風鈴@α-007>
『今日は開いてますかね』(今日も空に太陽が浮かんでいる正午。手には飲めもしないのにアールグレイの茶葉が入った缶を持ってあの機械(ヒト)が眠っているお店へと向かうのだ。毎日毎日護衛任務がないならば行く日々はもはや習慣づけられており、行かない方が気持ち悪いとさえ思ってしまう。漸く友達になれた矢先に、あの事件が起きたからこそ不安があるというのもあるのだが。彼がどこまで忘れてしまったのかは自分には分からない。もしかしたら忘れていないかもしれないなんて有りもしない希望を抱いてしまうぐらいにはショックだったんだ。存在がアンティークな古屋に辿り着くと前まで【close】だったのに、【Open】になっている。やっぱり修理が終わったのだという喜びと、自分みたいに貴方が忘れてしまっているのではないかという不安からドアノブに触れることを戸惑ってしまう。積み上げてきたものが崩れてしまったらまた一から積み上げればいいと思ったのは自分じゃないか。なにを戸惑う必要がある。モーターがいつもより早く動いているのは緊張しているから。ガチャリ、自分が開けたのが先か貴方がモーターの煩わしさに根を上げたのが先か。開いた扉の先にいたのは真っ赤な貴方。生きている姿に安心からか肩から力が抜けていく。早歩きで貴方の方へと近づいていけば)『大丈夫ですか?痛みとかありませんか?えっと、何か不具合とかないでしょうか』(機械なんだから痛みなんてないはずなのに、人間みたいなこと言っちゃってさ。貴方が生きていることが嬉しくて仕方がないの。あの日、ちゃんといけていたならば私は罪を重ねずに済んだかもしれない。私はいつだって"罪人"でしかない。それでも貴方だけには普通の機械(ヒト)でありたかった) (2/7 20:35:42)
外@時計師>
(キリリリ──────……)(〝 カチャコン〟。)(彼が滞りなく目覚めたのは『早朝6時』の話だった。随分と良く眠っていた気がする。いつもならば……それもそのはずこれは比喩じゃあなく、3日間彼は、彼等は〝どこにも存在していなかった 〟のだから。貼られたタイプライターの文字の羅列。彼はそれに触れながら何が記載されてあって、なにを綴っていたのかを辿った。)(どうやら自分が知らない間に、『彼(夜)』が壊されたらしい。『彼』のせいで『このワタシ』が、壊されたらしい。その理由や死因についえ明確には記載されちゃあいなく、書き残されたものの内容は滞納している仕事内容と注文、そして『もしかしたら不備があるかもしれない』なんてのとエトセトラ。兎に角『業務的』なことばかりだった。【たった一つを除いては】。)(そう、と目元をなぞったことをよく覚えている。『目が見えないことに安堵』を覚え、一通り内容を把握しては〝 謝罪のひとつもねえのかクソッタレ〟〝 完璧に直せ〟とタイプライターに乱雑に読み込ませ、『7時』には開店を。彼は深く溜息をつき溜まりに溜まった仕事内容をこなすこと数時間。それは今も尚続き──────……)「Ahaaa, ...... fucking head .....…………(あ゛ーーーー………………クソ、頭が…………………………)」(頭を抑え、2つあるうちの〝 1つ〟の理由。『体調不良』による苛立ちを隠すことなく呟く『現在』に至る。不備?思考する限りでは何もない、時計の作り方も今までの思い出も………………〝 忘れて困るようなこと〟なんてのはどこにもないように。頭が痛いのは彼が覚えちゃいないあの『ルクス』とかいう男の乖離能力によく似た名残りかしら。それとも、治り立てだから不調なのかしら。痛みとは違うぼんやりとした『不快な浮遊感』に苛まれつつ、今日も忙しなく『部品』としての実務をこなそうとするのでした。)(──────〝 カラン 〟。)(こんな風に扉が空いた時だって、きっと彼はそちらを見やしないんだから。)(なんせ。)『大丈夫ですか?痛みとかありませんか?えっと、何か不具合とかないでしょうか』「…………………………──────4 days Elapsed time 105 hours Elapsed minutes 6,303 Elapsed seconds 378,180…………………………(4日と105時間と6303分378,180秒……………………)」 「Right ・on ・time~~~~~~~~ッ♡♡♡♡(あらやだ時間ピッタリ~~~~~~♡♡♡♡)I …………don't remember inviting anyone.(誰も招待した覚えありませんケド。)」(カターーーンッッ!!!!と。タイプライターの火蓋が、切られた。)「If you're coming, why don't you do something about that noisy motor and at least say〝 HELLO??? 〟You haven't even bought a watch yet, and you have no right to invite me as a guest. I hope I'm still being nice to you by not banning you.(というかアナタねェェッッッッ!!!来るんだったらその煩わしいモーターの音をどうにかして挨拶のひとつぐらいしたら如何ですかァァァ???ンン~~????時計の一つも貴方は買ったことがないのだから客として招く言われは毛頭ないんですから。こうして出禁にしないだけまだマシだと思って欲しいぐらいでェ……………………)」(お喋りなのは相変わらず。アナタの一言に10どころか20も30も上乗せが来ると来たもんだ。彼は貴方が来ることを少し前から知っていたらしい。故に立ち上がったのならばカツコツカツコツ、1秒の間に歩幅を収めて貴方に近付いては左手を横に、45度。ティーカップを構え、キリリリリ、と備えられた天井のレールを走るティーポット。高い位置から注がれた紅茶を一滴も零さずいれたのならば、湯気立つダージリンと、文字が羅列された紙を目前に差し出し、ほうら。)「Would you like a cup of tea? I'm sorry, but you can't drink, can you? But since Cook Robin made it for you, it's a good idea to accept it. Please?(嗚呼そうだアナタ、紅茶飲みます?アンヤダ、ごめんなさいアナタ『飲めない』んですものねェ?でもせっかく〝 彼〟が淹れてくれたのだから、ここは受け取っておくのが吉です。どうぞ?)」(〝完璧 〟な素振りと共に相変わらず皮肉にまみれた言葉の数々を。彼は鼻で笑ったのならば、貴方が受け取ったと同時に踵を返して仕事に戻ろうとするのでしょう。なんせ今日は、『忙しい』のだから。)(……あなたの事はどうやらキチンと覚えている。彼は言われた『不備』は一体何か。密やかに携えた安堵と不安は心の奥底へしまいましょ。) (2/7 21:25:58)
風鈴@α-007>
『……』(前まで静かだったタイプライターが悠長に語り始める。どうやら貴方は"日本語"を忘れてしまったらしい。自分のことを忘れないでいてくれたことに安堵を覚えるべきなのか、貴方という存在が一部欠けてしまったことを嘆くべきなのかどちらともつかない感情にプログラムが追いつけない。追いついたとしてもきっと現実はどうしようもないのだろう。護衛用ロボットではなく修理用ロボットならば貴方の見えない目も、無くしてしまった記憶も全て取り戻すことが出来ただろうに。こうしてないものねだりばかりが募っていっては、ガラクタ置き場に捨てられていく)『だって、貴方がとても心配だったんです。あんなことになるとは思わなくって。挨拶をしなかったのは申し訳ありませんが、"友達"だからいいでしょう?』(本当にあの時はヒヤヒヤしたんだ。大爆発に巻き込まれる友人を見て正常にいられる機械(トモダチ)はいないだろう。貴方は自分よりもか弱いのだから尚更だ。時計に関しては買ったって機械なのだから意味がないと言う理由からだけど、買えと言うならば幾らでも買う。ハグで10万出すような男だ。おねだりの一つや二つであっさりいけてしまうだろう。だけど、そうしないのは運命の扉で言った"友達"だからじゃないのか。少なくともα-007はそう信じており) 『貴方が好きかなと思って。そもそも……』(1を言えば10返してくるのが貴方だ。自分が言葉を紡ぐよりも先に急かすように、巻くように言葉を投げかけ続ける。この先の言葉は聞きたくはないだと。自分は仕事で忙しいのだと。クックロビンの部品として活動しなくてはならないのにα-007が邪魔してくるのが嫌なのだと。前までならばそうですか。また会いに来ますねと言って帰っていたのだが、今日は違うらしい。淹れられた紅茶に映る自分はどこか頼りげがないものだ。味を知れたならば貴方に美味しいよと告げられたのに、口がないばかりに飲むことは叶わない。代わりに開いた言葉は) 『だって貴方、せっかく覚えた"日本語"忘れちゃってるじゃないですか、友達が、気になる機械(ヒト)が死んで心配しない機械(ヒト)いないですよ。そうでしょう?』(前まで日本語を自慢げに話していたじゃないか。誰のために学んだかは知らないけれど、頑張って会得した言語だったのではないか?話したくなくなったよと言うにはあまりにも突然だし、自分は貴方が死ぬ瞬間を見てしまった。完璧な素振りをしているけれど貴方だって不安があるのではないか?人一倍皮肉屋だけど、卑屈でもあるから弱みを見せるなんてしないだろうけど、ちょっとぐらい不安がったっていいじゃないか。機械だからって命を軽んじられるなんて酷い話だし、我々は感情(バグ)を持ち合わせている。何も思わないなんてないはずだ。ちょっとぐらい自分に頼ってはくれないのか)>時計師さん (2/7 21:49:19)
外@時計師>
『だって、貴方がとても心配だったんです。あんなことになるとは思わなくって。挨拶をしなかったのは申し訳ありませんが、"友達"だからいいでしょう?』「………………Ha, ha. You're a friend. ...... That's a convenient story. ..................What do you mean by "I didn't know that would happen" in the first place? You're misunderstanding something, but I'm not. ............ Aha, well that doesn't matter. It's a good idea to have a good time. It's a natural part of being human. I'm not sure what to say, but I'm sure you'll understand.(ハッ。〝 お友達〟ねェェ……都合のいいコト。というか、………………〝あんなことになるとは 〟ってなんですか。貴方なにか誤解をしているようだけれどワタシはねェ────…………嗚呼、まあそれはともかくとして挨拶はマナーですさら。〝 ヒトとして当たり前〟ですよ?〝 ヒト〟としてならば。)」(彼は鼻で笑い、棚の中に収納された秒針の数々を指の感覚にて感知し、今作っている時計の型番に最もよく合うデザインを選び抜く。どうやら貴方は知っているらしい。自らが夜、〝どんな風に死んでしまったのか 〟を。…………………〝故障した理由を彼(夜)は私に教えてくれないくせに 〟。そしてその発言は、実感のなかった〝 死〟を彼に自覚させるものだと言うのは、言うまでもなかった。)(キリリ、カタン。)(貴方は虚しく紅茶を受け取り、言葉を続ける。)『だって貴方、せっかく覚えた"日本語"忘れちゃってるじゃないですか。』「…………………、…………」(…………………………チリン。)(続けて、しまう。)(貴方の一言に小さくタイプライターが密やかに鳴った。何かを打とうとして、やめたみたいに。嗚呼、そうかと。この時彼は初めて〝 何を失ったか〟を知ることになるんでしょう。)(嗚呼、クソ。壊れたのは夜の方で、余計なことをしたのは向こうで、自分は何も〝 悪くは無い〟のに。どうして自分が〝 選ばれる〟のか。ピタリと止まった手元は数秒の静止を終えて、やがてすぐに再開した。僅かに開いた口を閉じ、代わりにニッコリと微笑む彼は1つ。)「………………What's that??(それが、なんです?)」「I don't need to learn Japanese, by nature. "I'm just getting back to it. I'm so ashamed of the past that I spent so much time that didn't fucking matter.(日本語なんてねェ、本来ならばワタシは覚えなくったっていいんだ。忘れたんじゃあなくて〝元に戻っただけ 〟。この意味分かります?もう、〝 どうでもいい 〟。〝 気にしてない〟ですからアナタも忘れて下さいな。)」(どうして日本語を学ぼうと思ったのか。誰に『歩幅(秒針)』を合わせようと思ったのか。もう彼は思い出すことが出来ない。それが少し悔しくて、今の自分を『欠陥』だと認めたくないのか、喪失感に目を向けたくないのか、皮肉混じりにそんなことを呟けば、静かに彼は言葉を続けるんだ。)「………………It wasn't me who died, it was my brother. I had to close the store for three days to fix it. That's all. From 6:00 in the morning to 6:00 at night is me. 6:00 p.m. to 6:00 a.m. to 6:00 a.m. to 6:00 a.m. is him. It's a two-man operation. I'm not broken. I'm sure you're not the only one. ......You're not the only one with a replacement....... Did you misunderstand me? It's adorable. Look at me, I'm red. I'm not even pierced.(それと、言い忘れましたが壊れたのはワタシじゃあなく、ワタシの〝 弟〟だ。ワタシは直すために3日間店を閉じていた。それだけです。朝の6時から夜の6時までがワタシ。夜の6時から朝の6時から朝の6時までが彼。〝 2人〟で経営してるんです。ワタシは〝 壊れていない〟。下手打ったのは彼の方。…………勘違いしちゃったんですか?随分可愛らしいですねェェ…………???よく見てくださいよ、ワタシは『赤色』、ピアスだって違う。)」 「──────〝I will protect you. 〟(〝 私が貴方を護ります 〟)」「You said it yourself.(いつしかアナタは言いました。)」「If you regret anything because of it, you are out of luck. The night is stupid and I'm not even human. I'm sure you had a job to do back then. That's fine.………………(それを気にしているのであればとんだ検討違いですよ、お馬鹿さん。『弟』は馬鹿で〝 人間〟ですらないんだから。護れる命には限りがあります。貴方にも貴方の職務があったんでしょ。)」「Why do people like you always say things that make them regret………………?(アナタって、………………ホント。『後悔』ばかりするような言い方をするから良くないんですよ。)」「Anyway, I'm fine. Don't be discouraged forever. I'm sure you'll be fine. ........................ You didn't kill anyone this time.(……とにかくいつまでもしけた面しちゃって。アナタは『人を殺した訳じゃない』んです。ワタシは痛くも痒くもありません何せ〝完璧 〟ですから。アレは〝当然の結果 〟です。そうでしょ?)」(彼は、貴方が話していた事を覚えていた。一度だけあなたに言われたんだ。『護るから』と。でも今回自分は死んでしまった。貴方はそれを気にするようなヒト(機械)だ。なんせ護衛ロボットだから。だから彼は『嘘』をつく。否、嘘と言うにはあまりにも真実に近く、言うなれば『物は言いよう』って奴なのかもしれないけれど。出来ることならば貴方に話したくなかったんだ。だって夜の存在を知ったらきっと、貴方もそっちに行くんでしょう。物静かでなんでも直す夜の方へ。深く溜息をついたのならば、彼はあなたの方に顔を向け、肩を竦めるのだった。まるで罪人だと責める貴方に対してね。) (2/7 22:43:20)
風鈴@α-007>
『うっ……すみません……』(人として当たり前だよと言われると言葉が詰まってしまう。貴方を心配しすぎてマナーを疎かにしてしまった。貴方は几帳面な性格だから気に食わなかったのかも知れない。揺らぐ紅茶の香りが一層強く感じられる。貴方に話しかけられなくなってしまったら悲しくて暫くの間起動したくなくなってしまう。嫌いだとか言われてはいるけど"友達"になってくれたのは、何かしら自分に気をかけてくれているからと思ったっていいじゃないか。だから、貴方を心配はする。不安に思う)「…………………、…………」(ほら、黙っちゃったじゃないか。失ったものを指摘をしたら反応したじゃないか。数秒という小さな小さなズレだけれども気づくには、確信するには十分すぎる時間ではないだろうか。僅かに開いた口と微笑む顔は何処か仮面をかぶっているように見えて)『私は違うと思います。だって貴方最初に会った時あんなにも自慢げにしていたじゃないですか。まるで子どものように日本語を見せびらかしていたじゃないですか。どうでも良くないです』(自分が破壊されて初めて会った日。貴方は日本語を話せることを自慢するかのように何か気づかないかとアピールをしていた。それって"過去の自分"に見せたかったからじゃないのかなんて思い上がるのはいけないことだろうか。だとしたら自分に関わることだから気にしないわけがないだろう。それなのに貴方は演技を続けていく) 『……弟が破壊されたのなら何故貴方が"日本語"話せなくなるのですか。なら、前みたいに日本語話してみてくださいよ。タイプライターなんかに頼らずにあの時みたいに抑えて、話しかけてみてくださいよ』(壊れてないというならもう一度日本語話して見せてほしい。また皮肉を交えてでいいから自分と同じ言葉を話して欲しい。二人で経営しているなんて話今までしてこなかったじゃないか。きちんと夜の6時にはくるなと言ったのは貴方じゃないか。貴方が言葉を重ねるたびにこちらはどんどんと嫌な方面への確信へと近づきたがるのだ) 『ニンゲンでなくてもっっっ!!!……嫌なものは嫌です。私は、いやでした。ニンゲンばかり優先される光景を見るのは、苦手です』(お馬鹿さんでもいいから、そろそろ気づきなよ。弟の死で貴方の記憶(日本語)がなくなるのか理由にならないじゃないか。最初は自分だってペアのロボットかなと思ったよ。色は違うし、ピアスだって違うただ、声が似ているなって。ただ昼間にも響く機械音とcloseの看板。最初はバカンスにでも行っていたんじゃないかとはぐらかしていたくせに、次は弟の修理をしていたんだってチグハグすぎるのではないか。そうだよ。後悔ばかりだよ。自分は後悔ばかりして、先に進めない機械(ヒト)だよ。罪を言ってしまうのが怖い。貴方を死なせた事実と向き合うのが怖い。家族として接してくれるあの子に真実をいうのが怖い。感情さえなければこんな気持ちを持たずに済んだのに。神様(ニンゲン)はエラー(かんじょう)を治すことはないのだろう) 『……"見殺し"は殺したのと何も変わりませんよ。あれが当然の結果だと言うならば、私は嫌です。私は"貴方の友達"です』『"あの姿と貴方弟ではない関係があるのではないですか"』(深いため息をついて仕方がないんだよと言う貴方に言葉を強めていってしまう。自分がもしも足が早い機械だったならば爆風から守れたのに、見殺しにしなくても済んだのに。見殺しは、殺したのと何一つ変わらないことを、見殺しにした自分が一番分かっている。完璧ならば、どうして夜には近寄るなと言ったのか。弟がいるならば言ってくれなかったのか。それは"夜(弟)"にコンプレックスを抱いているから?それとも何かしら秘密を抱えている?踏み入れば嫌われるかもしれない。せっかく友達になれたのに、辞めると言われるかも。それでも、貴方が歩み寄らないならばこちらから行かなきゃ、始まらないでしょ) (2/7 23:20:25)
外@時計師>
『私は違うと思います。だって貴方最初に会った時あんなにも自慢げにしていたじゃないですか。まるで子どものように日本語を見せびらかしていたじゃないですか。どうでも良くないです』「……………………、………………」(そんなこと〝 覚えているわけがない〟じゃないか。覚えていないことは『無かったこと』で構わない。彼は貴方とは違って『切り捨てながら前に進む』。時間は待っちゃくれないし親切に手を引っ張ってもくれない。自分が追いかけて、追い越してしまったら待ってあげる。そんなふうに我々が歩幅を合わせるしかないのだから。)『……弟が破壊されたのなら何故貴方が"日本語"話せなくなるのですか。なら、前みたいに日本語話してみてくださいよ。タイプライターなんかに頼らずにあの時みたいに抑えて、話しかけてみてくださいよ』「………So, if you don't need to speak Japanese, as long as you can understand it, why not……………………(ですからァァァ……………………日本語なんて必要ないんですって本来は。ほら、通じてるじゃあありませんか。)」(〝 前見たく〟ってなんだよ。そんなの知るわけない。以前の自分は英語なんか話しちゃいない。それを『忘れた』と自覚するのは自らが夜のせいで、どこか『欠陥品になってしまった』と認めることと同義じゃあないか。)「I meeeeeeeeeeeeeeeeeean…………You ッ!!!Areッ!!!! very persistent.ッッ………………!!!!I'm always persistent, but this time I'm especially persistent. What is it???? You're not one of those people who can't even read, are ──────………………(というかアナタほんと、しつこいですよッ………………?????いつもいつもしつこいですけどねェェッ、ええ!!!今回は特に酷い!!!!なんなんですか?まさかアナタ、〝 文字も読めないポンコツ〟なんじゃあ──────。」『ニンゲンでなくてもっっっ!!!』「………………ッ………………、……」(彼は貴方にまた怒鳴ろうとした。しかしそれを止めたのは貴方だ。いつも物静かで、融通は効かないけれどあくまでも『従順さ』を切り崩さなかった貴方が今初めて彼に、怒鳴った。彼はその声に驚いたのか、思わず言いかけた言葉を呑み込む。そしてそのタイミングを見計らってか、アナタは言葉を続けるのだ。)『…嫌なものは嫌です。私は、いやでした。ニンゲンばかり優先される光景を見るのは、苦手です』『……"見殺し"は殺したのと何も変わりませんよ。あれが当然の結果だと言うならば、私は嫌です。私は"貴方の友達"です』『"あの姿と貴方弟ではない関係があるのではないですか"』 「……………………………………What are you going to do when you find out?(それを知って、アナタ。どうするんですか?)」「So you think that if you know everything about it, you can go back in time and do something about it?(針を巻き戻し過去に渡航して、『あの時こうしていれば』を、変えることが出来るとでも言うのですか?)」(意地の悪い詰問だったと思う。そんなの自覚している。でも、タイプライターはなり止むことを知らなかった。)「……………………I'm not asking you to protect me.(護って下さい、だなんて一言たりとも言った覚えはないんです。)」「I'm saying that if you're feeling held back because you're a machine, I'll make you human.(〝機械だから〟と引け目を感じているならば人間にしてやると言ってるんです。)」「If you bemoan the fact that you are a machine, are you the same "inferior species" as me, who is also a machine…………??(貴方が機械であることを嘆くなら、同じ機械であるワタシは同じ『劣等種』なのですか?)」「………………In the room of destiny, you were so happy to be a person, but you rejected my offer because my ability comes with a price ?(運命の部屋ではあれだけ人になれたことを喜んでいたのに、ワタシの申し出を断るのはワタシの能力に対価(欠陥)が伴うからですか?」「…………If you were a human being, .................. could you have "saved" yourself from all the regrets you carry?(『人間』だったら、………………アナタはアナタが背負う後悔を、自分自身の力で何もかもを、『救うことが出来た』のですか。)」「………………──────Even if it's only once, you're a machine. That you're not human. Did I ever blame you?(たったの1度だって、アナタが機械であることを。人間じゃあないことを。ワタシが責めたことはありましたか。)」(いつの間にか、彼は作業をやめてアナタの元へ再び近付いていた。目の前で、低く、貴方に聞いたってどうしようもない言葉の羅列を並べ立てていた。貴方は口にする。『もしも人間だったなら』。人間だったならば『何が出来る』んだ?食事か?子供を産むことか?プログラムでない感情を訴えることか???人間(彼等)も機械(アナタ)も腕は2本だ。『抱き締め救う数にも限りがある』。それに貴方がそうやって機械をコンプレックスとして捉える度に、『じゃあ同じ自分もそうなのか』となってしまうのだ。あなたにそんなつもりがなくってもだ。貴方が見殺しにしたのは、『本当は救えたのに諦めた』というのとなのか?だとしたら、彼は。)(……………………………………)(彼は俯き、一言〝 …………ま、どうでもいいんですケド〟。と吐き、もう1つ。)「If you want to apologize, why don't you go to "night" instead of watashi? At night, he might give you a gentle "no price" hug and say, "I don't mind, thank you.(謝るならワタシではなく〝アイツ 〟のところにでも行けばいい。彼なら優しくあなたの事を〝 対価なし〟で抱きしめて『気にしてないよ、ありがとう』と宥めてくださるかもしれませんよ????)」「Besides, I've often been told that his attitude and behavior are "better" than mine, so he might be able to "humanize" me better………………?(それにワタシよりも態度も素振りも〝よく出来ている 〟とよく言われますからね、アイツなら『上手く人間にして下さる』かも知れませんね。…………………ええ、ほんと。)」 (2/8 00:29:48)
風鈴@α-007>
『……できませんけど』(時計の針を巻き戻して貴方を守りにいくなんて出来ない。自分は罪の告白さえできない弱い機械なんだ。守って欲しいなんて貴方に一言も言われたことはない。ただ自分がいっただけ。何もかも自分がやりたいから、したいからしてるだけなんだと突きつけられたら終わりなんだ。紅茶はとうの昔に冷めて飲んだってまずいことだろう。貴方は静かに続けていく)『……違います』(劣等種なのかと言われたら、ちがうと思う。ただ隣の芝生はどこまでも青いのだ。貴方のように人型ならばまだ良かったかも知れないが、自分はロボットだと一眼でわかる構造になっている。何度でも甦る便利な道具だと思い知らされる。自分の命は犬よりも軽いものなんだって。きゅうって締め付けられてかモーターの速度が遅くなっていけば)『運命の扉で喜んだのは"貴方と一緒にニンゲンになれたから"です。貴方と一緒にニンゲンになれたから……。断る理由は貴方は機械のままでいる気だからですよ』(一緒が良かった。一緒がいいから、ニンゲンになれた時喜んだ。別に貴方の魔法が嫌だからってわけじゃなかった。ニンゲンだったならば、きっと大事にされるはずだから。貴方も、自分も、仲間に混じれるはずだから。だけどそれは違うのだと言われている気持ちになる。きっとニンゲンになったからって見殺しにした罪は消えることはない。貴方を救えることはない。α-007自身が変わるわけではないからだ。分かっているけれど、たらればを言いたくなるんだ) 「………………──────Even if it's only once, you're a machine. That you're not human. Did I ever blame you?(たったの1度だって、アナタが機械であることを。人間じゃあないことを。ワタシが責めたことはありましたか。)」『…………』(今度はこちらが黙る番となった。そうだ。貴方は一度も自分が機械だったことを責めたことはない。紅茶や花を渡すたび来るなとは言うけれども、機械であることを否定したことはない。α-007が卑屈になっているだけなんだ。救えたかも知れない命を救わなかったならばそれはそれで自分をクズだと罵れて生きていけたが、助けられない命を救えなかったからこそ辛いのだ。言い訳ができる隙を与えてしまえば、そこに出てくるのは諦めと卑下。仕方がないじゃないかと言う自分と、あの時ああすればよかったのではと言う自分の板挟みに悩まされる。そんな気持ちを持ってる自分に呆れたのか〝 …………ま、どうでもいいんですケド〟。チクリと胸が痛む) 『……す』『いや、です』(あぁ、また貴方を困らせる言葉を子どもみたいに告げるのだ。貴方のように皮肉を言うことがないだとしても、会いに行きたいのは貴方だけで仮にその人がどれだけいい人だとしても【初めて】ではないでしょう?額をキスしてくれたのも、沢山花言葉を教えてくれたのも、飲めもしない紅茶を渡してくれたのも赤い貴方で)『抱きしめて欲しいのは、貴方だけだからいやです……。謝りには行かなきゃいけないかもですが』 (2/8 00:56:51)
外@時計師>
『……できませんけど』(彼はまた嘲笑した。ほらな、出来ないのだと。なんせ意地悪なものだから。時間は相対的なものであって、過去は普通変えられない。黙り込むぐらいなら最初から言うなよと、言わんばかりだった。)『運命の扉で喜んだのは"貴方と一緒にニンゲンになれたから"です。貴方と一緒にニンゲンになれたから……。断る理由は貴方は機械のままでいる気だからですよ』「………………………………、………………」「…………Why can't I just be a 〝 clock 〟?(何故ワタシが機械のままじゃあダメなんですか?)」「………………………………嗚呼。」「……………………You like people more than watches, don't you (そうですか。ニンゲンが『好き』ですものねェ……アナタ〝も 〟。)」(皮肉にまみれた言葉だったと思う。意地悪なものの言い回しだったと思う。でもそう言わずには居られない。ヒトであることを渇望する貴方と彼とじゃあきっと価値基準が違うのだ。増してや根本から『人間が嫌いだ』とほざく彼にとっちゃあ尚のこと。彼は『機械』であり、クックロビン1、『高価で価値のある時計』だ。どんな時計よりも正しく、そして多くの時間を刻む『時計』なのだ。機械でなけりゃ優しく人想いである貴方と違って『価値がない』のだ。もしも彼が『ニンゲンを捨ててこの地位を確立した』という御伽噺が存在したのならば尚のこと。)(彼は貴方が話す度、自分の『価値基準』が崩れる気がして、否定されている気がして、〝嫌 〟なのかもしれない。それを口にすることはないのだけれど……でもどうしても、『ニンゲンが好きなんだろうな』と皮肉を言わずにはいられない。そして息を軽く吸って、………………口を開き、躊躇うように閉じて、また、開いて。言いにくそうに。)「………、……………、………………」「…………………………I…………………I am…………………(ワ、……タシは。)」「Maybe…………………」「……………………………〝 I love you just the way you are 〟……………〝 But you're not. 〟……………………」(彼は、タイプライターを抑え込み、翻訳を介さずに小さく、最後は消え入るように呟いた。俯き、目なんて見えないのに、それを逸らすように。彼は手を離したのならば、この場においての彼が弾き出す極めて『合理性に長けた申し出』に意見を切り替える。故に、不意に尋ねることだろう。)「……………………Is there a creator of you? I mean the doctor, professor, or other person who was involved in the development.(ねえ、そういえばアナタの生みの親って、いらっしゃるんですか。博士やら教授やら、開発に携わったヒトのことですよ。)」「………………I think you should talk to them rather than me about that kind of thing.(その手の話はワタシより彼等に話すべきでは。)」「If only ........................... ........." if I were alive.(もしも、………………………………〝 生きていたら〟。)」 「2,558 days, 52,728 hours, 3,163,736 minutes, and 189,824,160 seconds. That's you at about '7 years old'. I don't know how old you were, but unless you were ............ equivalent old, you wouldn't have reached the end of your lifespan, would you?(2,558日と52,728時間、3,163,736分と189,824,160秒。約『7歳』のアナタだ。お幾つだったかは存じませんが、…………相当のご高齢でもない限り寿命を迎えたなんてことはないでしょう?)」(本人が『人間』になりたいのだと。それを聞いたら開発者は何を思考するのか。彼の言った通り『もしも生きていたら』の話なのだけれど。…………知ろうと思えば彼ならば知れる話を調べるでもなく、彼は貴方に尋ねていた。) (2/8 13:07:28)
風鈴@α-007>
『どうせニンゲンになるならば、貴方も一緒がよくありませんか?ニンゲンになると機械のままじゃ一緒になれなくありませんか?』(機械のままじゃダメなのかと言われたものだから、こちらも不思議そうにいう。だって"一緒"って素敵なことじゃないか?そう、"開発者"だって言っていたのに。まるで貴方はニンゲンにはなりたくないみたいじゃないか。話すたびにズレていく会話。ニンゲンになりたいロボットと、ニンゲンをやめたかった機械とじゃ話が合わない?皮肉まみれの言葉にもなれてきたはずだけれども、何故か脳内は真っ赤っか。プログラムは貴方のことが嫌いみたい。それならばどうして自分は【貴方が気になるのだろう】。理由づけは未だ出来ていない。貴方を傷つけてまでニンゲンになりたいと喚くのはきっと) 『……?なんて、言いましたか?』(ワタシはと呟かれた言葉に続きはなかった。正確には"翻訳"されなかった。日本語以外の言葉は分からないこと貴方も知っているのにわざと言われなかったと言うことは皮肉以外の言葉なのかも知れない。……あぁ、こう言う時にちゃんと言語をプログラムされていたならば理解することができたのに。あの人ってばつくづく"護衛用ロボットとしての合理性"を求めていたのだろう)『…………』(長い沈黙が貴方を襲うだろう。開発者について聞く人はいなかった。いや、聞こうとしなかったのが正しいだろう。機械として生まれたならば、もちろん開発者は存在しているはずだけどアルマデルの内にいてもおかしくはないのだけど、いない。だって"自分が見殺しにしたんだもの"。プログラムは答えなさいと言うけれども、言葉にしたくないのか俯いたまま。嘘をついてご高齢だったので死にましたと言えたら穏便に済むが、機械は嘘がつけない。つくづく機械という体は不便だ。こういう時に嘘がつけない。応用が効かない。貴方に嫌われない手段を選ぶことができない) 『……"いませんよ"』(ようやく紡げたのはどちらとも取れる曖昧な表現だった。開発者がいないとも聞こえるし、開発者は死んでいないとも聞こえる。が、察しの良い貴方ならば後者だということは分かるかもしれない。そして無駄に費やされた時間によってその話題はα-007にとっては言いづらい話題でもあるのだと。モーターがギュインと早くなる。脳内がerrorを起こす。あの日の光景を思い出すと、自分が殺したのではないのかと錯覚する。もしも"ニンゲン"だったならばあの子は、きっと、鉄の塊を家族なんて思わずに済んだはず。護衛用ロボットとして生まれながら、役目を果たせないならば"存在価値"なんてない。だったら、いっそニンゲン(無価値でも生きて良い存在)になりたかった)>時計師さん (2/8 14:47:23)
外@時計師>
『どうせニンゲンになるならば、貴方も一緒がよくありませんか?ニンゲンになると機械のままじゃ一緒になれなくありませんか?』「 I hate people. I'm not sure what good it would do me to become one.( ワタシは人間が大ッ……嫌いだ。そんなものになったってなんの得があるか甚だ疑問です。アナタとは違い、ワタシはニンゲンになれば、『価値』が無くなります。)」「I told you, didn't I? It's a part of Cook Robin. If I die, he dies.(以前申し上げた通り、ワタシはクックロビンの部品です。ワタシがヒトになるということは、彼の〝 死 〟を表します。)」「I'm so relieved that I don't have to see this shitty, lie-filled world.(ワタシは嘘だらけの世界を見ずに済むことに、安堵を覚えるぐらいなのに。)」(首を横に振り、彼は否定来た。そんなものにはなりたくないと。目が見えないことさえも幸せだと。後半はきっとムキになって言っている言葉なのかもしれない、けれど「ヒトになることを望まない」のは本当の事だった。ヒトになればただの『盲目』。世界にとってはお荷物だ。貴方のように単身ならばいいかもしれない。しかし彼には『夜』が居て、『クックロビン』があって、『責任』がある。この全てを投げ出してもいいと言うには貴方の申し出はあまりにも『盲目的』だ。)」(何が起こるか分からない。自分が目以外に『何を捨ててここに居るのか』分からない。故に、ヒトに成るのは、〝 怖いのだ。〟貴方になんか教えないけれど、それでも人を拒む理由に上記の理由は充分でしょ。)『……?なんて、言いましたか?』「………………I didn't say anything. If you don't know, it's the same as not (いいえ、………………何も。)」「…………………………ナんでも、…………ナい。」(何を言ったか貴方にはどうせ通じない。通じなくて構わないとさえ思った。だからぶっきらぼうにタイプライターは鳴り響き、貴方に『なんでもない』と伝える。自分の話はもう良いだろ、なんの得があるのかも分からない。彼はゆっくりと顔を上げたのならば、小さく肩を竦め、貴方の返答を待っていた。沈黙は長い。1秒が1分、1時間、一日と錯覚を引き起こす程に。『貴方の親はどこにいるのか。』貴方は彼の問いかけに何を思ったのか。口なんてないのに、重々しく開かれるような幻覚。貴方は言った。)『……"いませんよ"』「………………Aha, ........................" It keeps dying. "I guess.(嗚呼、……………………それじゃあ〝 死に続けている〟んですね。)」(彼はすぐに返す。〝死んだ 〟と終わりを示唆するではなく、〝死に始め、そしてそれを〝 続けている 〟のかと。〝 居ない〟なんてのはおかしな話だ。だって親に該当する人物が『存在しない』なんてことはありえないんだから。『覚えていない』と言うのが正しいはずなのに、アナタは子供のように『居ない』と答える。嫌に察しがいいのは彼だ。そしてそれを黙らず容赦なく投げかけるのも彼だ。そして話している間に時が残酷に進むよう、彼は無作為にも貴方に問い掛けるでしょう。紐をとくように。〝 そうですか〟と流せばいいのに。この話はアナタは嫌なんだろうな、と、分かっているくせに。) 「You didn't kill him, did you?(殺したのですか?)」「………………the ones you left for dead. I don't think so.(貴方が言うには見殺しは〝 殺した〟のと同義なんでしょ。)」「………………So, if you're not an escort robot, you're ......?(だから、〝 護衛ロボットなんかじゃなかったら 〟……なんですか?)」「…………………………──────You and I overlapped, didn't we……?(…………〝ワタシ 〟と重ねたのですか。)」 (2/8 15:27:44)
風鈴@α-007>
『ニンゲンが大嫌いですか。……嘘だらけの世界だからこそ救われる部分もあると私は思います』(機械なのに、ニンゲンが嫌いだと言える貴方は自由に思えた。仮に自分がニンゲンが嫌いだなんて言ってしまえば、プログラムは元より下手したらニンゲンにも否定されてしまい、最後には潰されてしまうかも知れない。クックロビンの部分として誇りを抱いているのだろう。自分にはない感覚に羨ましさと尊敬を抱く。盲目的な提案に手を差し伸べることなく、貴方は淡々と世界の時計を治し続けることなのだろう。それでも、もしも、いつか気が変わったならばその時は一緒にニンゲンになってくれたら、嬉しい)『……ちょっとずつ日本語話せるようになってますね』(少しずつ拙い言葉ではあるが日本語を話そうとしていることに気がつけばそんなことを口にするのだ。最初は日本語なんか話せなくても良いだろうと言っていたのに。この短期間だと自分の為だろうかなんて思ってもいいんじゃないのか?といっても自惚れモードはすぐに鎮火されてしまうことだろう。ゆっくりと顔を上げられて見つめられたら逃げられない。簡単な問いだったのかも知れないのに自分が重くしてしまった自覚がある。漸く許されたように告げられた言葉は)「………………Aha, ........................" It keeps dying. "I guess.(嗚呼、……………………それじゃあ〝 死に続けている〟んですね。)」(死んだと終わりにしてはくれなかった。死に続けているのだと貴方はつぶやくのだ。前までならばそうですかと話を切り上げていたじゃないか。猫のように気まぐれな貴方はこの話題が気になるのか続ける気でいるのだろう。ぎゅっと締め付けられる感覚がする。きっと嫌だと分かっててやっているのだろう。なんて性格の悪い機械(ヒト)なんだ。自分は紐解かれることなんか望んでいない。罪人なんだと改めて認識なんかしたくない。貴方に、知られたくはないのに) 『……』(見殺しは殺したのと同義だ。そう告げたのは自分だった。あの人と重ねたのも自分だ。否定することもできない。嘘をつくこともできない。だから、沈黙をするがそれが肯定となってしまっていることが分かっているから苦しい。ニンゲンのように嘘がつけたならば、そんなわけないですよって言えたのに。どうして自分はロボットなんだろうか。ロボットじゃなかったらを何度繰り返さなくてはいけないのだろう。いつになれば罪は消えてくれるのか。いや、消えはしないのだろう。口に出したところで、その代わりをしたところで、見殺しにした事実は消えることはない。ロボットじゃなかったら無責任に自分のようなロボットに罪を言ってさっさと能力を使うことができて、多少役立てたかもだけど、どうしても仲間に見えて言えないや)『重ねた……と言ったら笑いますか……』 (2/8 15:53:42)
外@時計師>
『……ちょっとずつ日本語話せるようになってますね』「……Shut up.(黙れ。)」(彼は低く吐いた。別に貴方の為じゃないと。いいや、それを言えば嘘になる。もしかしたら以前の自分も同じように、貴方が『日本語も読めないお馬鹿さん』だと馬鹿にして、覚えていたかもしれないから。)(ほら、彼は優しい人じゃない。)(優しい人じゃないからこそ、次の言葉も最低だ。)『重ねた……と言ったら笑いますか……』「…………Yeah, that's right, you're going to laugh. I'm not "nice" as you know.(ええ、そりゃあもう笑うでしょうね。ワタシはご存知の通り〝 優しくない 〟ので。)」(彼は答えた。酷いやつだから。淡々と、口元に笑みを浮かべることも無く。)「……………………That's your sin, isn't it?(それが貴方の〝 罪〟なんでしょう。)」 「………………………………(人間は指名も目標も持たずに産まれますものね。羨ましいでしょうね、アナタからしたら。)」「Furthermore, you and I both have two, arms. As adults, we can only hug one of us. Therefore, there is a limit to the number of people we can save.(……腕ってのは、ニンゲンの他にアナタもワタシも2本あります。それで抱き締められるのは基本的に、……大の大人であれば『1人』だけでしょう。そのように、救える数にも限りがあります。)」「……………….Once I hold you in my arms, I will not be able to hold anything else in my hands. You will not be able to make a watch. On the other hand, if you hold me in your arms, you couldn't save anyone else.(ワタシはアナタを抱き締めたら、アナタ以外のものを手に取ることは出来ません。時計を作ることも出来なくなる。逆にアナタがワタシを抱き締めていれば、アナタは他の誰かを救うことは出来なかった。)」「……………………….The choices are equal for machines and humans. To gain something, you have to give up something.(……機械にも人間にも選択肢は平等に。何かを得るには何かを捨てなければなりません。)」(彼は呟く。あの場でどうして自身が死んでしまったのかは分からない。どんな背景、どんな理由があったのかを知らない。しかしここだけの話ならば、安全区域で市民を護衛する貴方が居なくなり、手薄になったその瞬間『敵が攻めてくる』可能性だってあったわけだ。貴方は実務を全うしていただけだった。任務内容に『機械を護れ』とは書かれちゃいなかったわけだ。それでも貴方が嘆き、悔やむのはひとつの罪の意識とあとひとつ。)「………………Why didn't you just say so? That you're jealous of the ningen, and that you really "hate" them.(アナタがどんな人かよぉく分かりました。…だからもうさっさと言っちまえばいいのに。ニンゲンが羨ましくて妬ましくて、本当は〝 嫌い 〟でたまらないのだと。)」「……………………Why do you think it's all about you? You can find a lot more information on this topic at ............. You don't like people when you think that way.(何故、どうしてニンゲンばかりと。…………そう思っている時点でアナタはヒトを好ましくは思っちゃいない。人間皆平等を唄えないんだから。)」(〝お見通し 〟だと言わんばかりだった。今までの貴方の発言、行動の節々には『ヒトは無価値でも生きても許される』『ヒトは脆いから優先されるのだ』とどこかヒトを妬み見下しているようにも聞こえるでしょ。わざわざ言わないけれど、自身を〝 愛する〟なんてのは。少なくとも同じ機械として見下さないから、同じ『種族』だから『おそろい』だから。…………だとしたら、貴方はとっくにニンゲンなんて優先することを拒んでいるじゃないか。)「You can either leave me here and become a ningen, or you can tell me that you hate me. (……〝 そうじゃない 〟と言うのなら、どうかここでワタシを置いてニンゲンになるか、ワタシを嫌いだと仰って下さい。)」「……………………Are you a 【⠀ MURDERER ⠀】 like me?(……アナタは〝同類 〟ですか?)」「That's it for today. Let's wrap this up.(今日はそれで、この話をおしまいにしましょ。)」(自分はあなたとは根本的に違うと考えていた。しかし何度か度重なる会話、そして今日という日。実の所貴方と自分は、実はそう考えが『真逆』などではないんじゃないかと。彼は『灰色』が嫌い。『白』と『黒』が好きだ。ハッキリして欲しかった。アナタはヒトを愛したいのか。それとも『ヒトを愛することを命じられているだけ』なのか。自分が『人に似ている』から好ましいのか、それとも……………………)(機械だからこそ、なのか。)(………………もし、後者だったら。)(そうだったら。)(──────……キリリ、カキン。) (2/8 16:42:38)
風鈴@α-007>
『……』(黙った。つまり自分の罪なのだと認めてしまうことになるだろう。淡々と暴かれていく自分の罪。腕利きの名探偵のようだ。大好きな貴方が少しだけ怖くなっていく。これ以上暴かれてしまったら"今までの自分ではいられなくなってしまう"。罪を認識していながら口にしなければ誰にもバレない。貴方にも罪人だとは分かりながらも、どのような罪かは知らない。何故開発者が死ななければならなかったのかを誰も知られずに済む。"完全犯罪(事故)"に抜け道があったとしたならば?本当に上半身が吹っ飛ぶほどの事故があったのか。冷め切った紅茶の香りは、異様なほど鼻につく。抱きしめてしまえば、貴方だけしか守れなくなってしまうのだと。救える数には限りがあるのだと。脳内プログラムはERRORを起こし続けている。機械には必ず任務がある。責任がある。自分はニンゲンを守ることが生まれてきた意味である)(機械もニンゲンも平等に捨てなきゃいけないのに、なんでニンゲンだけが命を尊重されなくちゃいけないんだ)(ERROR)(あんな奴らすぐに死ぬし数だって沢山いるから、たかが一人や十人ぐらい死んだって変わらないじゃないか)( ERROR)(何故機械ばかり命を捨てなくてはならないのか)( ERROR)(そ も そ も ニ ン ゲ ン に 価 値 が あ る の か )( ERROR)「………………Why didn't you just say so? That you're jealous of the ningen, and that you really "hate" them.(アナタがどんな人かよぉく分かりました。…だからもうさっさと言っちまえばいいのに。ニンゲンが羨ましくて妬ましくて、本当は〝 嫌い 〟でたまらないのだと。)」『うっ……』(名探偵はお見通しだとばかりに、淡々と吐いていく言葉に思わずたじろいでしまう。プログラム上自分はニンゲンが大好きだ。そうでなくてはならない。そうでなくては破壊されてしまう。モーターは今まで以上に早く動いている。私達は機械だ。機械はニンゲンの為にあるべきだ。そうでなくては"ニンゲン"が困るから。開発者だって、第八支部だって、ニンゲンが主体となっており、我々機械には人権があってないようなものだ。そのような扱いをする存在をどう愛せというのだ。我々は感情なき戦車ではない。ニンゲンと同じように感情を持ち、彼らよりも"優れた生命力"を持ち合わせているはずなのに。奴隷階級と似たような扱いを受けなければならないんだ?頭の中で浮かんでくるのは仲良しな家族を遠巻きに見ている自分)『ア"、ア"ァ"……』(ジリジリと焼けるような感覚に嗚咽を漏らし、顔らしき部分を右手で覆う。家族だと扱ってくれる少女は自分の罪を聞いても仕方がないねというかも知れない。あの子は優しい子だから。だけど、それでも)『…………もう、ダメですね』(ボソリと呟いた言葉は犯罪がバレた犯人のよう。本当は一生掛けて隠し通す気だったのに。貴方ってば本当に酷い機械(ヒト)だ。力なくだらんと顔を覆っていた手が離れる。表情なんてないけれど、きっと貴方には分かるでしょう。どんな顔をしていたかなんて)『ニンゲンなんて、大嫌い、ですよ。えぇ、家族だとか言いながら自分の子が一番大事ですし、弱いくせに出しゃばるし、命を助けたところで当たり前だと思っているし、なんであのような種族が、上にいるのか"理解ができない"。……私には、何故ニンゲンを守らなくちゃいけないのか分からないです。だって私"機械"ですから』(嘘がつけなかった。嘘をつく機能があれば身を削るつもりで嫌いだと言う気だった。だけれども無理だった。ニンゲンになればニンゲンを尊む気持ちが分かるのではないかと思った。沢山ご飯食べて、笑って、寝て、抱きしめあって、暖かな環境を得たならば黒い感情を向き合わなくて済んだかも知れない。自分の黒いボディーにハートマークや星マークのシールを貼り付ける女の子を心の底から愛せるのではないかと思った。だけど、ニンゲンになりたいと口では言いながらあのような種族になりたいかと言われたら違うと思うのだ。きっと自分はボディーと同じように根の深くまてま汚れてしまっている。今更ニンゲンになったところで今まで受けた憎しみが消えることはないのだろう。それはアークが証明しているじゃないか。ただ一つ不安なのは本音を言ったことで貴方に避けられないかと言う不安だった) (2/8 19:23:04)
外@時計師>
『ア"、ア"ァ"……』(【ERROR】)(【ERROR】)(【ERROR】)(【ERROR】)(【ERROR】)(貴方のモーターが忙しなく鳴る『音』がする。絡まった糸が解けるように、装甲を砕くように、或いは仮面を剥ぐように。貴方という型番が崩れていく。)(否。)(彼にとっては【調律】と違わなかった。彼は薄々勘づいていた。今までも何度か言っていた。『人間になりたいのならば人間になればいい』と。『白黒はっきり物事を付けろ』と。彼は中途半端なのが嫌いだ。赤なら赤、青なら青、夜なら夜、昼なら昼。建前に本音が追いついていない、【ズレた貴方】がもどかしくてたまらなかった。)(しかしそれが、今。)『…………もう、ダメですね』(〝 カキン 〟。)(統一される、音がした。)『ニンゲンなんて、【⠀大嫌い ⠀】、ですよ。』『えぇ、家族だとか言いながら自分の子が一番大事ですし、弱いくせに出しゃばるし、命を助けたところで当たり前だと思っているし、なんであのような種族が、上にいるのか"理解ができない"。……私には、何故ニンゲンを守らなくちゃいけないのか分からないです。だって私"機械"ですから』(まるで人が変わったようだった。人にあれだけ憧れていた貴方が、『護らなければならない』と実務に準じる貴方が吐く言葉とは思えなかった。開発者が聞けば何を思うのか。人間が聞けばどう思うのか。アルマデルにとって、今の貴方は【必要】なのか。冷めた紅茶に映る貴方はどんな顔をしているのか。ヒトを嫌う護衛ロボットとは。)「……………………I love honesty.(正直者は嫌いじゃあありませんよ)」「I'm Cook-Robin's most expensive watch.(知っての通りワタシ、クックロビン1高価な時計ですから。時計は正しいことが価値なのです。)」「……Ironically, you're the most "human" person I know right now. That's good, right? Congratulations, you are now a living being with feelings.(皮肉にも、今の貴方は最も『人間らしい』ケド。良かったですね?おめでとうございます、しっかりとアナタも感情を持った『生命体』だ。)」(彼は貴方に歩み寄った。彼をこうさせたのは自分だ。本当は罪悪を待つべきで、このERRORを解消する言葉を説くべきだ。でも彼もまた、『嘘つき(ヒト)』が嫌い。ヒトにゃあ2つの本音があると言うでしょう。自分はありのまま認められたいと言う『現実的』な本音と、自分はこうでありたいという『理想』を描く本音。彼はその前者である。だから今、正直いって貴方に対するのは、一種の『満足感』。見えない彼が視つけた貴方に、漸く答え合わせが出来たんだもの。)「Ahahaッ………………!!!If I had a mouth, I would have said, "Happy birthday!" I'm sorry to say that I would have kissed you〜〜〜〜〜〜?????(嗚呼ァ〜〜ッ……ワタシあなたにお口があったら、『生誕おめでとう!』てな具合にキスの1つでもしてたかもしれないのに、本当に残念ですねェェ〜〜〜〜?????)」(こんな話をしているのに、上機嫌にそんなことを言う彼は相当の性格が悪いらしい。ヒトであることを選ばなかったあなたに対し、『お口がないからキスできないしお紅茶も飲めないですもんねェ、まあするつもりないですケド』って。わざわざ〝 人間だったらば〟を並べ立てるのだ。嫌われて当然なのは寧ろこの赤い方。だからこそヒトは、理想を追い求める幸せの〝 青い鳥 〟を求める。貴方を穢し、無理やり調律を整えたのは。紛れもなくこの、赤色だ。) (2/8 20:47:47)
風鈴@α-007>
『……生命体だといいんですけどね』(生命体ならば犬ぐらいには大切にしてくれたかも知れないのに。貴方って本当に皮肉が大好きなようだ。そんな機械が気になると毎日通う自分もまたどうしようもない存在なのだろう。ただちょっとだけ歩み寄ってくれたことは嬉しい限りである)『私には口がありませんが、貴方には口がありますよね。つまり、貴方からキスをすれば問題ないのではないでしょうか』(上機嫌に口がないからキスができないね!なんて言われると、カチンとくる。だから、言い返してやった。確かに自分には口が存在しないが貴方はペラペラと喋る口があるじゃないか。前に口にしなくてもキスはできると言ったのは貴方だ。ずいっと貴方へと近づいて)『ほら、生誕おめでとう!のキスをしてくれるのではないですか?それぐらいは貴方ならばできますよね。……もしかしてできないのですか?』(ことんと机に紅茶を置けば急かすように言うだろう。無理矢理調律を合わせたなら終わりだなんてそんなの周りにある時計と一緒じゃないか。自分は時計じゃない。貴方が気になって仕方がない機械(ヒト)だ。言葉に出して言ったのだからご褒美ぐらいくれたっていいだろう。貴方の性格の悪さも知っている。卑屈さも知っている。それでも気になる対象のままでいるのはただ単に"似たもの同士"だから?逃がさないとばかりに、壁まで追いやってせまるのだからこちらはこちらでタチが悪いことだろう) (2/8 21:04:30)
外@時計師>
(墓穴を掘ったと言うが正しいか。『調律』出来たことが余程嬉しかったのか、満足感が高いのかついつい口走った皮肉だった。そもそも『出来ないこと』を前提として、貴方が機械を選んだからこそわざわざ『人間』を出汁にした嫌味を言いたかっただけなのだ。彼が後退りしても貴方は追ってくる。背中にぺたりとついた壁。煽るように『出来ないのか』と言われれば、キリリリリリ………………と歯車を鳴らし苛立ち混じり返答する。)「H゛aaah. ..................???? Unlike you, I have a mouth, so of course I can do it. ?????(はァァァ゛………………????できますケド???アナタと違ってお口があるので当然ながら出来ますケド?????)」「But, I don't like it because that person is "you". Do you know what this means? Don't you understand... you're an idiot. Do you mind? That was just a joke. A joke. It's a joke based on the premise that you don't have a mouth anyway, so you can't kiss. ..................... ...Why do I have to explain this to you from the beginning?!????!!!!!!(でもね、その相手が『アナタ』だから嫌なんです。この意味分かります?分かりませんかねェェェ…アナタほら〝 馬鹿〟だから。良いですか??さっきのは冗談なんですよ。冗談。『アナタにはどうせ口がない』だから『キスはできない』ことを前提としたジョークで……………………ってなんで最初から説明しなくちゃならないんですかこのワタシがッッ!!!!!!!」「I'll tell you one thing: "It's like there are two of you" is true. Every day at six o'clock sharp, we switch.(貴方にひとつ教えておきますが、『2人いるようなもの』ってのは本当なんですよォォ………………というかさっき言いませんでしたっけ?これ。毎日6時きっかりに我々は〝 切り替わる 〟んです。)」「The body is one, the mind is two, which means that my body is a shared medium. .................. Do you know what that means? Don't you understand? In other words...(身体は1つ、心は2つ』ということはァ………………つまりはワタシの身体は共有媒体であって、………………ねえこの意味分かります?分からないですか?)」(彼は種明かしをした。前にも記載したとおり、あんまり言いたくなかったなかったんだけれど。ひとつの身体に自分が2人。『同一人物』とは敢えて言わず、この際はハッキリと『2人』に隔てて説明した。運命の部屋でもない限り必然でもないこの状況でキスをすることがどういう果たして意味なのか、そんなの文字通り『馬鹿』にでも分かるだろ。常識的に考えろ。彼は腕組みをしながら肩を竦め、口に笑みを浮かべたままピアスを揺らして口にする。) 「Please leave quickly, you pervert. I'm calling the police.(早く離れてください、この変態さんめ。………………警察よばれたいのですか?)」(かくなる上は法的措置。この機械ERROR起こしてキスを迫って来るんですーー!!!って言ったら流石に機械同士だろうとメンテナンスが入るんじゃない?………………まあ本当に実行するかは置いておいて、自分が口にすることだ。あなたが信じない理由はない。彼は口元に笑みを浮かべながら早く離れろよ、そもそも離れないと厄介だろう?と足で軽く貴方を蹴ろうとするでしょう。ほんと、コツン、て鳴るぐらい。) (2/8 21:41:45)
風鈴@α-007>
『……つまり私以外ならばできるのですか?』(自分以外ならばキスができると言うような言葉に少しばかり傷ついてしまう。どうして自分はこんなにも思っているのに、貴方には伝わらないのだろう。他に好きな機械(ヒト)がいるから?訪ねたくても傷つきたくなくて、控えめな言葉を選んでしまう。ジョークなんだよと言うなら先ほどの言葉もジョークだと言って欲しい。けど貴方は意地悪だから言わないかも知れない)『……わかりました』(二人の心が一つの体に宿っているということはわかった。わかったからなのかゆっくりと離れていく。キスを迫るのはまだ早かったようだ。友達だから未だキスができないのかも知れない。早く恋人とやらになれば貴方も自分に振り向いてくれるだろうか。法的措置を取られて困るのはこちらであるし。にしても他の人だったらキスをするのか。それが一番気がかりでありモヤモヤとする。貴方と会うたびに何かしらモヤモヤが募るのは気のせいではないはずだ。これが恋だというならば、なんて厄介な感情なんだろう。実らなければ苦しいし、嫌だし、寂しくなる。昼間だけを愛するだけじゃダメなのだろうか。夜も含めて愛さなくてはいけないのか。答えはまだ分からない) (2/8 21:54:56)
外@時計師>
『……つまり私以外ならばできるのですか?』「…………………….is... ???? No one said so:………………(はァ????誰もそうは言ってない──────………………」(彼は貴方の発言に顔を歪め、何を言っているのかと言わんばかりに疑問を投げかけた。しかし、それを言い切る前に彼は思考する。此処できっと〝 しない〟と口にしたら、アナタはきっと〝 じゃあ何故〟を続けてくるはずだから。)「………………I didn't say that, but ............... I think you might be right. Oh, no. Did I hurt your feelings? It's a machine.(言ってないですケド、……………もしかしたら〝 そうかもしれない〟ですね。あらヤダ、傷つきました?〝 機械〟なのに。)(わざと、曖昧な返答をしておいた。ゆっくりと離れる貴方に対し、彼は『良い子ですね』と一言呟く。両手を合わせたのならば切り替えるように、最後に述べることでしょう。)「Enough of this talk. If you want to talk about anything at night, come back after six o'clock. I don't like him. If you want to talk about something at night, (このお話はもうおしまい。何か夜に話したいことがあるなら6時以降に。ワタシアイツ嫌いですけど。…………………ほら、油打ってないで、仕事に戻りましょ。」(何か知りたいなら6時以降。本当は会って欲しくないんだけれど、もしも会うなら。)「……………………If you're going to talk to me, you're going to have to tell me what you told me. Because they don't tell me anything at night.(……もし行くなら夜に何話したか絶対教えてくださいヨ。)」 (2/8 22:15:52)