ラッキーイヴ&アルト

風鈴@アルト > 
「あのな、あのな、大丈夫か?俺様こういうの初めてで上手くできるか分かんないけど、精一杯やるからな!」(長い長い鉄が張り巡らされた廊下を歩く二人は周りからしたら目立つことだろう。一人は炎のように真っ赤な髪の毛に、赤い目。シンプルな服装ではあるがどこか目を引き寄せられるそんな空気を持った少年であり、もう片方は薄黒い肌をしているフードを被った不思議な生物。そんな二人が手を繋いで歩いている。ことの始まりはラッキーイヴがうろうろとしているところを見つけて話しかけてみたところ身振り手振りで教えてくれたのは、食堂に行きたいってことだった。迷子だとすぐさま分かったアルトはピコーン!!と頭がひらめくままにじゃあ、案内するよ!から始まった。なぜ手を繋いでいるかというと貴方は布で覆われており"見えるかわからなかった"からである。盲目の場合歩くのだって辛いだろうから手を繋いで、道案内をするのは街のパトロールでやっていることだからなんの抵抗もなかった。だんだんと美味しそうな匂いが近づいてくると) 「あっ!食堂についたぞ!人が少ない時間だから席選び放題だ!嬉しいな!ちなみに好きな食べ物とかあるのか?」(へらぁと無邪気に笑いながら、貴方にラッキーじゃん!なんて言いながら座りやすそうな席を選ぼうとする。16時という微妙な時間帯ということもあってか広い食堂は人がまだらにいるだけ。どれだけ大きく席を取るとしても、これなら安心して食事ができそうだ。どうぞっと貴方のために席を引いて座るように促せば、好きなのあれば自分が注文してくるぜ!なんて張り切っており)>桜色々さん (1/21 16:21:46)


桜色々@ラッキーイヴ >
 “それ”は空腹だった(ラッキーイヴは廊下を歩く。自由な行動が許されて居るラッキーイヴは、自分の判断の元、食堂での食事を許可されている)しかし、“それ”は食堂までの道を忘れていた(故に、先程から20分ほど同じ景色を回って居る。標準的な人ほどの思考力を持つラッキーイヴだが、それでも迷ってしまうほどアルマデル第八支部は広大ということだろう。そうやっていると、恐らく研究員の一員である赤髪の青年が話し掛けてきた。ラッキーイヴはすかさず、手話と身振り手振りを駆使して自分が何をしたいのかを伝えた)「[食堂 どこ? お腹 空いてる]」(それが伝わったのか、青年はラッキーイヴの手を引いて、なんと食堂まで案内してくれた。ラッキーイヴは青年の優しさに触れ、青年を優しい人だと記憶した)「[ありがとう 私は 助かる/助かった]」(お礼の意を伝えていると、青年はラッキーイヴの前にある椅子を引いて座るように促し、ラッキーイヴの注文を聞いてきた)「[また ありがとう 優しい人 私は 喋れない 注文 助かる]」(ラッキーイヴはメニュー欄に記載されて居るサラダ盛り合わせを指差して居る) (1/21 16:33:03)


風鈴@アルト >
 「いいってことよ!ヒーローは困っている奴を見かけたら助けるのが当たり前だからな」(ありがとうとお礼を言われるとニッ!と嬉しそうに歯を見せて笑う。ヒーローは困っている人がいたならば基本助けに行くものだ。それが例え人の形を成し得ていない存在だとしても、テレビのヒーローならば助けに行くだろう。だから自分も助けに行った。いわば自分のためでもあるから、お礼を言われる程のことはしていない。黒い指先で指を指されたのは"サラダの盛り合わせ"ただそれだけに目を見開いて)「えっ!?それだけでいいのか?!その、もっと食べた方がいいと思うぞ?だってまだ16時だぞ。絶対絶対夜中お腹空かせちゃうぞ?」(育ち盛りということもあってか貴方の少ない量に驚いてしまい、思わず口に出してしまった。自分は大盛りハンバーグ定食を頼もうとしていたからこそ、サラダの盛り合わせというサブメニューでお腹いっぱいになるとは思えなかったのだ。いや、彼はニンゲンとは違う生物だからと言われたらそれまでだけれども、大きな体を維持するには沢山食べなくちゃいけないって生物学で学んだ。だからクジラは大きな口を開けて大量のプランクトンを食べるし、ゾウだって草をモリモリ食べている。シキガミは生物学にも反する生き物になるのかなぁと思いつつ。まだ注文するかもだから待ってみて)>桜色々さん (1/21 16:42:58)


桜色々@ラッキーイヴ > 
“それ”はヒーローというものが分からなかったが、嬉しそうに笑う彼を見て笑ったかのようにフードを揺らした(ラッキーイヴは優しい青年のことをヒーローだと記憶した。ラッキーイヴがヒーローはどんな生物なのだろうと思考を巡らせていると、驚きの声をあげた。どうやらラッキーイヴが選んだ料理に驚いているらしい)「[私は 大丈夫 お腹が空いてる けど 私はいつも これくらい]」(ラッキーイヴの体内器官は雑食性のもので、食事量に関してラッキーイヴの匙加減で決まる。生物的に活動するエネルギー量が足りないように見えるが、ラッキーイヴはある量を超えた食事は拒否してしまう)“それ”はもう注文はないという風にただ座っている(ラッキーイヴは青年に任せて、このあとの実験に対して思考を巡らせている。そして青年に顔をむける)“それ”が何を思っているのか分からないが、あなたは自分を見つめているように感じた (1/21 16:56:39)


風鈴@アルト >
 「そ、そっかぁ……。んじゃあ、頼んでくるから待っててくれよな!」(お腹は空いているけれど、それ以上はいらない首を振られたならばこちらも従うしかないだろう。にしても不思議なものだ。自分もちょっとだけ食べて満足するような体だったらと考えるとちょっとだけもったいない気がした。だって世界には美味しいもので溢れている。ハンバーグに、唐揚げに、パンに、チーズケーキ……一生のうちに食べれるものなんて限られているだろう。ましてやここは死亡率が高い職場だ。貴方が研究対象だとしても裏切り者からしたら関係はなく、殺す時には殺すだろ。なら腹一杯食べて沢山寝てやりたいことをやるのが一番幸せな死に方だと思うんだ。しかし、それは自分の考えであり、貴方には関係のないこと食堂のお姉さん(おばちゃん)にサラダの盛り合わせとハンバーグ定食大盛りを頼み、暫くした後二つを持って貴方の元へと帰ってくるだろう)「おまたせ!サラダの盛り合わせだぞ……って、食べれるのか?」(先にサラダの盛り合わせを貴方の前に置き、自分のところにハンバーグ定食をおいたがふとした疑問を抱く。貴方は布をしている。目も見えない(とおもっている)はずだ。フォークを使うにしても食べることはできるのかと少し不安になり見守ってから自分も食べようと考え)>桜色々さん (1/21 17:07:19)


桜色々@ラッキーイヴ >
 (ラッキーイヴは青年が食堂の女性と会話している間、青年への返礼はどうすればよいかと逡巡していた。しかし、答えが出る前に青年はラッキーイヴの前にサラダの盛り合わせを置いてくれた)「[ありがとう 私は 草木を 食べれる 心配ない]」(ラッキーイヴは自分の食性を心配したのだと受け取り、「自分はサラダを消化できる」という意を示した)「[いただきます]」(ラッキーイヴは手を合わせることで、食事を開始した。するとラッキーイヴの顔部分である膜/布がたわみ、目の前にあるサラダに降りていく。幕が降りるように、サラダを囲むと、膜/布からの分泌液でサラダを柔らかくし、膜/布の細部にある“口”から体内に取り込んでいく。それほど多い量ではなかったサラダはみるみるうちに“咀嚼”されていく。そうすること数分、食事を終えて空になったサラダボウルから布が上がっていく)「[ごちそうさまでした]」(手と手を合わせて食事の終了と感謝を伝える。側から見ると、顔の布が降りて数分するとサラダだけがキレイさっぱり消えたように見えるだろう)「[優しい人 それは 美味しいか?]」(ラッキーイヴは当初の目的である食事を終えても、食堂を離れることはなかった。ラッキーイヴは、とある目的を達成するため、青年に話しかける) (1/21 17:20:09)


風鈴@アルト > 
「……???」(サラダは消化できるといい、食べ始めた貴方の食事光景は不思議なものであった。顔を覆っている布が緩んだと思えば何やらモゴモゴとしている。多分咀嚼なのだろう。人が食べるよりも早く数分でそれは綺麗さっぱり最初からなかったかのように食べ終わってしまっていた。シキガミの食事は初めてだからなんとも言えないが、ごちそうさまと手を合わせているからちゃんと食べているのだろう。何度も目をパチパチと繰り返した後、はっ!と気づいたようにすれば手を合わせていただきますをし食べようとすると、なにやらじっと此方を見ている。勘からして自分の食べものに興味があるのだと気がつけば)  「勿論!めっちゃうまいぜ!ハンバーグって言うんだけど、食べたことないのか?後俺様はアルトだぜ!」(優しい人だと思われていると思うと喋れないとわかりながらも、名前を告げるだろう。知り合ったからには貴方の名前も知りたいけれど、言葉を話せないんじゃ知ることはできない。文字が書けるかも不明だから何で呼んだらいいのだろうと思っているのは秘密だ。ハンバーグは好物の一つだ。デミグラスソースがかかって、肉汁がジュワッと広がるあの感覚が堪らない。なによりもお腹に溜まりやすいから、夜中お腹すいたとなることは少ないだろう。もしや欲しくなったのか?なんて考え)>桜色々さん (1/21 17:33:08)


桜色々@ラッキーイヴ > 
「[私は 基本 草木しか 口にしない]」(雑食性のラッキーイヴだが、熱いものを口にすることを避ける傾向にある。熱を逃すのに不向きな呼吸器なためだからだ)「[ならば アルト あなたが 美味しいものを 食べれて よかった]」(名前を告げられれば、手話の際、アルトを指さすことによって名前を呼ぶことを表している。ラッキーイヴは、優しいあなたが美味しいものを食べていることを知ると、慈しむような“表情”を向ける。ラッキーイヴはまるで自分の子供を見るように、あなたを見ている) 「[アルト お礼を まだしていなかった]」(ラッキーイヴはそう言うと、アルトの手を握る。そうすると、いつのまにかあなたの手の中に植物の種子のようなものが転がっていた)「[私には これしかできない]」(ラッキーイヴは現状自分が出来ることを、出来る限りやった。そして、またあなたの手のひらにさらさらと指で文字を書く)ら っ き ー い ゔとアルトの手のひらに文字を書く)「[みなは 私を こう呼ぶ アルト 出来るなら また別の 機会で お礼を]」(ラッキーイヴは自分の名を告げると、今日の日を彩ってくれた恩人に別れを告げた。今後、ラッキーイヴはアルトを見掛ければ積極的に接しに行くだろう。子供が親に構ってもらいたがるように、親が子供の面倒を見るかのように)〆! (1/21 17:53:10)