風鈴@レオ > 「隊長、そろそろ休憩いたしやしょ?」(第一部隊事務室にて、カリカリと書類を書いているが飽きてしまったのかねっとりとした口調をした男が隊長席に座っているあなたに対して微笑みながらいう。昨日のアラクネには隊長も参加していたことは聞いていた。昨日も出勤しているのに今日も来るだなんて真面目な人で、とっっってもステキ♡おおらかで怒鳴りつけることはしないし、不器用なのにお人好しで、"特殊な事情"を抱えている自分を部下として迎え入れてくれたところにも懐の深さが窺える。貴方にも愛されたいのだけれども、今のところアプローチは成功した試しはない。それでも愛されたがりなレオは諦めたりはしないだろう。ほら、今だって勝手に席を立って給仕室へと向かってしまった。もう貴方とおしゃべりがしたくてたまらないらしい。未だ2人だけだから、広いはずの部屋も寂しさを感じて寂しがり屋なもんだから、それも相まって休憩をしたいのだろう。貴方のお好きな飲み物はなんでしょう。何故聞くかって?それを注いでいくに決まっている。こぽこぽ……とお湯を沸かす音が響けば、再び声が聞こえてくるだろう)「隊長〜。お菓子は、こちらが決めて大丈夫かしら」 (1/14 15:50:45)
雨晴 高良 > 「(このご時世に手書きという時代遅れな書式を要求されて辟易していたが、何だかんだ最後の一枚だ。それも隣の新入りに関する書類だったが、ふと声を掛けられると同時にペンを置くと)___よし。・・・そうだな、お茶が良い。(丁度その書類を書き終えたようで、声の主へと首を向けて。ただ、彼の持つ少し不思議な雰囲気に気圧されて、目線は外していたが。どうにも、”何かを欲しているような”気がしてならないのだが、あまり関係を深くするのも彼にとって悪いだろう。しばらくすれば、この席は空くかもしれないのだ。)」『隊長~。お菓子はこちらが決めて大丈夫かしら』「___甘すぎないものだと有難い。(給湯室へと向かった男に適当な返答を返そう。甘いものが嫌いなわけでは無いのだが、お茶に合う物と言うと大体がしっとりとした甘さのモノが多い筈だろう。)」 (1/14 16:09:41)
風鈴@レオ > (お茶だと聞けば、茶葉をふた匙急須に淹れる。何事も"愛情"が必要らしい。胃もたれを起こしそうなぐらい重たい重たい愛情というお湯を注げば茶葉たちが踊り出す。自分はこの時間が大好きだ。待っている間相手を思うことができる。先ほどから目を逸らされるのは恥ずかしがられているのだろうか。だとしたらなんてシャイな人なんだろう。自分としてはもっと話したいし、なんでも知りたい。だけど押しすぎても人によっては嫌がるものだ。狩猟だって攻めすぎてしまえば、獲物が勘付き逃げてしまう。じっくり、ゆっくり痛ぶるように、外堀から攻めて【死ぬ瞬間にも自分を思ってくれるように】しなくっちゃ) (1/14 16:24:25)
風鈴@レオ > 『___甘すぎないものだと有難い』(どうやら隊長は甘すぎないのがお好みらしい。生憎持っているのが小さな小さなおかきたちしかないから、和紙をしいてお皿にコロンコロンと転がしていけばお茶がちょうどいい時間。コポコポと温めておいたコップに注いで、トレーに乗せれば愛しい貴方へと近づいていく)「どうぞ〜。お口に合えばいいですがねぇ」(なるべく渋めじゃない口当たりがいいお茶を選んだが、お口に合えばいいなって気持ちは本当だ。貴方が死んでしまうことなんか知らない。貴方が秘密兵器だということを知らない。それでも子どものように待ち続けることだろう『美味しい』って言葉を【家事+料理+とびきり重たい愛情を添えて美味しい美味しいお茶を注ぎたい】) (1/14 16:24:39)
雨晴 高良 > 「(彼の経歴には一通り目を通したが、どうやら前線向きの人員では無いらしい。機械整備班志望だったのも頷ける。加えて、出自が第八の研究部というのだ。監視の目という意味も込めて1番小隊に配属されたのだろう。厄介者の雰囲気はあるが、それが悪であるとは思えない。___そんなことを考えていると、湯呑とおかきが到着して。)・・・ありがとう。(小さく会釈をして、湯呑を口へ運ぶ。ズズッと熱いお茶を一口飲み込めば、少しだけ表情が綻んだだろうか。ただ、それを口に出すのは止めておこう。”良い人”だと思われるのが怖いのだ。でも、”失礼な人”には成りたくない。どうしたものか)・・・悪くない。(必死に考えた結果、ひねり出した声は君に届いただろうか。)」 (1/14 16:45:27)
風鈴@レオ > 「ありがとうございやす」(少しだけ表情が綻んだのを見逃しなんかするものか。きっと美味しかったのだろうけど、口下手だから悪くないという言葉になってしまったのだろう。今度こそ、美味しいって言ってもらえるように毎日お茶の時間になったら自分が注ぐんだ。自分も席についてから一口飲む。やっぱりいつも通りの味だけれども、誰かがいるってだけで心まで暖かくなってくる。フラスコの中では眺めることしか出来なかったけれど、手足が動くだけでも嬉しい限りだ。ぽりぽりとおかきを食べれば甘すぎず、お茶にもあって我ながら最適解を導き出したのではないか?と自画自賛をし) (1/14 16:56:22)
風鈴@レオ > 「隊長は、昨日仕事出ていやしたけど、無事そうでなにより。昨日で死んでやしたら、会えずしまいで寂しとですよ」(会話を続けるためにか、昨日の依頼についてを話し始めた。貴方にとっては思い出したくないかもしれないが、自分がいなかった時のことも"記録"しておきたい。貴方は何時に起きて、何をして、トイレは何回行くのか、誰と出会ったのか、いつ眠りにつくのか全て把握しておきたい……。ダメダメ、こんなこと口に出したらきっと引かれてしまう。初めては大事だって言われたじゃないか。興奮治らない身体を悟らせないためズズッとお茶を飲み) (1/14 16:56:30)
雨晴 高良 > 「(昨日の任務の話題になり、神妙な面持ちへと変化して。___あの時、小日向君とマルス君が来ていなかったら。円室長がもう少し人命救助を優先していたら。きっと俺は此処に居なかった。)___・・・あの時は他の研究員たちが活路を開いたから良かったが、一歩間違えればこの支部の壊滅しかねん相手だった。・・・俺はそれに匹敵する力を持っているから、此処に居られる。・・・そして、力には代償が伴う。そういうことだ。(君も長く第八支部に居るのなら、そういった”兵器”がアルマデルに居る事を知っているかもしれない。そんな淡い期待を胸に、自分の身の上を話しておこう。いつまた、アラクネを超えるようなカミサマが現れるか分からない。もしその時は、今度こそ命を燃やして戦い抜くつもりだ。)」 (1/14 17:15:14)
風鈴@レオ > 「なるほどぉ……?」(口少なかった隊長が悠長に喋り出したから"記録"していく。どうやら他の研究員達が協力をしてくれたおかげで、貴方は生きていられるらしい。まるで自分は兵器だとばかりの口調。理解をしているのかしていないのかズズッとお茶を飲んで何かを考えているようにも感じられた。そしてコトリとコップを置けば)「それで、隊長と仲良くしちゃいけない理由にはなりやせん。皆、いつかは死ぬと聞きやした。あっしなんかは最前線に立てないゆえ、あんさんみたいな方がいないと死にやす。それとこれはどう違うと言いやしょう」(淡い期待を打ち砕くかのように口にしたのは、仲良くならない理由にはならないという言葉だった。レオは愛されたい。愛されたいからこそ、そういう話にも敏感になりやすい。貴方の優しさだというならばそれは違うと思った。貴方が死ぬのが先だなんて誰が決めたのだろう。もしかしたら自分の方が先に死んでしまうかもしれないというのに。死によって別れることが寂しいから?悲しませてしまうから?そんなのこの職場ではやりづらいだろうに) (1/14 17:26:31)
雨晴 高良 > 「(確かに、生きている限り死ぬことから逃れることは出来ない。ある時はゆっくりと、ある時は一瞬にしてソレは訪れる。そして、それは激情を周囲に与える事が多い。絶望や諦観、激昂や発狂。___少なくとも、自分はそうだったから。だから、君たちには。)___君たちを殺させはしない。俺が死ぬことで君たちを守れるのなら。・・・一人の犠牲で多くを救えるのなら。俺は、誰も悲しまないように終わりたい。・・・そう、思うんだ。だから、俺を大切に思わなくていい。」 (1/14 17:46:05)
風鈴@レオ > 「……お願いを一つよろしくて?」(自分が死ぬことによって守れる命があるならばと犠牲心を露骨に出してくる貴方に、理解をしたのかそれ以上は何も言いそうにない雰囲気で一つお願いがあるのという)「隊長が死んだ時体液でも爪でも……まぁ、ちょっと心許ないけど物品をくだしいましぃ。あっ、その、局部でもいいんどすけど、でも、でも、やっぱり、その、そういうのって恋人とかちゃんとした関係になったお方がもらえるものやとわかってはいるんですよ。えぇ、えぇ、大切に大切に保管しやすのでお願いできないでしょうか」(キャッと生娘のように頬を赤めらせ言った言葉は通常では考えられないことだろう。それでもレオにとっては普通だった。沢山の人間の細胞から出来上がった体は、きっと沢山の愛で出来ている。愛が高まった時にできたのが自分(特異点)であるならば欲しくなるのは仕方がないじゃないか。貴方が最終兵器だからと言っても、仮にロボットだとしても愛おしいことには変わりはない。大切にするなと言われても【愛は止まることはない】) (1/14 19:04:32)
雨晴 高良 > 「(不思議な雰囲気の正体に気付く。途中から目を丸くしながら君のお願いを聞いていたが、思わず目を閉じて。彼の出自は読んだ。いわゆる”特異点”であり、イーコールに対して人間の成分を与える事で生まれた存在。・・・そういう境遇に生まれてきた生き物が、人と同じ倫理を持ち合わせるとは言い切れないだろう)___・・・悪いが、恐らく無理だ。俺が死ぬときは灰しか残らないと思う。直感だが、ほぼ間違いない。(そして、君のお願いはかなえられないかもしれない。此処に所属する前に取り込んでいたイーコールは炎に適性を示していた。また、コードを入れ替えた際に感じる侵食の感触は体内から焼けるような感じだった。そんな能力なのだろう。だから、きっと君に残せるものは自分の体には無いものだ。)」 (1/14 19:23:20)
風鈴@レオ > 「では、灰で構わないでやんす。その灰を枕元に置いておくだけで"忘れずに済みそう"」(灰しか残らないと言われたならば、それでも構わないなんていうだろう。灰ならば固めてしまえばダイヤモンドにもなり得る。指輪にでもしてしまえばいつだって一緒にいられて素敵じゃないか。残せるものはないだなんて言わないで。寂しくて今すぐにでも狩りたくなってしまう。でも貴方はまだやることがあるし、自分は貴方のことを知らない。知り尽くしてから全てをもらいたいと思うのは何もおかしな話ではないでしょう) (1/14 19:33:47)
風鈴@レオ > 「あっし、どうやら忘れっぽくて、とても不安で、だから欲しいとです。隊長だってそういうのわかりやせんか?忘れてしまうのは、怖くないとです?」(書類には必要ないからか、書かれていないが忘れっぽいのだと口にする。だからか、彼の机の周りには沢山の付箋やメモが置かれては貼られているのが席に座る貴方にも見えることだろう。自分の価値観が可笑しいだなんて常識を忘れてしまえば分からない。忘れてしまえば価値あるものも無価値に変わってしまう。だから、"モノ"に異様に執着する。"愛"という不変のモノを欲しくなる。もしダメと言われたらどうしようと悲しげにまつげを揺らして返事を待っており) (1/14 19:33:55)
雨晴 高良 > 「(灰でも良い。彼はそう言った。忘れるのが怖いから、手元に置いておきたい。分からない、彼のこの他者に踏み込んでくる姿勢が。何故そこまでして。・・・いや、彼には彼の考えが有るんだろう。だが、しかし)・・・・・考えておく。(湯呑を一気に傾け、その中身を飲み干そう。結局おかきに手は付けなかったが、今考えて答えが出そうになかった。あと、少しだけ恐怖を感じた。その場から立ち去りたかった。だから、答えを保留して一番小隊の事務室を後にしよう。扉に手を掛け、そのまま出て行こうとしていて。)」 (1/14 19:42:16)
風鈴@レオ > 「そうでやんすか……。また"答え"教えてくださいまし」(答えは言ってくれずに、お茶だけを飲んで出て行ってしまう貴方を引き止めることはなかった。バタンと閉じられた部屋は1人にしては広すぎて寂しさを感じてしまう。暫くしてから自分の席から離れれば貴方が使っていた湯飲みに手を触れる。まだ飲んだばかりだから温もりを感じられて暖かくって愛おしくって目を細めれば)「隊長ってば、シャイでとても可愛らしい方でやんすねぇ。……へへっ、へへへっ、へっ。早くあの人の"愛"が欲しいでやんすね」(恐怖を感じて出ていかれたなんて一切かんがえていないのだろう。ただあるのはあの人はシャイだからどこかに言ってしまったという考えだけ。おかきを食べてくれなかったのは寂しいけれど何事も地道に頑張ることが一番だよね。……愛しているからちゃんと返してね。そっとコップと食べられなかったお菓子を持って給仕室へと歩いていけば、"わざとコップを割るの"。その破片を一つ一つ拾っていけば、まるで貴方の思い出が散らばったみたいで愛しくて悲しくて)「あぁ、殺してしまいたい」〆 (1/14 19:52:23)