────カツン。)「『【⠀60分。⠀】』」「【それさえアりゃ琵琶法師は歴史を紡ぐ⠀】」「…………………時は人間が刻んだモノです。」「 それは 生きる為だ。」「それは豊かな生活を送る為だ。」「それは、──────生きとし生ける我等が〝 忘れぬ為〟だ。」「ワタシは、『カンパネルラ』では無い。」 (1/13 15:47:47)
外@時計師 > 「…………彼が、彼女が、死んでから〝 何年経ったか〟それが〝 歴史〟だ。」「時が分からなければ 【林檎が腐ってどれほど経ったか】分からず口にする馬鹿がいる。アナタが喉を通した、『冷めても美味しい果実のようなお茶』は〝3分 〟の規定を守った産物だ。」「時を知らぬ愚か者は眠り、食し、繁殖のみを。………〝 刻める者〟が刻まずして過ごすのは〝怠惰 〟だ。」「そもそも、アナタ達が如何にも好みそうな【⠀音楽 】は、正しく針のない【 時計 】じゃあアりませんか。」 (1/13 15:47:55)
外@時計師 > 「時が乱される、それ即ち【刻んでいる意味】がナくなるのです。大抵が好む『音楽』さえ調律が合わず、成り立たたくなるのです。」「乱れた秒針では【医者は救命措置を施すことは出来ない】。……移ろうから季節とは【美しい】モノなのです。」「良いか………………ただ生き物に関しては〝 そこにあるだけ〟ナんてのは〝居ねえコト 〟と変わりゃしないんですよ。」「時が刻めなくちゃあな。」「──────貴方、その紅茶二度と。〝 飲めない〟ンだから。」「……………刻み続けるは〝宿命 〟です。【⠀2000年前 】アナタは確かに〝美味しい 〟と感じた食べ物がある。我等は秒針の上でいかに上手に『踊れるか』。」(帽子の鍔をつまみ上げ、見上げる彼は二ィィ…………と笑みを浮かべ、1つ。)「…………………少なくともワタシはワルツも上手に踊れない馬鹿共とは御一緒したく、アりませんねェェ……………」(2つ。)「……………さて、質問だ。」「…──────貴方は蟲ですか?」「獣ですか?」 (1/13 15:48:04)
外@時計師 > 「〝 魚〟ですか?」 (1/13 15:48:06)
ヒメサマ > 「不思議ね。」「実に人間的な答えじゃない。」「……………………鳴り屋さま。」(彼の、答えは。)(応えは……………………)(平歯車~スプルーギア~が根っこ、かさ歯車~べべルギア~が俯瞰的視点、はすば歯車~ヘリカルギア~が優しさ、内歯車~インターナルギア~が繰り返される歴史、やまば歯車~ヘリングボーンギア~が人と人との相互、……………………冠歯車~クラウンギア~はあなた。そして──────────)(それ等の歯が噛み合い、枢~カラクリ~の如き絶対値の答えを示す。)『……………さて、質問だ。』『…──────貴方は蟲ですか?』『獣ですか?』『〝 魚〟ですか?』(でも、意地悪なあなたの事だ。その答えは、己の口からは言わない。)(ヒメは、にぃと笑い返す。)「いいえ。」「私は、蟲でも、」「獣でも、」「魚でもありません。」(12枚の〝鰭〟を遊ばせて)(曰く、優雅に。) (1/13 16:27:36)
ヒメサマ > 「私は、どうしようもなくニンゲンよ。」 (1/13 16:27:54)
ヒメサマ > 「ニンゲンは、ニンゲンである以上…………………時間からは逃げられない。」「あなたは言った、それは〝生きるため〟だと。」「あなたは言った、それは知恵の結晶であると。」「かつて、星を詠む人達がいました。」「何故人々は最初、空を見上げたのでしょうか──────」「ええ、私は知っています。」「彼等は、決して手が届かない光に手を伸ばしただけじゃない。」「彼等は、〝時を知ろう〟としたのです。」「星辰ほど、誤差の無い時計はありません。」「星の公転は、歯車より一定です。」「はるか海の彼方。星を知る人々は、その観測器具に、機構を用いました。」「それは〝歯車〟です。」「ご存知でしょう。歯車とは、時計より先、元々は星を観測する為に進化した。」「……………………うふっ。」「でも、これはあなたからすれば、孔子の教えよりも最もな歴史だったかしらぁ〜〜〜〜〜」 (1/13 16:28:15)
ヒメサマ > 「今、あなたから歴史を〝読み〟ました。」 (1/13 16:28:39)
ヒメサマ > 「あなたの発言から。私の知らなかった〝歴史を知りました。〟」「故に────────、」「〝彼〟はこの部屋に〝アレ〟を置いて言ってくれたのねぇ。」(一通り語り終えれば、ふぅと、一つ一息付き、巨姫はパタパタと、扇を扇ぐことでしょう。)(最後に、愛おしそうに、鼈甲飴がとろりと融解するような眼差しを和時計に向けて。そうしてから、〝歴史をあなたから読んだ〟と云ったヒメサマはころころ笑った。)(12の果てしない〝歴史〟を持つ者は、応用すれば、こんな事も知れる。会話ひとつで、その原点すら読み解ける。)「ならばこそ、私の嫌いな物は……………」「……………………ここは一先ず、下手な和歌と言っておきましょう。どんな素敵な殿方でも、和歌が下手じゃあ」「………………………全てが面白くないように見えてしまうもの。」「不思議ね。ふふ…………………───────」「あっ、下手と言えばぁ…………………」(パチ───────) (1/13 16:28:58)
ヒメサマ > (思い出したように姫は扇を閉じた。)(それをあなたに向けると、姫は笑った)「随分と、お上手になったのでは?」(だって)(語らうアンタは、随分と〝流暢〟になっていたんだから。) (1/13 16:29:13)
外@時計師 > 「──────ええ、知っていますとも。知っていますとも。当然デショ。」(彼は鼻で笑った。〝 何を当たり前のことを〟と。)「月、火、水、木、金、土、日。」「………嘗てヒトはそれらを1時間ずつ、〝 それぞれのカミサマ〟が支配していると考えていタ……占星術ですよ。」「〝 この星の元に産まれた〟…なんて比喩表現もヨろしく。未来を観るために宙ばかり見てるからヒトは馬鹿な死に方すンです。」(占星術。ホロスコープに想いを馳せて、星の配置で穢れた現世で見失った道標をもう一度探し当てること。彼は占いをこれっぽっちも信じちゃあいない。貴方だってそうでしょう?〝 未来を占おうと1度でも考えたことがある〟とは、到底思えない。)「…しかし。」 (1/13 17:18:52)
外@時計師 > 「時もまた、〝 天文〟が起点だ。皮肉にも貴方が陰と陽を語るよう、〝 我等 〟は曙と宵なんですからねェ………」「羅針盤が響くように。」「北極星は反時計回り。森で迷えば従うが吉。」「でもねェ、見ての通りワタシはもう二度と星を観ることは叶いません。」 」(彼は星を一通り語り、貴方の話も聞いた後。根本を話した。〝 この目は使い物にはならない〟。だから貴方の声は、唄は聞こえど、貴方の瞳の色さえも分からない。貴方と共通して見れる唯一の色は、瞼の裏側の闇色だけなのですから。室内に響くはいつの日か夜が置いてった和時計。) (1/13 17:19:02)
外@時計師 > 「………ヤメにしましょ。視えぬ話は【憶測】に過ぎない。ワタシは星知らずの時計師で、〝 結構〟。」「………………………でもあの時計はァァァ……フフン、そうでしょう???見事でしょう????当然です何せこの〝 ワタシ〟が手掛けたんですからねェ~~!!!ええ、ええ!1寸の狂いもなくフォルムは惚れ惚れする程に美しい仕上がりにィィィ──────……………」「…………ま、それは置いときマショ。でェ、アナタの嫌いなモノってのはなんです?」 (得意げに答えていた彼は胸に手を当てて鼻を鳴らして居たけれど、本題はそこじゃあない。いよいよ貴方の番。貴方は口元に手を当て、夜の起き抜け、蚊帳の中で絹を擽らせるように笑みを浮かべたのならば、〝 嘗て(時)〟に想いを馳せながら、答えることでしょう。)『私の嫌いな物は…………』『ここは一先ず、下手な和歌と言っておきましょう。どんな素敵な殿方でも、和歌が下手じゃあ…』 (1/13 17:19:11)
外@時計師 > 『………………………全てが面白くないように見えてしまうもの。』「……………………ワカ、…………唄のようなモノでしょ。ニホンジンが口説き文句に使ったとか使わないとか……………………なんにせよ欠伸が出ちまいましょうに。〝 下手 〟だと余計に。」 (…口説き、口説きね。恋というのはいつの時代だって煩わしいものだろうに。即ち唄が上手けりゃ貴方は堕ちるのか?…まあ、そんなことは知ったこっちゃあ……) 『あっ、下手と言えばぁ…………………』「はァ゛…………???」(今、何から関連付けやがった?、と彼は思わず威圧する。) (1/13 17:19:21)
外@時計師 > 『随分と、お上手になったのでは?』(しかし貴方は変わらずに、『100の善意』で答えるんでしょ。彼は凝りもなく、自らの高すぎるプライド故に貴方を指さして喚き散らす。)「いやちょっとォーーーーッ!!!!!!????アナタなァァァァァァんで今〝 下手と言えば〟で思い出したんです????元々それなりにうまかったでしょうよッ!!!!!!1度もタイプライターを作動させずに伝わっていたでしょうがッ!!!!!!嘗めてンですかァ゛ァァァ…………?????」「……………………チッ゛…………」「……………………まァァァ……………アナタのおかげである程度コツは掴みましたよ、〝 日本語〟の。英語と違って舌は並行、語尾はやや平坦に………………ま、それはアナタの話し方でしょうが。」 (1/13 17:19:29)
外@時計師 > 「………………そろそろ行きます。仕事は山済みなンだ。また夜にでも、『兄』がやってくるンじゃあないカシラ。アナタのことを〝調律〟したいって。」(舌打ちをついた彼は深いため息をついた後、椅子をしまい紅茶のカップはそのままに鞄に鍵をかけて立ち上がった。無駄のない動き、帽子の位置を整えたのならば、踵を返して伝えるに違いない。) (1/13 17:20:23)
外@時計師 > 「…………………………あーーッッ……そうそう、それとアナタちょっと散歩に出た方がいいですよ。デカすぎる身体は性質ではなくやはり動かな過ぎで少々ふくよかになってるんじゃあないです???或いは着太りですか??ンなまさか、食べてばかりじゃ今に〝お顔がお月様 〟になりますからネ。」「アナタが〝 ニンゲン〟でェ………まだ〝 目〟が見えるならば、…………ワタシが次来るまでに。」「…………………………1つ、何か作っといてくださいよ。」「例えばそう、………1週間分の月の満ち欠けか。或いは…………………」「〝 絹織物〟とか。………………どーせ、暇を持て余してンですから。」 (1/13 17:20:26)
外@時計師 > 「……………………それじゃあ。まあ、一応、……………〝 ありがとうございました 〟。…カグヤヒメさん。」 (1/13 17:20:59)
ヒメサマ > 『でもねェ、見ての通りワタシはもう二度と星を観ることは叶いません。』「そうですかぁ〜〜〜〜〜…………………」(彼はもう目が見えないのだと言った。)(その目には、何も映さないのだと。花鳥風月、その全てを眼に出来ないのだと。)(でも、それならその布はなんだい。)(その目は、見えないのではなく──────)(〝もはや見ようともしないという事の裏返しなのでは〟)(いや………………これは無粋な詮索だろう。)『………ヤメにしましょ。視えぬ話は【憶測】に過ぎない。ワタシは星知らずの時計師で、〝 結構〟。』(彼がそう話を切り上げてしまうのですから。)(彼の世界は、色は必要なかった。たったそれだけの理由だと言うことにして棚に置く。)(そう、そうだ。私の嫌いなものの話だった。 (1/13 17:44:24)
ヒメサマ > )『……………………ワカ、…………唄のようなモノでしょ。ニホンジンが口説き文句に使ったとか使わないとか……………………なんにせよ欠伸が出ちまいましょうに。〝 下手 〟だと余計に。』「あら、欠伸だなんてそんなふしだらな事はしないわ。」「出るのはぁ、お願いよ。〝ごめんなさい、もう帰ってね。〟って、優しくお願いするのよぉ。」(そんな違いなんぞなかろうに。でも、はるか昔のお姫様は、口は不浄として、殊更隠していた。なんだったらお歯黒だなんてつけてさらに醜くさせるくらいには。)(今でも意味わからない。なんであんなもの付けるんだ。)(ともあれ、お話はこれにて〆に取り掛かる。)(彼は最後の癇癪玉を破裂させ、小鳥の囀りを唄う様に、やっぱりあなたは賑やかな感じがお似合いよ、と火にかける油は流石に飲み込んだ。) (1/13 17:44:43)
ヒメサマ > 『〝 絹織物〟とか。………………どーせ、暇を持て余してンですから。』「あら、だめよぅ。あれは〝あなたには似合わない〟ものぉ。」「そうねぇ………………お月様のお裁縫でも縫ってみましょうか」「ふふっ……………」(去り際の約束は、いつももの悲しい。あなたがいなくなれば、また次の来客まで、ずっと静寂が訪れるのだから。)(深海のような暗く冷たい、帳が降りきった、空亡すら見えぬ真夜中のような孤独が、訪れるのだから。)「うふっ、またいらして下さいねぇ。」「楽しかったわ。」「昼の人。」「ごきげんやう───────」(でも、いまは、それが)(悪くないのは。)(自分がニンゲンであると、胸を張れるようになったからかは、定かじゃない。)(かの時の賢者を見送り、姫は天井をゆっくりと仰いだ。)〆コード【月】解放 (1/13 17:45:45)