布瑠部藍&鈴之芽景燵

【̪四界兄弟 ver.2】

鈴之芽 景燵>
 「やれやれ…中々面倒くさいものだ(そんなことを言いながらため息を吐いて彼は廊下を歩いている。今日は小隊の集まりがあったらしいが彼は基本的に顔を出さない。ここにもたまたま流れ着き、適合したから入れただけで小隊も適当に選んだのだから無理もない。しかしそんな低堕落が許される訳もなく小言を言われてしまっていて。大体自分以外の9番隊とは殆ど面識が無いのだから行った所で何かをする訳でもないのにな…と感じていて)…もうこんな時間か。(空を見ればもう既に夜になっていて、この季節だ空が暗くなるのは早く時間間隔が掴みにくいがそこは山育ち大体の時間は把握していて)夕餉にするか…いや今は人が多いだろうし…(と廊下の真ん中でふむ…と今後の予定に関して悩んでいて。人が多過ぎのはあまり得意では無いので悩んでいるのだろう」〉敗北さん   (1/27 18:03:18)


敗北@布瑠部 藍> 
『あは。カゲヌイ君だー』にこりと人懐っこい笑みを作り、少し前に屋上であった彼に小さく手を振る。小隊の集まり____単なる飲み会でも真面目なミーティングでも____なんてものは、藍の時間を拘束することにはならず、彼女からしたらくだらない集まりやくだらない馴れ合いは金銭という最も尊い基準から比べて最も価値が低いとされる。だから皆がやりたいならやろう!という曖昧な基準だけ設けて……それっきりだ。自分を呼ばずに別の場所でやるのは構わないが。『ねえねえ、デートの約束覚えてるー?09(ゼロキュー)はなんか忙しそうだし、別日にする予定だったんだけどさ。そっちが暇なら____』『じゃじゃん。良くも悪くも四分で終わる仕事がありまーす。終わり次第どこか出かけようよ。』それは、カミサマの調査についての資料だった。(本編wikiより 四界兄弟 の項目を参照)良くも悪くもとはよく言ったものであり、四分間がデッドラインとなるこのカミサマはその間に捕まえないと当然二度と見つからない時もある。しかし、カミサマらしい気まぐれか、奇跡か。管轄区域内のある地区に集中して出没しているという朗報なのか悲報なのか、ともかくそうした情報が入ったのだった。『まあ、ゆっくり遊びに行きたいなら他の子に行ってもらうことにするけれど____?』   (1/27 18:45:15)


鈴之芽 景燵> 
「ん?…布瑠部か。(今後の予定を考えていると聞いたことある声が聞こえてきてそちらを見る。この時間でここまで大きな声ならばすぐにその存在に気付けるだろう。)でえと?……あぁ確かにそんなことを言っておったな。(聞き慣れない言葉ではあったが確かこの前の別れ際に言っていたような言っていなかったような…だがどうやらそれは調査の事だったらしく。そして見せられた資料に目を通す。)部隊は忙しいのだろうが、儂にはあまり関係がない。隊長とは会ったことすら無いし隊員とも殆ど顔を合わせておらんからな。(9番小隊が忙しいと言うが果たしてどうなのか。まぁ姿を見ないと言うことは何かしら仕事をしているのか単純に引きこもっているのか知る由もない。)2番小隊も忙しいのだろう、ここは人手不足が常だ。儂もこの後は特に予定がないからな。構わんぞ(この後の予定も無ければ断るような案件でも無いため彼は了承するだろう。ここの施設は常に人手不足ならばその時暇な人物が任務に当たるべきならば当然だと考えて」〉敗北さん   (1/27 19:00:10)


敗北@布瑠部 藍> 
『……え、そっから知らないんだ、デートって要はあ。男女でお出かけしたり遊びに行ったりして〜〜。最終的にはセックスしたりするアレ。基本的に男の子が払うんだよカゲヌイ君~!あ、今回は最後の部分なーし。疲れてるので。』デートが何か知らないの?と、口を抑えながら目を丸くする。とりあえずデートという概要___あくまで彼女視点からの___だけは伝えておいてから。このままじゃ変な意味に取られそうだからと、最後のはないからと手でバツ印を作る。『おやおやあ、手伝ってくれるとは驚きだァ。オシ、じゃあ向かおうか。武器やら………はバッチリ持ってるよ。』背中に担いだボストンバッグに、木斧やら爆弾、通信機や工具____今回は市街地ではあるから犬くらい一、二匹居るだろう。という算段でポメラニアンを持ち運ぶようなことはしない____を詰めたそれをぱん、と叩いては。準備は出来てるし行こうかと口にして。それから、転移ゲートへと向かって。『さー、て。あれ?見た感じ普通の街なんだけどなあ。』夕暮れの商店街。ノスタルジーを誘う橙の色彩は、微睡みそうなほどに暖かくて____普通で、その上で安穏でいて____カミサマの被害が出ているようには見えなかった。人通りも減り、シャッターが降り。この街が徐々に眠りにつくころ。チェーン店であろう電化製品店だけがうるさいくらいに輝いていた。『なんだか、こういう街好きなんだー』   (1/27 19:24:04)


鈴之芽 景燵> 
「ふむ、つまり男と女が出掛けることをでえとと言うんだな。(君の説明を聞いてはいたが半分は理解が出来なかった。要は男と女が出掛ければそれはでえとと呼ぶらしい。最終的には何かをするらしいが今回は無いと言っていた。基本的に男が払うとの事だからきっと買い物の事だろうと。)暇だったからの。暇じゃなければ手伝いはしないし隊長とやらの実力もこの目で見ておきたくてな。百聞は一見にしかずだ。(驚きだと言われるが彼も一応は武芸をしているため君のように実力もありしかも隊長と言う事ならばその実力をこの目で見てみたいと。武器としては彼は腰に携えている刀しか持ってはいないがそれで十分なのだろう。)ほう、こんな街もあるのだな。(都会とはまた違い、活気は無いものの村よりかは発展していると言える。そして何処となく寂しさも感じる場所そんな印象だ)そうなのか、布瑠部はもっと騒がしく楽しいところが好きなのかと思っていたが(少し意外だなと正直な感想を伝えれば彼は再び資料に目をとしているだろう。」〉敗北さん   (1/27 20:02:11)


敗北@布瑠部 藍> 
『いじめなの……ねえ、藍隊長って言ってくれないのはいじめなの。』いつも多分藍隊長と名乗っているはずなのに、一向に呼んでくれていない。なんなのだろう。影でみんなが結託して言わないようにしようぜとも口にしているのだろうか。若干がっかりして俯いてから、とりあえずこの周辺に出てくるというのは情報として入ってきているのだから探すしかないのだろうが。『私は割と、物静かなのが好きだからねえ〜〜……落ち着くって言うか?』かつ、かつ。とアーケード街を歩いていく。たまには飲み屋やらダーツバーやら、キャバクラやらと夜の店は今頃が開店時間で。特有のネオンがぽつり、ぽつりと点灯していく。『お、やあ。ご本人登場だァ……。』そこに紛れるようにして、人影が芒と漂う。それはまだ輪郭だけ。誰なのかなんてまだまだ区別はつかない。『今回は実態があるタイプだ_____ひとまず一般市民の方にそれと分からないように始末するシチュエーション作りから。妙案はある?』   (1/27 20:29:32)


鈴之芽 景燵> 
「儂が2番小隊なら呼んでいたろうが、儂の直属の隊長では無いからな。(直属の部下ならば勿論隊長なのだから隊長と呼ぶであろう。しかし直属では無いのなら隊長と呼ぶ理由もない。それに文字数も隊長呼びより短くて呼びやすいなど理由は様々だ。)それに関しては同意だな。静かな場所が落ち着くときもある。(やはり少し意外だなと思いつつもその意見に関しては同意を示す。確かにここは静か過ぎず五月蝿すぎない。丁度いい環境だなと)案が無いのにそんなに装備も持ってきて居たのか…。まぁ良い(少し呆れながらも彼は近くの一般市民の一人に話しかけるだろう)すまぬな、これから映画の撮影をするのだ。少し危険な場面の撮影になるので離れて頂けると助かる。そしてまだこの映画は発表がされておらぬ。だからこのように最少人数で撮影しておるのだ。なのでもし誰か近付いてきたら事情を説明してやってくれ。(彼は探索のライセンスとして【話術×2・心理学】を所持している。そして夜間、大きな荷物、見慣れない和装で刀を持っている人物。そして撮影にしては人が少ないと言う違和感の理由までもしっかりと話せば納得はする筈だ。)これで人は近付かぬだろう。だが、あまり派手にしては効果も薄い。片付けるなら迅速にやらねばな。(説明を終え戻ってくれば、そのように報告するだろう。」〉敗北さん   (1/27 20:45:16)


敗北@布瑠部 藍> 
『……いや優秀だねえ、カゲヌイ君はあ。』ふふん。と微笑する。優秀な補助役がいることはいい事だ、それはどの小隊にも、どのカミサマを相手にする時にでもそうだ。それこそ自分は特攻隊長であり、結局役割は前線に立つ武闘派のままだ。交渉したり場を整えたりだとか、そうした面はやはり手が回らない。『さー、て。四分以内に片しますか。どっちが標的になるかは分からない、けど____。』だから、彼にそれは任せた。自分は、何より先に標的に足を運ぶために。脇目も振らず、焦点は一点。黒いモヤが人型に変わり、だんだんと___「自分」に近づいている姿が見える。『もし私や君が二人になったら、自分達で倒すって決めときましょ〜〜か。それで……失敗してお陀仏になったら恨みっこなしで。』あと2分以内。彼も加わったなら多分___行けるだろうが、ギリギリ間に合わなかったから同士討ちになる!なんてことは避けるために、最初に決めておく。それはつまり君を助けないから私も助けるな、だ。『んじゃ、合わせてねカゲヌイ君〜〜!いいタイミングで頼む!』   (1/27 21:10:50)


鈴之芽 景燵> 
「本職ではないがな、この場では仕方がない。(本来ならば彼はどちらかと言うと戦闘の方に参加するがどうやら君には怪しまれないようにする案は見たところないしあったとしても自分でやる方が確実であっただろうと)ふむ、どうやら儂では無さそうだな。(黒いモヤは確かに段々と人型に近付いている。だがこのカミサマがもし自分に変貌するならばすぐに分かる。目の前の彼女と自分では戦闘の形が違う。もし自分に変貌していたら彼女は最悪負け、運が良くても怪我をしていただろうから。)斧との共闘はした事がないのでな、適当に合わせるとしよう。(彼の得意とするのは1対1の近接戦。このように誰かと合わせるというのはそこまで経験がないが、君が1番前で突撃するのならその後ろを着いていくように走り出す。そして対象が近くなった途端、目立つように彼女の背後から飛び出し横に飛ぶ。目の前のカミサマが変貌していくとするならば感覚も人間に近くなる。突然目の前の敵の背後から別の敵が横に飛んだら自然と視線は一時的にこちらに向くはず。しかも目立つ和装であり色のあるものは更に目を引くだろう。その少しの視線の誘導が行動を遅らせるものだ。)それで決めれば良し。決まらねばこれで決めれば良し。(彼女の攻撃で決まればそれで終わり。決まらなければ横に飛んだ自分で刀を振るえば良し。だが、仮にも戦闘系の隊長ならばその行動の遅れを見逃して攻撃を外すなんて事はしないだろう」〉敗北さん   (1/27 21:31:01)


敗北@布瑠部 藍> 
『いっ____たァ。』まだ一部だが、ライセンスも徐々にコピーされている。力任せに振り回された拳が腹にめり込む____。腕力だけとは言っても自分のコピーだ。馬鹿力だけは自信がある分、向こうからそれがすっ飛んでくるのも承知の上だ。しかし、被害規模を想定ができるからと言って、痛いのも変わらなければ体に響き渡る衝撃も変わらない。『さーす、が。何割か私なだけはあるなあ____』くい込んだ拳を押さえ込み、柔道などの投げ技の要領でそのまま彼の振るう刃に目掛けて引き寄せる。カウンター気味に向こうの勢いを利して、そのまま衝突させる。『ふ、ふ。痛いけどさあ……まあ、首と腹との交換なら悪くないな。』影法師はそのままあたまの部分を失い、実体をもっていた個体だったこともあり、その姿をそのまま切り刻んでやればいい。だからこのまま_____まさに早業に討伐完了だ。『ヒュウ~ ♪ すっごい切れ味。やるなカゲヌイ君。さて、この街からは速攻抜けるよ_____!』しかし、何かに気づいたように彼に走れと口にする。夕暮れの街並みを追い越すように……。ここからは逃避行だ。   (1/27 21:58:08)


鈴之芽 景燵> 
「影法師を見ればわかるが、怪力なのだな。(彼は刀を抜いていない。君の一撃で終わると思っていたがそれが1番の理由ではない。刀を抜かないのが彼の構えだからだ。飛んできたその影法師に対して彼は刀の鯉口を切り、そのまま一閃。気付いた頃には既に刀は鞘に戻しているだろう。)儂と布瑠部の仕事量に差がある気がするが…まぁこの際は良いだろう。(少し呆れながらも事後処理をしていれば突然走れと言われた為走っていく背中を追いかけて)なんだ、急に新手でも来たというのか?(とは聞いたものの見た感じ彼女は戦闘を楽しむ手合だ。ならばそうではない。何か別の理由であるが危機的なものでは無さそうだ。さて、どんな理由なのか……」〉敗北さん   (1/27 22:10:53)


敗北@布瑠部 藍> 
『よ~く考えてみなよ。』荒い息を吐きながら疾走する。しかし、何があったのか知らせなければ彼も理解できないだろう。『何分かで、このカミサマは成り代わってしまうんだ……。それはそうなんだけどさ、少し問題がある。』だから、ネタばらしを口にする。カミサマが媒介として現れていた、破れた紙片を一枚、抜けめなく逃げるさなか拾い上げて。『それを繰り返したら成り代わり先が私ら到着するまでにみんな見付かってるわけだし、人間の見た目ばっかりになる算段だ。』このカミサマのギミック上、人間に成り代わる性質がある。つまり、そのままカミサマでありながら人間として生きていく。であれば……『てことは、警戒するのはカミサマの見た目の方じゃなく人間の方。全員が全員とは言わないけど。』そう。この街のどこにカミサマが居て、どこから出てくるのか結局分からないのだ。走り去る背中に振り返るいくつもの目線の____いくつが人間なんだろう。『ね、どこに行く?これから。あは。カミサマかもしれないけどねお店の人。』   (1/27 22:40:35)


鈴之芽 景燵> 
「なるほど…まぁ儂はその辺に関しての知識は薄い。そこは布瑠部に任せるとしよう。(彼女の言い分も理に適っている。しかしカミサマは未だに謎が多く分かっていない部分の方が多い。ならば彼女の考え過ぎかもしれないし彼女の考察は的中しているのかもしれない。そこに関しては経験の差。ここは指示にしたがっておこうと)存在が成り代わってその後は変化をしないなら放っておけばいいし変わればまた討伐すればいいだろう。とは思ったが些か早計か。臨機応変に対応するとしよう。(幸いにも二人共ある程度の実力がある。早々大変な目には遭わないだろうと)それを儂に聞くのか?何度も言っておると思うが儂はここらの土地にも文化にも強くない。どんな場所があるかも知らぬ。布瑠部に着いていくとする(そもそも街にすら出ない彼には何があるのかも未知数。行きたいところと言われても検討がつかないだろう。」〉敗北さん   (1/27 22:53:09)


敗北@布瑠部 藍> 
『____んー。じゃ、あ。映画でも見に行こうか。血みどろのスプラッターなやつ!』もう大丈夫、そんな気がしたところで足を緩めて……。だんだんと呼吸を整えながら、何をしようかと思案すると。少し間を開けてから、映画を見に行こう!と背伸びをしながら口にする。『今日の夜上映があるんだよねー。サメ人間VSエイリアンVSジェイソン!』これから君が着いてくるならば、約2時間程をクソ映画へと費やされることになるだろう。何が楽しいのか、なんのストーリーなのか皆目検討がつかない、ただ血をぶちまけたらそれでいいとでも思っているかのような作品だ。画面に哀愁あるブルーを取り入れる技巧はあるが、赤ばかりでは目が痛むだけだ。『いやー。結構面白いみたいなんだよね、私見に行くの楽しみにしてたの。』『_____いい?カゲヌイ君。』   (1/27 23:23:07)


鈴之芽 景燵> 
「構わぬぞ、そのすぷらあたと言うやつが何かは分からぬが。(先程言い訳に映画を使ったが実際は映画というものを見るのは初めての体験だ。なので若干楽しみではある。確か聞いていた話では大きな画面に映像が流れるものでありそれはてれびよりも大きいと聞いている。流石に人も多いだろうと刀を持ってきていた袋に入れて背負えば後を着いていって)鮫人間とえいりあんとじぇいそん…うっうむ…(題名を聞かされるものの想像できるのは鮫人間のみであり残りの2つの生命体と思われるものには全く心当たりがない。いや鮫人間も初めて聞く生物ではあるが…)まぁ儂には皆目検討もつかないからな。布瑠部が見たいもので良いぞ。(結局の所どの映画も題名を聞いてもちんぷんかんぷんなのだからならば一緒に見る人が見たいものでいいだろうと。このあと初めて見るポップコーンの機械や券売機、更には映画の音にびっくりするなど小さなトラブルがあるかもしれないが、それはまた別のお話」〆   (1/27 23:36:28)