ず@コールフロムザメトロデッド>
「…この小隊で、挨拶はどこでやっていたかなあ。(空席に、座っている。今は紛れもなく彼の席であり、6番小隊小隊長の席である。)初めて会ったときは、どこだったかなあ。(死体の上で、灰皿に押し付けてたばこの火を消している。窓を開けている。出来るのは小さな灰の山で、継ぎ剥いだ体とその姿で、今ここに座っている。)…湿っぽくなるのはいけませんね。新入りくんの挨拶なんですから、しっかりしなさい。(だがそれも、君にとっては関係のない話で、自分が『小隊長』としてあらねばならないことには変わりない。)十闇くん。守らなきゃいけない人がまた増えてしまいますねえ。(支えるものが多くなればなるほど、その重圧は重く強くなってしまうだろう。)どんな人なんでしょう。楽しみですねえ。(けれど彼は笑っていた。背負って立って、折れない。)この小隊についてこれるか、楽しみですね。(命知らずの探求者に尻尾の少女。それと、人の身をなくした鉄頭。そんな『隊長っぽい』セリフでも吐くにはちょうどいい。)…なあんて。(皆、6番の守るべき存在であり、死者一名。存在で、あった。)」 (2/6 09:27:07)
高尾@十闇>
「うぇ、ええ、えっと…ぼ、僕は…(やばいマズいどうしよう!?!?さっきまで考えてた文章が全部パーに…!な、なにか言わないと…っ)…こ、ここで、どうか誰かの力になれたらな、と。(隊長であるコール…えぇと、名前は…覚えれるのはまだ先になりそう…)(その6番小隊長である異形の『彼』。見るに__傷を負ったその姿からここは…『生ぬるい場所ではない』事がわかる。これから沢山の人を見てくるだろう。…こんな、僕なんかが、ここで役割を果たすことができるのだろうか。)誰かを守る、なんてこと…僕に務まるかはわかりません。…けど。」「…此処に来たからには…えぇと…う、(こんな自分には重すぎる、プレッシャーで涙が滲む。…あまりにもカッコが悪い、こんな所見られたくなかった、のに。)…すみません、め、迷惑にならないようにがんばります、ので。(最終、そんなありきたりな言葉しか思いつかなかった。)」 (2/6 09:51:29)
ず@コールフロムザメトロデッド>
「あら…怖がらせてしまいましたか?(今、彼にはせめてもの笑顔でさえない。奇術を使って笑わせられるほど、器用でもない。)すいませんね、饒舌が祟ったというところで。(ユーモアより先に緊張感を与えてしまうなんて、エンターテイナー失格だ。)私は、小隊長として君を守る。守るものが増えるっていうのはそういう意味ですよ。(…その汚名を背負うのは、僕だけでいい。)でも、その心づもりは大切ですね。人を守るというのは、生半可なものではありませんが…(未だ、誰も救えていない。守りきれてなどいない。けれど挫けることの出来ない呪いは、折れても折れても立ち上がり続ける。傷を増やしながら。)守りたい人は、死ぬ気で守りなさい。それぐらいの気概、見せなさい。(『責任』は、その時に来る。)『死ぬ気』であって、死ねって言ってるわけじゃないですからね。(だからまだ、その時ではない。言葉を弄する。)…そうならないよう、守りますからね。(傷の数は名誉であって、戦歴ではない。守るための痛みであって、傷つけるための痛みではない。)…とにかくようこそ、6番小隊へ。『コールフロムザメトロデッド』と宛てて、困ったらお電話くださいね。」 (2/6 11:04:30)
高尾@十闇>
「は、え、えっと…いや!貴方、いや、隊長の事が怖い、とかではなく!僕の問題であって、その…考えすぎちゃうんです、昔からの悪いクセ、でして。(寧ろ隊長は、僕のことを明るく迎え入れてくれている、…ようだ。)事を重く考えすぎてしまうんです。(いや、此処での場合、少々『重く』考えていたほうが良いのかも知れないが…)どうか、此処に少しでも早く馴染めるように。(そして、此処では似合わない『罪』、軽々しい『祈り』を消す為に。)…がんばります。」「…えっと、僕は…すぐにドジも踏んじゃいますし、なんにもできないかも、しれない、です。…でも。こんな僕にも誰かを守る事ができたらいいな…なんて。(この翼もどこかで役に立つ事があるかも知れない…こんな事、全部全部僕に都合の良い空想かもしれないが。)えっと。時間を取ってくれてありがとうございます、隊長。えー…そっ、それでは!僕はこの辺で…(荷物を置いてかなきゃ、えーと…)っ、あれ?…う、あの…何度もすみません…寮って、何処でしたっけ。恥ずかしながら、施設の作りを全く覚えていなくって…(こんな調子でこれからやっていけるだろうか…)」 (2/6 11:32:52)
ず@コールフロムザメトロデッド>
「…なるほど。(考えすぎる癖。…というのは、身に覚えがある。今も、覚えている。)それは確かに、悪い癖ですね。(哀れに想っている。それが誰かを傷つけるのかもしれない、けれど哀れなままで放ってはおけなくて。結局それがずるずると、重石になっていることを【根性】は見て見ぬふりさせる。)こんなこと言ってしまうのも、よくないのですが…ここではきっと、苦しいことの連続です。(そうでなくては、気を確かに保つなんて、ここではできない。)重くなりすぎる前に、仕事しながらでよければ、お話聞きますから。(だから不器用だけれど、君たちが背負いきれないそれを、僕が背負えたら。)どうか『重く』考えずに、相談してくださいね。(届くかわからないけれど、渡ってみなければそれこそ『わからない』。)私は、君を守る。(愚者ながらも。)…ま。まずその第一歩として、寮まで案内しましょうか。(君のドジ…いいや。『おちゃめ』と言い換えようか。それは確かに、彼の心に笑顔を作っていた。)」 (2/6 11:55:45)