小日向啓之&小鳥遊慈鳥

小日向 啓之 > ッ"~~~……………し、しつれい、しましたぁ…… ( 任務から帰還後、御叱りを受けるかと思えば受けず、ほっとしたのも束の間のこと。今朝方、街の防衛に当たるお偉いさんの元へ呼び出しを受けた。天国から地獄とは正にこの事。重たい足で事務棟へと向かい、お偉いさんの部屋にて正座で説教を受ける運びとなった。初めは真面目に聞いていた説教もあまりにも長ければ右から左へと流れるもので、正直な所あまり内容は覚えていない。けれど、怒っている空気というのが何よりも苦手なものだから、同じ空間に居るだけでもかなり疲弊する。未だにあのネチネチと長い説教が足に絡み付いているようで、正座の弊害もあり足は気を抜けば元のように正座をしかねない状態にあった。まだ堪えきれているのは、共に説教を受け、そして共に部屋を出てきた者が居るからだろう。『 小鳥遊さん……したっけ、……任務のときは、有難う御座います 』隣の貴女へとちらりと視線を向け、一声かけてから男はぐんと伸びをした。部屋の外の空気が美味しい。窓の外は清々しくも晴れ渡り、小鳥の鳴き声が聴こえるようだ。よし、これならもし貴方誰ですか?とか言われても立ち直れる気がする。)   (1/14 20:24:01)

木靴下@小鳥遊 > (────────『わあ~~~~~見てください、今日は絶好のお日向ぼっこですよお。』)(なんて発言からお上様の怒りを買い、貴方以上にしこたま叱られた彼女は尚も変わらず軽い足取りで歩を進めていた。それは言葉的な表現ではなく。)(ふわふあわ、ふわり。)(【本当に浮いた足取りだ。】)(彼女は羽のように軽い体重を生かすようにして空中にふんわりと漂っている。)(たった一人、すべての重荷から切り離されたようにのんびり軽い彼女は貴方の発言を聞いてその視線をそちらへと向けた。)「えぇっと、小日向さんでしたっけ?」(貴方に呼び止められた彼女はその場にゆっくりと羽のように落ちてきて、両足を地面につけた。)「ふふーっ、どういたしまして。小日向さんも香水、ありがとうございます。とっても素敵でした!結婚したいなぁなんて思っちゃったくらい!!」(叱られて憂鬱な貴方の雰囲気とは雲泥の差。ぴかぴかに輝くような笑顔で彼女は軽ぅーーーっく言葉を続けるんだ。)   (1/14 20:51:25)
木靴下@小鳥遊 > 「なんだかいっぱい叱られちゃいましたねぇ…。死者がゼロ人だということにもう少し感謝してもらってもいいと思いますけど。」(ぷくうぅぅぅぅ…。)(わざとらしく頬を膨らませ、両の手を腰に当てながら彼女はそうぼやいた。まぁ、叱られた9割の原因は彼女が話を聞いていなかったことに関係しているとも思うけれど。)(この支部において、ヒーローは道化だ。お飾りの役職でしかない。そんな自分たちを見る支部の人たちの目が痛いのは彼女だって重々理解しているさ。)「あーーーーーーーッッッ!!イヤな気分になっちゃいそうですっ!!ストレスはお肌によくないのに!!」(それでも、やっぱり怒られるのは下向きな気分になる。だから彼女は貴方の手をとって言うのだ。)「そうだ、小日向さん!せっかくこんなにいい天気なんです!日向ぼっこしませんか?」   (1/14 20:51:27)

小日向 啓之 > あ、はい、小日向っす。昆虫に詳しくないんで、あれくらいしか用意出来なかったんすけどね、ぇ ( 良かった、名前覚えられてたって安堵だとか、本当ならもう少し出来た筈、なんて後悔だとか、それらの思考は全て晴れやかな笑顔と共に告げられた〝とっても素敵でした!結婚したいなぁなんて思っちゃったくらい!!〟の言葉に吸収され、思わず、ぇ、と声が溢れた。小日向 啓之、彼女居ない歴=年齢ではないけれど、彼女の居ない年月の合計ならば≒で年齢である。バレンタインデーはチョコを貰ったり彼方此方で咲き乱れるらぶらぶおーら的なものに同級生と羨ましいの弱めの呪詛を飛ばし……。そんな男に貴女の一言はかなぁり心臓に悪かった。落ち着けと言い聞かせる。大抵こういうのは冗談であったり、え、本気にすると思わなかったんだけど、ウケる、みたいなオチが付いていると見てきたじゃないか。   (1/14 21:24:12)
小日向 啓之 > 意識したり本気になってしまった彼等の末路を自分は辿りたくは「そうだ、小日向さん!」『 へいっ!? 』「せっかくこんなにいい天気なんです!日向ぼっこしませんか?」『 あ、あー……日向ぼっこ、すか? いいっすけど……、それなら、 』呼ばれた声に大袈裟にも肩を揺らして貴女の方を向く。いや、向いてしまった。整った顔立ちに花の綻んだような笑み、男のものとは違った細くて柔らかい手が厚くかさついた手を握る。心臓がどくどくと激しく脈打って、それがバレない内に、話しながらそっと手を後ろに引いた。〝此処とかどうっすかね、〟そんな言葉と共に、案内した場所は植物棟だった。手を繋いでエスコートするほどの勇気が男にあるとでも思っただろうか。隣を歩く内に心拍数は次第に落ち着いて、今はただ、アーチ状の高い天井から溢れる木洩れ日を浴びている。一見綺麗なだけの場所。けれど植えられている植物全て、カミサマに関係のあるもの、或いはカミサマ本体であるのだろう。)   (1/14 21:24:14)

木靴下@小鳥遊 > (貴方に手を引かれた彼女の重みは一切ない。人を引いている、というより、確かに手を繋いでいる感触があるのに、そこには何もいないよう。きっとそんな不思議な感覚に優しい貴方なら本当にいるか心配で何度も彼女の方へと振り向くだろう。…そのたびに彼女は何でもなさそうに貴方に微笑むんだ。)「ふふ、デートみたいですね。ドキドキしちゃいます。」(何物にも好感的な彼女は、そんな冗談ぽい本音を呟いて、何にも知らない顔で笑う。)「わあーーーーーー…。」(壁一面緑のカーテン。その壁から流れ落ちていく水が散って、心地よい涼しさを運んでくれる。彼女は物珍しいものをみるように瞳をキラキラと輝かせながらあたりを見渡す。)「えへへ、不思議です。植物棟には何度も来たことがあるはずなのに、誰かと一緒だとこんなに変わって見えるものなんですねぇ!」(彼女は読んで字の如く、浮かぶ体を空中に漂わせる。もちろん貴方と繋いでいる手のおかげで上へ上へと上がることはなかった。)   (1/14 21:56:18)
木靴下@小鳥遊 > (日向ぼっこするのなら、どこがいいだろう。彼女は軽く浮かび上がる体で植物棟を見渡す。…けれど、その視線は一周した後、貴方の方へと戻って彼女は地面にゆっくり足をつけた。せっかくエスコートしてくれるのなら、最後まで貴方にお願いしてみようかと、そんな気遣いだったのか甘えだったのか。…とにかく、貴方がどこで日向ぼっこをするか。それが決まったら彼女は貴方に向けて普通にお話を始めるだろう。)「そういえば、小日向さんはどうしてアルマデルで、ヒーローをやろうと思ったんですか?」(それを口にした後、彼女は何かに気付いたように一度口元を抑え、「答えずらかったら、無理して答えなくても大丈夫ですよ。」と、微笑んで貴方に伝えるだろう。)   (1/14 21:56:21)

小日向 啓之 > ( 貴女にはちょっと失礼かもしれないが、途中から大きい風船を持ち運んでいるようなものだと思うようにした。比喩を越えてまるで羽のような貴女の身体。ぷわぷわ浮かんで、…小さい頃転んで手離した風船は、遠くに行ってしまうのが悲しくって、膝が痛くって、随分と泣き喚いたような気がする。『 …個人的には、雨の日も結構好きっすよ。ちょっとだけ暗いんすけど、雨粒が透明なガラスを伝ってて、すげぇ綺麗っつーか… 』何度も来ているのならとっくに知っているかもしれない、そんな事は言葉を発してから気が付いて、きゅむ、と、不自然でないくらいに口を閉ざした。晴れの日は陽射しが差し込み、雨の日は雨粒がガラスの上で弾けて濡れる、雪の日はまるでスノードームの中に入ってしまったかのようだった。植物棟は場所によって、天候によって、時間によって、景色を様々なものへと変える。なんだか貴女が初めてテーマパークに来た子供のようであったから、つい訳知り顔で語ってしまった。   (1/14 22:40:01)
小日向 啓之 > きょろきょろと周囲を見渡していた貴女の視線は最終的に男の元へと向けられて。それに気が付けば、ちょっとだけ体温を上げてバレない程度に驚いてしまう。………これは、案内を続けろと言うことだろうか。道中の、〝デートみたいですね。〟そんな言葉を思い出して、貴女からすればなんてことのない言葉だろうに、変に意識をしてしまいそうだった。少しぎこちなく、誘拐にならないようにゆっくりと歩く。大きな、イーコールによって変型した曲がった木、変わった形状の葉を今の季節であろうと生い茂らせた木の側のベンチまで辿り着けば、ちょっくら此所で一休みしていかないっすか、と、自然な流れで座れるように。ぷあぷあ浮かぶ貴女に一休みが必要かは分からないけれど、他に言葉も浮かばなかった。腰を下ろしたベンチは陽が当たっていたこともあって暖かく、時折曲がり木の葉が揺れる。ピチチ、と聴こえる鳴き声は鳥のようで、恐らく肉食系の植物型カミサマのものだろう。穏やかな日向ぼっこ。隣の貴女の存在だけが、意識してしまって少し落ち着かなかった。   (1/14 22:40:11)
小日向 啓之 > 『 あー…………んや、大丈夫っすよ。……別に、ちょっとした理由なんすけど…、…いつまで、この世界が安全でいられるかなんて分からないじゃないっすか。そーいうときに例えば家族とか、大事な人を護りてぇなって、……そんだけっす。 』ちょっとした誰かの日常、今の日向ぼっこをしているような日々を守れたら、そんな想いはきっと誰もが持っていて、ささやかなもの。平凡で、一般人らしい答え。知ったとき退職しようとも思ったが、行動にすら起こせなかった、その時の方が後悔するものだと知っているから、此処に居る。昨日の件は特に、いつかの恐怖が蘇ったかのようで。…ゆっくりと、猫背に男はそう答えた。『 ……小鳥遊さんは、あるんすか? …ヒーローを目指した理由。…勿論、答えづらかったら大丈夫なんで。俺は答えたんだからとか、言わないっすよ。 』   (1/14 22:40:13)

木靴下@小鳥遊 > (ぷかぷかと風船のよう。ふわふわと羽のよう。【負荷】を感じない彼女は貴方に連れられるままについていく。貴方の話す、植物棟の雨の日の話や雪の日の話を彼女は関心深そうに頷きながら聞いていた。その反応から、それを知っているのかそうではないのかを区別することはできないが、彼女は楽しそうに貴方の話を聞いていた。)(『ちょっくら此所で一休みしていかないっすか。』)「そうですね。」(貴方の発言に彼女はもう一度浮かんだ体を沈ませて、貴方の隣に少し空いたベンチの空間に降り立つように座った。)(ここに就くというのは、少なくともいい経験をしてはいないはず。…そう思って、違う話題を上げようかしら。なんて悩んでいれば、案外すんなりと貴方はそれに答えてくれた。)(なんだか、貴方のことを少し知れてうれしい。)(そう思いながら、彼女は淡く染まる頬ではにかんだ。)   (1/14 23:31:16)
木靴下@小鳥遊 > 「とっても素敵な理由ですね。」(貴方にとっては一般人的理由かもしれない。だけれど、誰かを守りたいというのはヒーローとして満点の答えだ。)(人は奇跡を願う。それと同じくらい、普通を望む。…そんな言葉をどこかで聞いた。)「当たり前の幸せって、維持するのは難しいですからねえ。…だから守るだけの価値がある。」(大切なものはどうしていつだって脆い硝子の上にあるのでしょう。)   (1/14 23:31:25)
木靴下@小鳥遊 > (『……小鳥遊さんは、あるんすか?…ヒーローを目指した理由。』)「ボクは────────。」(貴方の質問に彼女は言葉を詰まらせた。)(決して予想外だった、とか。答えるのが嫌というわけでは決してなくて、どう説明したものかと頭を悩ませていた。)「えぇっと、ボクの能力。お目にしたとは思うんですけれど、《YELL》は、基本的に後方支援の能力なんです。」「………その、ボク。…〝昔、家に強盗が来たとき、家族に庇ってもらうことしかできなくて〟。」「ボクの応援が誰かの力になればって思ったことがあるんです。」(慎重に言葉を選びながら、彼女は一つ一つ言葉を続けていく。)「ヒーローを目指したのは単純に、ボクの能力は目立ちやすいからです。旗を振ったり、メガホンで叫ぶので、それならいっそ、市民もヒーローも支部の皆さんも応援で助けられるような立場であったらいいなあって……。………………えへ、ごめんなさい。なんだか小日向さんより夢のない話で。」(彼女は両手を頬に添えながら、恥ずかしそうに微笑んだ。)   (1/14 23:31:27)

小日向 啓之 > ( 男は静かに貴女の話を聞くことだろう。小さな相槌だけ、きちんと聞いている証明に。強盗という言葉が出たときだけ、ちょっとだけ目を見開いて。『 …良いじゃないっすか。誰だって、応援されたら嬉しいもんっすし、…そうやって応援してもらえたから頑張れたって人も、沢山居るっすよ。それに、俺は守りたい、小鳥遊さんは助けたい、なら、どっちだって素敵な理由じゃあねぇっすかね。 』卵が先か、鶏が先か。男の場合は卵、ヒーローになる意志が先だった。貴女の場合は鶏、能力の発現が先だった。勿論、両者ともどちらの素質も持ち合わせていたからこそ、卵も鶏も存在したのだろう。恥ずかしがるようなものじゃない。言っておきながら、男の方こそちょっと恥ずかしいまであった。的外れであったり、知ったような口を聞いていないか。貴女のように素敵な笑みを浮かべられたら良いのだけど、生憎目付きが悪かった。だから、迷わず肯定してくれた貴女の言葉を借りて。でもやっぱり、『 ………ちょっと偉そうだったっすね、すんません。 』臆病故に、予防線は張ってしまって。   (1/15 00:11:30)
小日向 啓之 > 『 いやぁ………なんつーか、あんまりこういう話ししないんで、落ち着かないっすねぇ…。…………そろそろ、訓練とか、外の見回りに行かないと怒られちまうっすかね。 』ぐぐぅ、と陽を浴びながら身体を伸ばす。ぽかぽか陽光は心地好く、きっと今日は散歩をするような市民も多い筈だ。此処から見れば只の道化でも。…強盗の件について、深く踏み込むような勇気が無くとも。自分達はヒーローである。その事実だけは何があっても変わらない。変えてはならない。そろそろ帰りますか、と、そんな言葉が口にせずとも後に続いているようだった。)   (1/15 00:11:32)

木靴下@小鳥遊 > (『俺は守りたい、小鳥遊さんは助けたい、なら、どっちだって〝素敵な理由〟じゃあねぇっすかね。』)(────────!)(貴方は控えめに自分の言葉を反響した。その言葉に彼女は黄色の瞳を大きく開いてぱちぱちと瞬かせる。)(しばらく魂が抜けたようにぼうっとしてた彼女だけれど、下がる髪をかき上げるために左側の横上に触れて。一瞬祈るように髪飾りに指を添えた。)(それから言葉の意味を深く噛み締めて、ほのかに頬を染めて緩む頬をごまかすように持ち上げた。)『………ちょっと偉そうだったっすね、すんません。』「いえ!!そんなことはないです!!嬉しかったです!!」(自分が何も言わなかったからか貴方を不安にさせてしまったのか、貴方がほんの少し臆病をこぼせば、彼女はそれを否定した。)(浮かぶようにうれしかった。なんて本当に浮きながら伝えるのだからおかしいものだろう。)   (1/15 00:58:10)
木靴下@小鳥遊 > 「………………………あ………、そ う…そうですよねえ。…怒られちゃい、ますよね。」(そう口からこぼせば、彼女はあからさまに落ち込んだ様子で頭を垂れた。そもそもお休みでもないのにこうして自分のわがままに引っ張ってしまったのだから、そう長くお喋りもしていられない。)(楽しい時間はあっという間。時間が許すのなら許す限り、いろんなお話がしてみたい。どんなものが好きなのか、とか。何が趣味だとか。これをされたら嫌で、何をしたら幸福を感じるか、とか。)「────────ッ、あの!!」(「そろそろ帰りますか」、と続くような貴方の言葉を断ち切るようにして、彼女は声を上げた。)(まるで手品のようにその手元から彼女が身に纏う衣服の装飾と同じ青い薔薇を咲かせて、貴方に差し出す。)(─────というより、押し付ける。という表現の方が正しいかもしれない。)「もし、もし小日向さんが良ければでいいです…!本当、良ければでいいので…っ!」   (1/15 00:58:16)
木靴下@小鳥遊 > 「今度どこか一緒にお出かけしませんか…?」   (1/15 00:58:23)
木靴下@小鳥遊 > (────────【同封されていた赤い宝石は、戒めのように輝いているのでしょう。】)(彼女は言い聞かせるように、心の中で「大丈夫」と反響させるのでしょう。)「あーーーーーーーっっ!!渡しちゃった!!渡しちゃったあ!!!」(貴方の手から離れた彼女はどこにも行き場がないようできゃあきゃあと騒ぎながら空中をくるくる回っている。)(一人で騒げるというのはある意味才能のようにも思える。)(彼女は真っ赤になった頬をむにむにといじりながら逆さまになったまま貴方を見た。)「……………えっとう…。お返事はいつでもよいので…ぇ…。………………お、お仕事戻りましょっか!!」(お空を浮かぶ彼女はどうにかして恥ずかしい感情を外側に向けたいのか、無理殻に話題を変えて植物棟の出入り口を指さした。)   (1/15 00:58:26)

小日向 啓之 > はいっ? ( 上擦った情けない返事は本日2度目だった。突然何か覚悟を決めたようで声をかけられたんだ。のんびりとした日向ぼっこで緩んだ心臓には、あまりにも刺激が強すぎた。丸まっていた姿勢を正して、顔を上げれば目の前に咲くのは青い薔薇と赤い薔薇。いったい何処から持ってきたのか、そんなことに意識を咲くような余裕はなく、「今度どこか一緒にお出かけしませんか…?」___彼の意識は宇宙の彼方に飛ばされたと言っても過言ではなかった。貴女の言葉をぐるぐると反芻し、飲み込もうにもぐるぐるの度に増えて埋もれそうになる。今度、一緒に、お出掛け。お出かけ。おでかけ………………。『 ぇっっっっ、あ、えっっっ、あっっ、はいっす!? 』受け取った薔薇のトゲが刺さっててもきっと気が付かなかっただろう。ことの理解の出来なさに、顔が真っ赤になるような余裕もなく、ただただ、ただっっっただ、動揺していた。   (1/15 01:24:34)
小日向 啓之 > お返事は間違いなくyesだろう。ただそれを真っ直ぐに告げるほど思考に余裕はなく、貴女の言葉に同意を示せば立ち上がった。流石に自分から行きのように手を繋ぐことはせず、ふわふわ浮かんでいるのが少し心配だが、なんだか飛ばないようにというのを建前に手を繋ぎたいだけに思われないだろうかと思うと口にも出来ない。薔薇の花は、花瓶に行ければ長持ちするだろうか。連絡、手段とか、あ"ーーーー…………体温が高いのは、日向ぼっこをしたからだろう。此処よりも温度の低い外に出れば、納まる筈で、何よりも仕事に戻るために、置いていかないようにしつつも、行きよりも確かに足早に外を目指した。/〆)   (1/15 01:24:35)